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国宝に指定されているお城!「彦根城」の見どころとアクセス方法


彦根城は、日本で5城しかない天守が国宝に指定されているお城のひとつであり、城内馬屋が残されているお城としては日本唯一の、国内でも希少価値が高いお城です。今回は、滋賀県の名所のひとつである彦根城の見どころやアクセス方法についてご紹介します。

彦根城ってどんなお城?

彦根城とは、1604年(慶長9年)に徳川家康の命によって着工され、井伊氏によって約20年をかけて築城された城です。近世の城で天守が残っている「現存12天守」の1つに数えられており、さらに彦根城の天守は国宝に指定されています。天守が国宝となっているお城は日本で5城のみ(ほかに姫路城、松本城、犬山城、松江城)です。彦根城の天守や重要文化財に指定されている各櫓は全国的にみても保存状態が極めて良く、築城から400年以上が経った現在でも観光目的で多くの人が訪れています。

アクセス方法

電車&徒歩

彦根城の最寄り駅は「JR彦根駅」です。JR彦根駅から彦根城域までは、徒歩約10分で到着します。

車(レンタカー)

遠方から車で彦根城まで向かう場合は、名神高速道路「彦根インターチェンジ」の利用が便利です。彦根インターチェンジから彦根城域までは、国道306号線を彦根市内方面に向かって10分ほど走らせると到着します。

彦根城のおもな見どころ

天守(国宝)

彦根城の天守は、関ヶ原の戦いの前哨戦で耐え抜いたといわれている大津城から移築されたもので、1607年(慶長12年)ごろに完成しました。北西に連なる附櫓、多門櫓と合わせて、1952年(昭和27年)に国宝に指定されています。

天秤櫓(国重要文化財)

「天秤櫓」は、表門から坂を登っていったところにある「廊下橋」を中央として左右対称に建てられた建物です。まるで天秤のような形をしていることから「天秤櫓」と呼ばれるようになったといわれており、現在の日本の城郭でこの形式を残すものは彦根城だけです。

馬屋(国重要文化財)

「馬屋」は、元禄時代に建てられたといわれている、歴代藩主などの馬をつないでいた建物です。2015年に本格的な文化財保存修理を終えたばかりの「こけら葺き」の屋根が美しい建物で、城内に馬屋が残っている例は全国でも彦根城のみとなっています。

玄宮園(国指定名勝)

「玄宮園」は、1677年(延宝5年)に彦根城の北東に造園された大名庭園で、中央に掘られた池泉に大小4つの中島が築かれ、そこにさまざまな形式の9つの橋が架けられた大規模な池泉回遊式庭園となっています。秋になると紅葉のライトアップが楽しめる、滋賀県内でも人気の紅葉スポットです。

彦根城博物館

「彦根城博物館」は、1987年(昭和62年)に彦根市市制50周年を記念して彦根城表御殿跡地に建てられた歴史博物館です。彦根藩主を代々勤めてきた井伊家に伝えられていた美術工芸品や古文書、彦根および彦根藩に関する資料を収集・展示しており、その収集資料の合計は91,000件を超えています。博物館の建物は彦根藩政庁だった表御殿を復元したものとなっており、館内には御座の間や茶室などが木造で復元されています。

さいごに

今回は滋賀県彦根市の観光名所である彦根城の見どころについて紹介しました。彦根城とその周辺には、このほかにも数多くの見どころがあり、あわせて楽しむことができます。彦根市を観光される際にはぜひ彦根城にも立ち寄ってみてください。

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