関門海峡を結ぶ関門橋は、北九州のシンボルともいえる観光スポットです。関門橋とその周辺エリアには、数多くの魅力あるスポットがあります。今回は、美しい景観が楽しめる関門橋周辺の見どころをご紹介します。
関門橋ってどんなところ?
関門橋は本州から九州への玄関口として利用されている、山口県下関市と北九州市門司区を結ぶ全長1,068mの吊り橋です。1973年(昭和48年)に開通した際は、当時における東洋一の長さを誇りました。45年以上を経て現在に至るまで、北九州のシンボルとして代表的な観光スポットとなっています。特徴的なグリーングレーの橋は周囲の自然に溶け込む色合いをしており、景観スポットとしても人気です。
関門橋周辺には多くの観光スポットがあり、めかりの観潮遊歩道から見上げる眺めや、夜景観賞クルーズなど、さまざまな角度から関門橋の眺めを楽しむことができます。また、門司側からは門司港レトロ地区、下関側からは壇ノ浦や巌流島を臨むことができるなど、関門橋エリアだけでもさまざまな観光スポットが点在しています。
関門橋の景色が楽しめる景観スポットの数々
パーキングエリアからの景色
車で関門海峡に向かう場合、関門橋のすぐそばにある壇之浦パーキングエリア(下り線)とめかりパーキングエリア(上り線)に立ち寄るのがおすすめです。どちらのパーキングエリアも関門橋と関門海峡の景色を楽しめる位置にあり、ドライブコースとしても人気があります。関門橋からの景色を感じながら関門海峡を車で渡る際には、爽快なドライブが楽しめます。
パーキングエリアには、地元の特産品を取り扱う土産物屋や、名物グルメを楽しめるレストランもあります。間近に臨む関門橋と関門海峡を眺めながらの食事はまた格別です。
めかりエリアからの景色
関門海峡を望むめかりエリアには、関門橋を見渡せる景観スポットが数多くあります。中でも、めかり公園の第二展望台は、眼下に関門橋を見下ろし、その絶景は写真撮影にもぴったりです。関門橋の他にも、門司崎灯台や周防灘、響灘の景色が楽しめます。また、めかり公園を訪れる際には、1400枚もの有田焼の陶板を使った壁画も必見です。
また、海沿いのノーフォーク広場もおすすめの景観スポットの1つです。広場から続く観潮遊歩道は、関門橋の巨大な橋脚を見上げながらの散歩が楽しめます。関門海峡特有の速い潮の流れを感じながらの散歩は、爽やかな海風を楽しめる人気の観光コースとなっています。タイミングが良ければ、珍しい渦潮を見ることもできます。
夜景観賞定期クルーズからの景色
関門橋の景色を楽しめるのは、昼間だけではありません。夜の関門橋も、昼間とは趣の異なる美しい景色を見せてくれます。関門橋からの夜景を満喫するなら、夜景観賞定期クルーズがおすすめです。北九州の名物である工場夜景と関門橋の夜景を同時に見られる、贅沢なクルーズの旅が楽しめます。
夜景観賞定期クルーズは毎週土曜日に運航しており、乗船希望日の一週間前までに予約が必要です。ナビゲーターの案内を聞きながら、関門橋を臨む船上からの夜景を眺めると、地上から見る際とはまた違った感動があります。また、ライトアップされた夜の関門橋を通り抜ける迫力の眺めも、クルーズならではの見どころです。
海底を歩いて渡れる不思議な体験
関門海峡を渡るには、関門連絡船を使って船で関門海峡を渡る、JR山陽新幹線などの電車を利用するなど、6つの方法があります。関門橋は高速道路のため、徒歩や自転車で渡ることはできません。しかし、関門トンネル人道を利用すれば、関門海峡を徒歩で渡ることができます。
関門トンネル人道は、関門橋のすぐ横を通る関門トンネルにあります。全長780mの歩行者用海底トンネルとなっています。トンネルの途中に、福岡県と山口県の県境があり、県境をまたいだ姿の記念撮影が観光客に人気です。山口県側と福岡県側のエレベーターホールに設置されている記念スタンプを押すことで、JRの観光案内所で関門TOPPA!記念証をもらえます。
さいごに
北九州のシンボルでもある関門橋エリアは、素晴らしい眺望が楽しめる観光スポットです。北九州を訪れたら外せないといえるほどの有名な場所なので、旅行しに来た際は足を運んでみてはいかがでしょうか。
東京・名古屋から北九州空港へのアクセスについては、下記の記事をご覧ください。羽田からは飛行機で約1時間40分、早めに予約すれば1万円程度で予約できます。
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