さまざまなからくりが仕掛けられた忍者屋敷や、本物の忍具を使った大迫力の忍者ショーを見ることができる伊賀流忍者博物館。今回は、三重県を代表する観光スポットの1つ、伊賀流忍者博物館の楽しみ方や見どころをご紹介します。
伊賀流忍者博物館ってどんなところ？
伊賀流忍者博物館は、伊賀市上野公園内にある観光スポットです。土豪屋敷を移築した建物は一般的なの茅葺き屋根の農家に見えますが、火薬の製造技術を盗まれないよう、さまざまな罠や仕掛けが施されていました。
屋敷内では”くノ一”（女忍者）が案内役となって、忍者屋敷に仕掛けられた「どんでん返し」や「抜け道」「隠し戸」「刀隠し」などのからくりについて、実演を交えながらわかりやすく解説してくれます。
大人気の忍者ショーでは、本物の忍具を使用した大迫力の活劇を見ることができます。実際に使用された手裏剣などの忍具の展示や、忍者に扮して手裏剣打ちやドンデン返しを体験することもできます。売店「Ninja坊｣では忍者オリジナルグッズも販売されています。
伊賀流忍者博物館の営業時間、料金
営業時間
営業時間
9:00〜17:00（入館受付は～16:30）
休館日
12/29〜1/1
料金
入館料（税込）
高校生以上 756円
4歳〜中学生 432円
忍者ショー
1人400円（休演日あり）
手裏剣打ち体験
1人5枚 200円
伊賀流忍者博物館へのアクセス
電車で
伊賀鉄道「上野市駅」→徒歩約5分
車で
名阪国道「上野東IC」から北へ約5分
名阪国道「中瀬IC」から西へ約5分
伊賀流忍者博物館の見どころ
伊賀流忍者屋敷
「伊賀流忍者屋敷」では、くノ一が屋敷の中を案内してくれます。屋敷は農民の住まいと同じものですが、忍者たちは火薬の製造技術を敵のスパイに盗まれることを防ぐため、屋敷内に罠やからくりを仕掛けたといわれ、移築されたこの屋敷にもさまざまな仕掛けを見ることができます。
「どんでん返し」や「抜け道」「隠し戸」「刀隠し」など、屋敷内にある仕掛けやからくりについて実演を交えながらわかりやすく解説してくれます。
忍者伝承館
伊賀流忍者博物館の「忍者伝承館」では、さまざまな忍術について学ぶことができます。暗号や九字法、人相学など、今も役立つ知恵が多く含まれていたといわれる忍術ですが、その知られざる一端に触れることができます。古文書の解説もあり、忍者の日常生活や知恵などの事例を挙げて紹介しています。
忍術ショー
伊賀流忍者博物館の「忍術ひろば」では、忍者ショーが開催されています。忍者集団「阿修羅」によるショーでは、手裏剣、刀、鎖鎌など、忍者たちが実際に使用していた忍具を用い、どのように使用されていたかを実演しており、当時の忍者たちの様子をリアルに知ることができます。開催日は公式サイト内のカレンダーで確認できます。休演日もあるため、来館前に確認しましょう。
忍者体験も楽しめる！
伊賀流忍者博物館では、忍者に扮して手裏剣打ちを体験できます。博物館内だけでなく、街中やその他の観光施設にも「忍者変身処」が常設されており、あらゆるところで忍者体験が楽しめます。「忍者変身処」の料金は1人1,000円で、営業時間や休業日は店ごとに異なります。衣装のサイズには限りがあるため、事前確認がおすすめです。
忍者体験館では、当時、実際に使用されていた本物の手裏剣を含め、400点以上の忍具が展示されています。また、ミニシアター壁に設置されたビデオ画面で、忍者が上野城へ潜入する様子も見ることができます。潜入の際に忍者が使った道具についても学べ、それらの一部を使ってみることもできます。
さいごに
伊賀流忍者博物館では、本物の忍者屋敷や忍具を通して、リアルな忍者の姿を知ることができます。忍者屋敷の驚きの仕掛けをわかりやすく学ぶことができ、大人気の忍者ショーでは実際に使用されていた忍具を使った大迫力の活劇を鑑賞できます。手裏剣投げなどの忍者体験もでき、大人から子どもまで楽しめます。
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