画面が大きいタブレット端末は、観光スポットや移動手段の検索などにあると便利なツールです。いつものように旅先で使用したいものの、そもそも飛行機に持ち込めるか、どういう扱いとなるのか、気になる方も多いのではないでしょうか。今回は、飛行機のタブレットの扱いについてご紹介します。
タブレット端末は手荷物として預けることはできる?
携帯電話やタブレット端末は、制限のある手荷物に該当しますが、基本的に預けることは可能です。タブレット端末は「リチウムイオン電池が内蔵・装着された一般電子機器類」に分類され、なんらかの衝撃で「発火・爆発の恐れのある危険物」として扱われます。そのため、タブレット端末を荷物として預ける場合は、電源を完全にOFF(スリープモード不可)にして、誤作動や損傷による発火を防止しなければいけません。強固なスーツケースや、衣類・タオルなどで梱包してしっかり保護しましょう。
ただし、航空会社によって細かいルールが異なるため、不安な方は搭乗予定の航空会社に再度確認するとよいでしょう。たとえば、JAL、ANAでは、パソコンやタブレット端末は「貴重品」および「壊れやすいもの」という分類にも該当します。補償の対象外として扱われているため注意が必要です。そのほかの航空会社でも補償対象外となるケースが多く見られます。タブレットを預けると破損・紛失などのアクシデントが起こる場合もあるので、手荷物として機内に持ち込むよう多くの航空会社でアナウンスしています。
飛行機内にタブレット端末を持ち込む場合の注意点
飛行機にタブレットは問題なく持ち込めます。タブレット端末やパソコン、携帯電話などは、作動時に電波を発生する電子機器です。機内にタブレット端末を持ち込む場合、該当する電子機器は使用が制限されます。
まず、飛行機のドアが閉まったら、電波を発しない状態にするか、電源を完全に切りましょう。電波を発しない状態とは、「セルフモード」、「電波OFFモード」、「機内モード」などのことです。メーカーによって名称が異なります。普段の生活で利用したことがなく不安な方は、思い切って電源を切りましょう。
タブレット端末は機内で使用できる?
機内に持ち込んだタブレット端末は、電波を発しない状態であれば、使用可能です。受信済みメールの確認や、音楽プレーヤー機能などを利用できます。
機内で無料Wi-Fiサービスがある場合は、インターネットなどのオンラインサービスが利用できます。ただし、使用する際は上記の「電波を発しない状態」のままでなければいけません。必ずWi-Fi機能のみをONにしましょう。また、無料Wi-Fiサービスを利用する際、事前に専用アプリのダウンロードやアップデート、アカウント登録などが必要な場合もあります。初めて利用する方は搭乗前に済ませておきましょう。
タブレットなどの電子端末を機内で使用する場合は次の記事も参考にしてください
飛行機内でスマホ(スマートフォン)の利用は可能!飛行機でのスマホ利用の注意点
JAL・ANAでは無料Wi-Fiサービスを利用可能!
JALやANAでは無料のWi-Fiサービスを提供しています。このサービスを利用すれば、搭乗中に航空会社独自の動画や電子書籍などのコンテンツを無料で利用できます。その他、新聞や雑誌などのコンテンツも楽しむことができます。ANAでは、動画や音楽に加え、雑誌や観光誌、コミック、絵本などの電子書籍やWi-Fi限定商品を購入できます。
JAL・ANAのWi-Fiサービスを利用する際、普段利用している無線LANのアクセスポイントと同様に、利用する人数によって実際の回線速度が異なるため注意しましょう。
JAL・ANAの無料Wi-Fiサービスについては次の記事も参考にしてください
2016年1月よりANAが飛行機でのWi-Fiサービスを開始!ANAとJALのWi-Fiサービスまとめ
さいごに
万が一のトラブルを避けるため、タブレット端末は飛行機内に持ち込むのが良いでしょう。手荷物として持ち込む場合は、電波を発しないよう各自で対応する必要があります。操作が心配な方は、飛行機に乗る前に設定方法をよく確認して、目的地まで快適な空の旅を楽しみましょう。
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