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アクセスは?国立歴史民俗博物館の見どころをご紹介

千葉県にある国立歴史民俗博物館は、日本でも珍しい歴史・民俗の資料を展示している博物館で、国の研究機関でもあります。今回は、国立歴史民俗博物館のアクセス方法などの基本情報からる各種展示品の内容や見どころまでをご紹介します。

国立歴史民俗博物館ってどんなところ?

国立歴史民俗博物館は、千葉県佐倉市にある博物館です。数多くの展示品や興味深い特別展、特集展示を通じて、古代から現代までの日本の歴史・文化について総合的に学ぶことができます。またこの施設は、全国の大学や研究機関と連携して日本の歴史・文化を研究する研究施設でもあり、市民向けのフォーラムや講演会などで研究成果を発表するといった活動も盛んに行われています。

信頼性の高い歴史的資料を元に正確に再現された各種の模型や、歴史の息吹を感じられる多数の展示品を所蔵している国立歴史民俗博物館は、日本の歴史・民俗が好きな方向けの施設であるのはもちろん、子どもが日本の歴史・文化に興味を持つきっかけになる学習スポットでもあります。

開館時間

国立歴史民俗博物館の開館時間は下記の通りです。時期により開館時間が異なるため注意しましょう。

開館時間

3月~9月:9:30~17:00
10月~2月:9:30~16:30

休館日

毎週月曜日(月曜日が祝日にあたるときは翌日が休館日となる)
年末年始(12月27日~1月4日)

入館料

一般:420円
高校・大学生:250円
小学・中学生:無料

アクセス

電車・バス利用の場合

JR佐倉駅の北口1番乗場から、田町車庫行きのちばグリーンバスに乗車し、「国立博物館入口」もしくは「国立歴史民俗博物館」で下車します。バスの所要時間は約15分です。
京成佐倉駅からは、南口1番乗場から田町車庫行きのちばグリーンバスに乗車、「国立博物館入口」か「国立歴史民俗博物館」で下車、所要時間は約5分です。

車利用の場合

東京方面から車でのアクセスは、東関東自動車道の四街道ICから案内に従って約8kmです。成田方面からのアクセスは佐倉ICから案内に従い約8kmです。
国立歴史民俗博物館には大型の駐車場が完備されており、駐車料金は無料です。

国立歴史民俗博物館の見どころは?

日本の歴史・民俗をテーマごとに学べる6つの総合展示室

国立歴史民俗博物館の大きな特徴として、古代から中世を経て現代に至るまでの日本の歴史・民俗を、先史・古代、中世、近世、民俗、近代、現代の6つのテーマに沿って学べる総合展示室が挙げられます。実際の書物や鉄砲といった膨大な史料や貴重な資料、貴族や武士の邸宅など当時の様子を再現した精密な模型などを展示しています。中世の貴族たちの衣装や江戸時代の旅籠、大正時代の映画館や戦後の闇市の様子など、子供から大人まで見応えのある内容となっています。

企画展・特集展示・イベント

国立歴史民俗博物館では、総合展示室での常設展示のほか、特集展示、企画展、各種イベントを定期的に開催しています。今まで開催した企画展は、日本列島と朝鮮半島を繋ぐ文字の歴史や古墳文化に関する研究などです。特集展示は、館蔵資料を元に特集を組む企画で、これまで江戸のグルメ事情や妖怪を通じた日本の精神世界の考察などが取り上げられました。その他、土器パズルやワークシートなどの子供達向けのファミリープログラムなども用意しています。また博物館南東にある「くらしの植物苑」では、食用のためのクルミや薬用のドクダミなどの植物が栽培されており、植物がどのようにして日本の生活に深く関わりを持ってきたかを学ぶことができます。

さいごに

国立歴史民俗博物館は、歴史的価値の高い資料や精密な模型を通じて体験しながら、日本の歴史・民俗を学べる日本屈指の博物館です。多彩な展示品や深みのある企画展など、様々な切り口で日本の文化の魅力を体験できます。

千葉県へ旅行しに出かけた際は、国立歴史民族博物館に足を運んでみてはいかがでしょうか。

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