目的地によっては、半日以上も機内で過ごすことになる国際線のフライト。睡眠、食事以外とくにやることのない機内では、映画鑑賞は暇つぶしに最適です。夢中になっていると、あっという間に到着しているということも少なくありません。今回は国際線の映画鑑賞についてご紹介します。
すべての国際線で映画鑑賞できるの?
国際線の場合、座席に装備されている液晶モニターや、タブレット、スマートフォンなどのパーソナルデバイスを使って映画鑑賞ができます。ただし、一部の航空会社、機材、路線では映画を観ることはできません。有料の場合もあるので航空券を予約する際に確認しましょう。
ANA、JALの国際線ではクラスに関わらず無料で好きなだけオンデマンド映画が鑑賞できます(一部路線を除く)。通常のエコノミークラスでも前方座席にタッチパネル式の個人液晶モニターが設置されており、イヤホンまたはヘッドホンが提供されます。映画のほか、スポーツやお笑い番組、音楽、ゲーム、機材によっては電子書籍などのエンターテイメントが楽しめます。
懐かしの名作から公開前の新作までラインナップ
機内で鑑賞できる映画は航空会社、路線、時期などによって異なります。サスペンスやSF、アクション、ラブストーリー、ヒューマンドラマ、コメディ、アニメなどさまざまなジャンルの中から映画を楽しめます。また、大ヒットした名作をはじめ、同年に上映された新作、日本未公開作品、日本劇場公開前の超最新作などさまざまな作品が揃っています。
ANA、JALの国際線では月替わりでプログラムを用意しており、当月、翌月分の映画タイトルリストを公式サイトに掲載しています。いずれも洋画、邦画だけでなく、インド、中国、台湾、マレーシア、タイといったアジア映画も豊富で約70の映画作品を取り扱っています。
洋画の字幕や吹替えはあるの?
機内で鑑賞できる映画は、英語や中国語、ヒンズー語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語など多言語対応の作品がほとんどです。海外の航空会社でも多言語対応の映画を取り扱っていますが、日本語字幕対応の映画は少なくなります。
ANA、JAL国際線ではもちろん日本語字幕、日本語吹替え対応の作品が多数あります。字幕、吹替えの両方が日本語対応の場合もあれば、字幕だけ日本語、吹替えだけ日本語というプログラムもあります。また、目や耳が不自由な方のための音声ガイド、字幕ガイド付き映画も用意しています。
さいごに
長時間のフライトとなる国際線では、ほとんどの航空会社で映画鑑賞ができる設備やサービスがあります。数々の賞を受賞したクラシックの名作から話題急上昇の日本公開前の新作、海外のインディーズ作品まで揃っているので気になる作品を連続で鑑賞するのもよいでしょう。日本語字幕、日本語吹替えの作品を鑑賞したい映画好きの方は、日本の航空会社を選ぶことをおすすめします。
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