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参拝時間やアクセスは?熱田神宮をご紹介


草薙神剣を祀っていることで知られる熱田神宮。境内は広く、都会にあるとは思えない静けさがあり、散策するにも良い場所となっています。今回は、熱田神宮のアクセスや参拝時間といった基本情報から、見どころまでをご紹介します。

熱田神宮ってどんなところ?

熱田神宮は名古屋市の南部に位置しています。神宮前の駅前には静かな森が広がっており、その中にひっそりと佇んでいます。市民には古くから熱田さんと呼ばれて親しまれており、年間約650万人の参拝客が訪れます。三種の神器の1つである草薙神剣を祀っていることでも有名です。

熱田大神を御祭神とし、天照大神・素戔嗚尊・日本武尊・宮簀姫命・建稲種命を相殿神として祀っています。熱田大神は草薙神剣の御霊代である天照大神のことです。都会の喧噪から切り離された緑豊かで静かな境内は散策にもぴったりです。1893年に尾張造りから神明造に改築されました。

参拝時間

神宮はいつでも開いており、休みもありません。
宝物館は9時から16時30分、入館は16時10分までです。休館日は毎月最終水曜日とその翌日、12月25日から12月31日までの間です。

アクセス

電車を利用する場合は、名鉄名古屋駅から名鉄名古屋本線に乗り神宮前駅で下車してください。そこから徒歩3分です。名古屋駅から神宮前までの所要時間は5分から7分です。
車を利用する場合は、東門駐車場、西門駐車場、南門駐車場をご利用ください。駐車場は17時に閉門します。

熱田神宮の見どころ

風情あふれる境内!

熱田神宮の境内は約19平方メートルと広く、緑に溢れ喧噪が遠く静寂で満ちています。市民からは都会にある自然として親しまれ、多くの人が日常的に訪れています。クスやケヤキ、カシ、シイ、ムク、イチョウなどさまざまな樹木があり四季折々の美しい風景が広がります。樹齢千年前後とされるクスの巨木もあります。花が咲いても実のならない「ならずの梅」や茶人が愛する「太郎庵椿」、弘法大使自ら植えたと伝わる「大楠」などが有名です。

熱田神宮境内には本宮、別宮一社、摂社八社、末社十九社が祀られています。以前は尾張造でしたが、1893年に神明造に造営されました。1935年、1955年にも造営が行われ、2009年には創祀1900年を記念した造営が行われました。

井楼組と呼ばれる造りの土用殿、明治以前の建造物である西楽所、国の指定文化財建造物である龍影閣、日本三大土塀の信長塀、清雪門など有名な建造物が点在しています。

貴重な資料を見られる!

熱田神宮境内にある文化殿1階の宝物館では、多くの貴重な資料や文化財が展示されています。資料や古神宝、刀剣、和鏡など所蔵品は約6,000点にものぼります。国宝である短刀「銘来国俊」をはじめ、重要文化財、県指定文化財などの指定を受けている品は177点にのぼります。

重要文化財である萌黄小葵地桐竹鳳凰文二重織や日本書紀紙本墨書15巻、金銅鶴丸文散兵庫鎖太刀、木造舞楽面陵王、金銅装唐鞍などは必見です。草薙神剣を祀る熱田神宮では刀剣類の所蔵が大変多く、ずらりと並ぶ刀剣の展示室はとても迫力があり圧巻です。

所蔵品は順次入れ替えて展示しています。拝観料は大人300円、小中学生150円です。不定期にさまざまな企画展も行われており、通常は見ることができない所蔵品を展示しています。

さいごに

熱田神宮には、社や神々しい巨木、歴史ある建造物が並び、境内には厳粛な空気がありながらも、自然があふれる心落ち着く憩いの場ともなっています。名古屋駅から10分と交通の便も良い神社です。

名古屋へ旅行にでかけたときは、熱田神宮に足を運んでみてはいかがでしょうか。

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