X

藻岩山展望台から夜景が見られる時間は?アクセス方法や見どころもご紹介

「日本新三大夜景」に数えられている藻岩山はアイヌ語で「インカルシぺ(いつもそこにあがって見張りをするところ)」と呼ばれた神の山です。その山頂にある展望台では世界最高峰のスーパープラネタリウムも見ることができます。今回は、札幌を代表する観光スポットの1つ、藻岩山の楽しみ方や見どころをご紹介します。

※ページ内の情報は、2022年6月時点のものです。最新の情報については、航空会社や空港WEBページ等でご確認ください。

藻岩山ってどんなところ?

「日本新三大夜景」の1つに数えられる「藻岩山」は、札幌市の中央に位置する標高531mの山です。その山頂からは札幌市街や雄大な石狩湾を望み、遠くは増毛暑寒別岳まで連なる大パノラマを楽しむことができます。日が落ちればきらめくイルミネーションが灯り、ロマンティックな光景が広がります。

山頂へは市電で中腹にあるロープウェイ入口まで行き、そこからは世界初の駆動方式ミニケーブルカー「もーりすカー」で移動します。「もーりすカー」からの絶景も見どころの1つです。市民にとっては軽装で登山が楽しめる山として人気があり、夏場は多くの登山客で賑わっています。市街地にありながら周囲にはシナノキ・ミズナラ・エゾマツなどが生い茂り、「藻岩原始林」として1921年(大正10年)、北海道初となる国の天然記念物に指定されています。この地で発見された植物や昆虫も多く、モイワボダイジュ、モイワラン、モイワウスバカゲロウなど名前に「モイワ」がついています。

また、藻岩山は有名なデートスポットでもあり、展望台に設置されている純白に輝く「幸せの鐘」は記念撮影スポットとしても人気があります。2012年(平成24年)には「恋人の聖地」に認定され、周りの手摺に愛の南京錠が取り付けられるようになっています。愛の南京錠は「もいわ中腹駅」にある「もいもいのお店」と、山頂駅「スターホール」で販売しています。「もいもいのお店」では札幌や北海道土産などを販売しています。藻岩山のキャラクター「もーりす」グッズなどもあり、ここでしか手に入らないオリジナルグッズはお土産にぴったりです。

藻岩山展望台から夜景は何時まで見られる?

料金・営業時間

料金

・もいわ山麓駅→もいわ中腹駅→もいわ山頂駅(展望台)【ロープウェイ+もーりすカー(ミニケーブルカー)】
大人:2,100円
小学生以下:1,050円

・もいわ山麓駅→もいわ中腹駅【ロープウェイのみ】
大人:1,400円
小学生以下:700円

・もいわ中腹駅→もいわ山頂駅(展望台)【もーりすカー(ミニケーブルカー)のみ】
大人:700円
小学生以下:350円

※往復の料金

営業時間

ロープウェイ(2022年)
・通常営業時間
4/1~11/30 10:30~22:00(上り最終21:30)
12/1~3/31 11:00~22:00(上り最終21:30)
※3/24~4/21は年次整備点検による休業期間

・特別営業
12/31(大晦日)10:30~17:00(上り最終16:30)
1/1(元旦)11:00~15:00(上り最終14:30)

アクセス

藻岩山では自然を守るため公共交通機関の利用を奨励しています。

公共交通機関
・無料シャトルバス
市電停留場「西4丁目」または「すすきの」→電車約20分→市電停留場「ロープウェイ入口」→徒歩1分→無料シャトルバス約2分→もいわ山麓駅

・バス
地下鉄南北線「さっぽろ」駅→電車約2分→地下鉄東西線「大通駅」→電車約6分→地下鉄東西線「円山公園駅」→2番出口→JR北海道バス・ロープウェイ線「循環円11」→バス→約15分→バス停 もいわ山ロープウェイ

・市電
地下鉄南北線「さっぽろ駅」→電車約2分→地下鉄東西線「大通駅」→徒歩約3分→市電停留場「西4丁目」(内回り線)→電車約20分→市電停留場 「ロープウェイ入口」→徒歩約1分→無料シャトルバス約2分→もいわ山麓駅

・自動車
札幌の中心部→石山通り(国道230号線)を定山渓方面へ→川沿1-1の信号より斜め右へ(川沿中央通)→1本目の信号を右折→北の沢山の手線に入る→約1kmで右手に見える藻岩山スキー場のリフトを通り過ぎたら斜め右に入ると藻岩観光自動車道料金所
※例年4月下旬~11月中旬まで営業

藻岩山の見どころ

美しい夜景を見られる!

藻岩山の見どころは夜景の美しさです。2015年(平成27年)に夜景観光コンベンション・ビューローらの主催で開催した「夜景サミット2015in神戸」で、リニューアルした藻岩山山頂からの360度の大パノラマが高く評価され、札幌市が2位を獲得する直接の勝因となりました。1位の長崎市、3位の神戸市とともに札幌市は「日本新三大夜景」の見られる場所として認定されています。また、展望台から眺める月の美しさも格別で、「日本百名月」にも数えられています。

2011年(平成22年)にリニューアルした山頂展望台は周辺環境を守るため可能な限り小さく設計されています。地下1階から屋上までエレベーターが完備されたバリアフリー対応で、高齢者でも利用しやすくなっています。室内から夜景が眺められる眺望スペースも設けられており、冬でも温かい屋内で夜景を楽しめます。

プラネタリウムで満点の星を見られる!

藻岩山の展望台「スターホール」には、北海道で初めて世界最高峰のスーパープラネタリウムが常設されています。
プラネタリウム・クリエーターとして名高い大平貴之氏によるスーパープラネタリウム 「MEGASTAR-IIB」は大平氏が個人開発によって生み出した次世代型プラネタリウムシステムで、人類が生み出した最も本物に近い人工宇宙とも称されています。
従来のプラネタリウムが6~7等星までの恒星約6,000~30,000個を再現しているのに対し、MEGASTAR-IIBは5,000,000個の星を投影できるため、人間の視力では見分けられないほど小さな星に至るまで忠実に再現しています。これにより、立体感のある本物さながらの星空の投影が可能になりました。

スーパープラネタリウムの観覧料は大人700円、中学生以下400円で、上演時間は約20分です。スターホールの営業時間は季節ごとに異なり、4/1~11/4と11/20~11/30は11:00~21:00、12/1~3/31は11:30~21:00で、上映は30分ごとに行われます。

食事を楽しめる!

藻岩山山頂では、素晴らしい夜景を見ながら食事を楽しむこともできます。山頂にある展望レストラン「THE JEWELS」は札幌で1番高い場所にあるレストランです。大切な人との思い出を創るレストランとして、エンターテインメントの上を行く「エクスペリエンス・サービス」を提供しています。店内はガラス張りで、天空からのゴージャスな景色が堪能できます。ロープウェイ・ミニケーブルカー往復チケット付のメニューも用意されており、北海道産の食材をふんだんに使ったものもあり、地元の味を心ゆくまで味わえます。

さいごに

「日本新三大夜景」に輝く札幌市の中でもひときわ美しい夜景で知られる「藻岩山」。市街地にありながら「藻岩原始林」として北海道初の国の天然記念物に指定されています。世界最高峰のスーパープラネタリウムも設置され、人類が生み出した最も本物に近い人工宇宙を見ることができます。展望台には純白に輝く幸せの鐘が設置され、デートスポットとしても知られています。

かつてアイヌが神の山と呼んだ「藻岩山」では地上の星も天空の星も人工の星も光り輝き、宝石箱をひっくり返したような絶景を堪能できます。

新千歳空港発着の航空券検索

JALの航空券検索
ANAの航空券検索
スカイマークの航空券予約検索
エアドゥの航空券予約検索
ジェットスターの航空券予約検索
ピーチアビエーションの航空券予約検索

羽田空港発着の航空券検索
伊丹空港発着の航空券検索
中部国際空港発着の航空券検索