すっかり身近な存在になった海外旅行。LCCの参入が増えたこともあり、近場のアジアや、遠くはヨーロッパやアフリカまで、幅広くさまざまな旅行先を選ぶことができます。実際に海外旅行に行こうと計画を立てる場合、航空券やホテルなどがセットになっているツアーと、自分で航空券やホテルを別々に予約する個人旅行の2つの方法があります。今回は、個人旅行についてご紹介します。
航空券とホテルを別々に予約するメリット
航空券とホテルを別々に予約する個人旅行のメリットとデメリットを説明します。
メリット
個人旅行の最大のメリットは、高い自由度です。航空会社、飛行機に乗る時間、ホテル、移動、滞在時間など、自分で自由に選ぶことができます。ツアーには含まれないようなマイナーな観光スポット、美術館や博物館などの自分の趣味に合わせた場所に行ける、好きなお店で時間をかけた買い物ができる、何日でも同じスポットに行くことができる、など数多くのメリットがあります。気に入った風景の場所を何度も訪れたり、何日間も美術館に入り浸ったり行きたい国を周遊したりなど、自由にさまざまなスポットに行くことができます。
配車サービスのUBERなどがある国では、事前にアプリなどを準備しておけば不自由なく移動できます。
デメリット
個人旅行のデメリットは、準備の面倒さと料金が割高になる可能性があることです。自分で自由に旅行ができる分、航空券の予約から、ホテル探し、旅行の行程までも自分で決めるのでしっかり調べておく必要があります。
また、航空券やホテルを別々に予約するので、ツアーよりも割高になる可能性もあります。ただし、一般価格よりも激安の航空券やホテルなどが見つかる可能性があり、結果的に個人旅行のほうが安くなる可能性もあります。アジアなどの近距離の海外旅行では個人旅行の方が安くなる可能性があり、ヨーロッパやアメリカなど遠距離の海外旅行はツアーのほうが安くなるケースが多く見られます。旅行にかかる費用を重視する方は、事前にしっかり比較しておきましょう。
予約の手順
まず、海外旅行の日程を決めてください。日程が決まったら、次は航空券を購入します。航空券の購入はインターネットが便利です。「航空券」と「行先」を一緒に検索すればさまざまサイトが出てきます。予約の際の注意点は日付です。日本との時差で日付が想定と異なることがあるので、確認を怠らないようにしましょう。航空券の準備ができたら、ホテルの予約です。こちらもインターネットで予約できます。ホテルの価格も大事ですが、行きたい場所とホテルが離れていると余分な交通費が発生します。価格と利便性を総合的に見て決めましょう。
旅行先によっては事前手続きが必要です。手続きに時間がかかることもあるので、10日前には手続きをしておきましょう。例えば、アメリカに行く場合は電子渡航認証システム「ESTA」の申請が必要です。インターネットで申請できます。
準備の後は、旅行の行程を決めます。観光したいスポット、そこへの移動手段と移動時間、食べたいグルメなどを事前に調べて、準備しましょう。必要な保険の加入、現地通貨やクレジットカードの準備、配車アプリのダウンロードと事前登録などもしておくと安心です。
さいごに
海外への個人旅行のメリット、デメリット、予約方法などをご紹介しました。航空券とホテルを別々に予約して旅行の準備をするのは大変な面もありますが、それを含めて旅行の準備を楽しめる面もあります。何より、自分で選択できて自由度の高い個人旅行は、きっと心に残る海外旅行になることでしょう。
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