「国際線の飛行機でメイクはどうすればいいの?」「長時間のフライトでは化粧を落としたいけど、ノーメイクだと抵抗がある」など、国際線の飛行機でのメイクにお悩みの方は多いのではないでしょうか。この記事では、国際線を利用する際のメイクのタイミングから、メイクのマナー、メイク道具に関する制限、持っていきたいおすすめの道具についてお伝えします。
国際線でのメイクのタイミングは?
長時間のフライトは、十数時間にもなる場合があるため、肌への影響を考えるとメイクは落としたほうが良いでしょう。人によっては、顔の印象を大きく左右するアイメイクのみを残して、他の化粧は落とすというケースもあります。メイクをする具体的なタイミングは、飛行機の搭乗前にメイクを落として、飛行機が到着した後の空港のトイレでメイクするのがベストです。ただし、飛行機内でノーメイクになることに抵抗がある人も多いでしょう。そんな時は、メガネとマスクがあれば乗り切ることができます。メガネとマスクのサイズは大きめのものを選びましょう。度が入っていないタイプのメガネも安価で販売されています。
国際線に持ち込むメイク道具で禁止されているものは?
国内線の飛行機と異なり、国際線の飛行機には、持ち込み手荷物に関する制限があります。100ml以上の容器に入った液体は、原則として持ち込み禁止となります。メイク関連の道具では、ジェルタイプの化粧品やヘアクリームも液体に入るので注意しましょう。液状の化粧品を機内に持ち込む場合は、まず100ml以下の容器に移し変える必要があります。その上で、それらの容器を容量1L以下で、縦横合わせて40cm以内のサイズの無色透明のプラスチック袋にまとめて入れます。プラスチック袋は、ジッパーが付いているなど再封可能であることが条件です。このプラスチック袋の持ち込みは、搭乗者一人当たりにつき1つまでとなっています。なお、メイク道具だけでなくミネラルウォーターやお茶などペットボトル類も液体として同様の取り扱いになります。
また渡航先の国によっては手荷物に詳細な制限を設けているケースもあります。メイク道具に限らず、飛行機の搭乗前に自分が利用する航空会社と渡航先の国に関する機内持ち込み手荷物のルールについて確認しておきましょう。
国際線でメイクする際のマナーとは?
国際線の飛行機内でメイクをする際に注意したいのが、メイクをする場所です。メイクのために飛行機のトイレを長時間使うのは、トイレを利用したい他の乗客の迷惑になるのでやめましょう。また座席でのメイクは、周りに化粧品のパウダーが飛んだり、匂いが漂ったりする可能性があります。電車でのメイクについて賛否両論があるように、他者のメイクする姿に対して不快感を覚えるという人も存在します。飛行機の機内でのメイクが禁じられているわけではありませんが、座席でメイクする際は、周囲に配慮する意識を持つことが大切です。
国際線でのメイク落としにおすすめの道具は?
国際線の飛行機の中では洗顔に使うための十分な水がありません。飛行機内でメイクを落とす際には、水を使わないタイプのメイク落としシートは必須アイテムです。飛行機の中は乾燥しているので、マスクがあると便利でしょう。またフェイスマスクで肌に潤いを与えるのも乾燥対策の方法のひとつです。フェイスマスクを使うタイミングは、機内が暗くなってから使用するのがおすすめです。長時間のフライトは、手持ち無沙汰になってしまうことも多くあります。機内の時間を美容のためにあてるのも有効な時間の使い方です。
さいごに
仕事でもプライベートでも、メイクは大切な作業です。しかし長時間にわたる国際線のフライトでは、肌へのダメージを考えるとメイクは落としたほうがよいでしょう。国際線の持ち込み手荷物は、ルールが定まっているため、事前準備を怠らないようにするのが大切です。飛行機の中でメイクを行う際は、他の乗客の妨げにならないようにマナーを守って行いましょう。
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