江戸文化が今なお色濃く残る下町「浅草」。浅草寺の色鮮やかな雷門は今や日本文化の象徴でもあります。仲見世通りをそぞろ歩けば、昔懐かしいお菓子やおもちゃ、江戸小物などに出会え、ノスタルジックな気分を味わうことができます。今回は、東京を代表する観光スポットの1つ、「浅草」の楽しみ方や見どころをご紹介します。
浅草ってどんなところ?
浅草といえば、赤い大きな提灯”雷門”のある浅草寺がランドマークとして知られています。昔ながらの風情が色濃く残る下町には情趣あふれる光景を今も見ることができます。仲見世をはじめとした商店街でのショッピングや、人力車での観光スポットめぐりも楽しむことができ、春の桜や夏の花火など、都心にあって季節の移ろいを敏感に感じられるのも下町ならではです。中でも隅田川花火大会は日本を代表する花火大会として知られています。
浅草といえば「浅草寺」が有名です。その創建は古く628年と伝わり、都内でも最古の寺院として知られています。現世利益の“浅草観音”には国内外から年間約3,000万人もの参拝者が訪れます。境内はいつも多くの人で賑わっており、海外からの観光客の姿も数多く見受けられます。江戸時代には文化発展の中心ともなった浅草寺界隈は今もその面影を色濃く残し、季節ごとにほおずき市や羽子板市が立つなど、昔ながらの伝統は今も受け継がれ、江戸の息吹を伝えています。特に山門の大提灯”雷門”の赤は印象的で、「浅草寺」の代名詞ともなっています。
雷門から宝蔵門前までの約250mにわたる参道は「仲見世通り」といわれ、昔ながらの小物や土産物を売る商店約90軒が軒を並べています。雷おこしや扇子、昔ながらのおもちゃなど、江戸情緒あふれる品が所せましと並んでいるさまを見ると、昔にタイムスリップしたかのようなノスタルジックな気分を味わえます。
アクセス
飛行機
羽田空港→京急空港線→「浅草駅」
成田空港→京成本線→「浅草駅」
電車
山手線経由
「上野駅」→銀座線→「浅草駅」
総武線経由
「浅草橋駅」→浅草線→「浅草駅」
自動車
首都高速6号向島線「駒形出口」
水上バス
浅草・お台場直通ライン
「豊洲」→「浅草」
隅田川ライン
「浜離宮」→浅草」または「日の出桟橋」→「浅草」
浅草の見どころ
食べ歩きを楽しめる!
浅草を訪れたら見逃せないのが食べ歩きです。もっとも「仲見世通り」は歩きながらの飲食は禁止されてるので、お店のイートインコーナーで食べてから次のお店を目指しましょう。
雷門のすぐそばの「御菓子司 亀十」では名物どら焼きが人気です。しっとりとした生地はもちもちとした食感があり、食べ応え十分です。餡は甘すぎず上品な味わいが楽しめます。
浅草といえば、雷おこしは見逃せません。”雷おこし”という名前自体が浅草寺の雷門に由来しています。「常盤堂 雷おこし本舗 雷門本店」ではできたての雷おこしが味わえます。
浅草の名物といえばもうひとつ忘れてならないのが人形焼き。「本家 梅林堂」にはできたての人形焼きを求めていつも人だかりができています。ハトや五重塔、雷門の提灯の形をした人形焼きは個包装のためお土産にもぴったりです。
「浅草むぎとろ 雷門店」ではワンコインでとろろ飯が食べられます。麦飯に真っ白なとろろと青のりがかかったとろろ飯は胃にも優しい健康食。季節限定の弁当やむぎとろカレーなどもあります。
「浅草九重」のあげまんじゅうも忘れずに。餡の他にゴマやカスタードクリームなど種類も豊富にそろっています。
夏場に訪れるなら「浅草ちょうちんもなか」の”アイスもなか”がおすすめです。サクサクの最中にアイスを詰めていただきます。
「東京浅草 豊福」の黒毛和牛カレーパンも高い人気を誇ります。8時間以上煮込んだカレールーがぎっしり詰まったカレーパンは一度は味わいたいところです。
「浅草満願堂 浅草店」では蒸したての芋きんつばが味わえます。もちもちの生地とサツマイモの自然な甘さが人気です。
「入山せんべい」は1914年(大正3年)創業の100年以上続く老舗。丁寧に手焼きされたせんべいは醤油味で、時代を超えて愛された伝統の味です。
イベントも楽しめる!
浅草では昔ながらの伝統的な祭礼が今もなお受け継がれています。
正月の「初詣」や「七福神詣めぐり」、2月に「節分」が終わったら「針供養」が行われ、3月には「江戸流しびな」、4月には「隅田公園桜まつり」「桜橋花まつり」が開催され、「浅草流鏑馬」「泣き相撲」「早慶レガッタ」も行われます。
5月には「三社祭」、7月には「隅田川花火大会」「下町七夕まつり」が催され、8月に「浅草サンバカーニバル」、11月に「酉の市」、12月に「羽子板市」が終わったら、「除夜の鐘」で一年が終わります。祭りで巡る浅草の一年は今も江戸以来の伝統が健在であることを訪れる者に気づかせてくれます。
伝統行事だけでなく、毎年さまざまなイベントも開催されています。訪れる前には公式サイトでのチェックがおすすめです。
さいごに
昔ながらの江戸文化が色濃く残る下町「浅草」。浅草寺に詣でて仲見世通りを歩けば、昔懐かしい小物やお菓子に出会うことができます。都心にあって春の花見、夏の花火、秋の菊花、冬の羽子板と巡りくる四季折々の移ろいは、祭囃子が遠い日の思い出ではなく、今もこの町に息づく文化であることを教えてくれます。
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