飛行機の深夜便とは？国内線でも利用可能？

深夜便と聞いて国際線を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。深夜便は期間限定で国内線でも運航しています。今回は、国内線の深夜便についてご紹介します。

国内線の場合、ANAとスカイマークが期間限定で運航

ANAとスカイマークの2社が期間・路線限定で深夜・早朝便を就航しています。ANAは「ANAギャラクシーフライト」、スカイマークは「＋（プラス）スカイマーク」という名称で深夜便を提供しています。それぞれの航路、就航期間、金額などをご紹介します。

ANAのギャラクシーフライト

ANAギャラクシーフライトは、東京の羽田空港と沖縄の那覇空港を結ぶ深夜・早朝便です。運航期間は2018年7月13日～8月31日までです。

東京（羽田）から沖縄（那覇）への便名はNH999便、羽田空港を22時55分に出発し、那覇空港に25時35分（1時35分）に到着します。沖縄（那覇）から東京（羽田）への便名はNH1000、那覇空港を3時35分に出発して羽田空港に5時55分に到着します。通常料金だけでなく旅割も利用可能なので、格安料金を利用すればお得に沖縄に行くこともできます。また、深夜移動に対応したホテルやレンタカーをセットにしたプランも準備されているので、午前2時以降にホテルにチェックインしたり、深夜にレンタカーを借りることもできます。

ギャラクシーフライトの料金

ギャラクシーフライトの料金は次の通りです。



早期購入割引1日前の料金を比較すると、日中便は42,390円で、ギャラクシーフライトは36,790円なので、ギャラクシーフライトの方が約5,500円お得です。早期購入割引3日前のギャラクシーフライトの料金は26,990円で日中便より13,100円お得になります。

日中便と深夜便の料金差が大きいのは早期購入割引21日前です。そのため、ギャラクシーフライトを利用する場合は、できる限り搭乗日の21日前までには航空券を予約すると良いでしょう。

※2018年7月調査時点
深夜：2018年8月30日 羽田空港22時55分発－31日那覇空港1時35分着
その他2018年8月30日 羽田空港8時30分発－那覇空港11時10分着

スカイマークの深夜便

スカイマークの深夜・早朝便は、羽田空港－那覇空港、羽田空港－新千歳空港、中部空港－那覇空港を運航しています。それぞれの運航期間と本数については次の通りです。

羽田空港－那覇空港の運航期間・本数

2018年7月14日から9月30日まで、1日1往復運航しています。羽田発2時40分で那覇着5時15分の便と、那覇発2時40分で羽田着4時55分です。

羽田空港－新千歳空港の運航期間・本数

2018年7月13日から10月27日まで、1日2往復運航しています。羽田発21時00分で新千歳着22時35分と羽田発21時30分で新千歳着23時5分の便と、新千歳発0時10分で羽田着2時00分と新千歳発1時10分で羽田着2時50分の2便があります。

中部空港－那覇空港の運航期間・本数

2018年7月14日から9月30日まで、1日1往復運航しています。中部発0時5分で那覇着2時5分、那覇発6時00分で中部着が8時10分です。

それぞれの空港で、到着に合わせた時間でレンタカーを利用できるサービスがあり、空港によってキャビンタイプのホテルやカプセルホテル、温泉施設の利用もできます。運航期間中でも、運航していない日があるので注意しましょう。

スカイマークの深夜便の料金

スカイマークの深夜便の料金を、羽田空港－那覇空港間で説明します。

スカイマークの料金は、搭乗の3日前まで予約できる「いま得」と、搭乗前日まで予約可能な「たす得」があります。いま得の深夜便料金は10,890円で、日中便料金は14,790円なので、深夜便のほうが約4,000円お得です。たす得では、深夜便料金が13,190円で日中便料金が17,790円なので、深夜便を利用すれば約4,500円もお得になります。

※2018年7月調査時点
深夜：2018年8月30日 羽田空港2時40分発－那覇空港5時15分着
その他2018年8月30日 羽田空港8時30分発－那覇空港6時30分着

さいごに

ANAとスカイマークの深夜早朝便、ANAギャラクシーフライトと＋スカイマークについてご紹介しました。深夜便はお得に移動できることに加え、忙しい方でも時間を有効に使うことができます。就航している空港は限られますが、空港間の出発が遅いので、時間を調整すれば他空港からの乗り換えも、通常より幅広い選択肢ができます。

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