観光地として人気が高まっているシンガポールは、東京23区ほどの国土面積を持つ国です。東南アジア有数のハブ空港であるシンガポール・チャンギ国際空港を降り立つと、その独特の雰囲気に包まれます。そこを拠点として、数ある観光名所の中からパワースポットをいくつか紹介していきます。
あの名所もパワースポット?よく知られたパワースポット2選
まず紹介するのは、純粋に観光地として人気のあるマーライオン像とシンガポールフライヤーです。マリーナベイ地区にあるマーライオン像は、シンガポールの国内に悪い「気」が入らないようににらみを利かせているといわれています。邪気を取り払うほどの強さでシンガポールの人々に幸せを運んでくれているといったところでしょう。また、セントーサ島にある大きなマーライオンタワーの前を流れる水路には大きなヒスイがあり、こちらもパワースポットとして親しまれています。
シンガポールフライヤーは、マリーナベイ地区にある巨大な観覧者で、観光スポットとして有名です。それに加えて、このシンガポールフライヤーは風水において最高の場所に立っているのです。また、その回転方向にもこだわりがあり、海の方向に観覧者を回して、富の「気」を街に送っているとのことです。観覧者に乗りながら、パワースポットとしても運気を上げてもらえる、最高の観光地ではないでしょうか。
パワースポットの定番!観音堂と富の噴水
シンガポール国内には、観光地としてよりも、パワースポットとして人気のある場所もあります。特に「観音堂」と「命の噴水」は、定番とも言えるスポットです。
ブギス地区にある観音堂は、シンガポールで最も歴史のあることで知られている寺院です。入口にあるお線香を3本取って火につけて、まずは観音様・続けて天に向かってお祈りをすることで参拝をします。また、観音堂には独特のおみくじもあります。よく当たるとのことなので、参拝の際に引いておくとよいでしょう。そして、観音堂を参拝したあとは、賑やかなブギス・ストリートで雰囲気を味わいながらのショッピングもおすすめです。食べ歩きもでき、お土産も揃ったスポットです。
命の噴水はサンテック・シティにあり、金運の上昇を願う人には有名なスポットです。世界最大級の噴水としても知られ、その見物に訪れる観光客も多くいます。噴水が出る時間は1日3回と限られており、もし金運の上昇などのご利益を期待するのであれば、噴水の出ている時間に行く必要があります。お祈りの仕方は、噴水に右手を伸ばして水に触れ、その状態で願い事を心の中で念じて、そのあとに噴水の周りを時計回りに3周するだけです。
まだまだある!その他のパワースポット
マリーナベイ地区には、マーライオン以外にもパワースポットがあります。ガーデンズバイザベイは植物園として人気の観光スポットですが、そのなかにある滝「クラウドフォレスト」もパワースポットのひとつです。滝は、日本でも良い気が出ると有名ですが、この屋内にある滝もまた豪快で、マイナスイオンもいっぱいに浴びることができます。植物園自体も、その屋内に咲く鮮やかな花々に囲まれて癒されるので、名所としてもおすすめできるスポットです。
ブッダ・トゥース・レリック寺院もまた、シンガポール国内のパワースポットといわれています。チャイナタウンのなかにあるその独特の佇まいは、その場に立っているだけでもパワースポットとしての雰囲気を感じさせてくれます。チャイナタウンの散策も兼ねて、ぜひ寄ってみたいスポットです。
シンガポールのパワースポットを探しに出かけよう!
シンガポールには、その限られた国土に多くのスポットが存在しています。そのなかには、寺院を含めてまだまだ紹介しきれなかったパワースポットも数多くあるはずです。情報をもとにしてパワースポットを巡りながら、あなた自身が独自の新しいパワースポットを見つけることができれば、シンガポールの旅もより楽しいものになることでしょう。