星野村は福岡県の南東部の山間にある、八女市に属する村です。美しい村として有名で、豊かな自然と観光スポットがあり、カップルからファミリーまで楽しい時間を過ごせる観光地です。福岡市などの大都市からは一定の距離がありますが、全国から多くの方が観光に訪れています。今回は初めて訪れる方もそうでない方も、事前に押さえておきたい星野村の概要と見どころについてご紹介します。
星野村とは？
星野村は、福岡県南東部の八女市、大分県と県境を接する山間にある村です。周囲は山に囲まれており、有名な清流である星野川が流れる美しい村です。この地の特産品としてお茶が挙げられますが、星野村では棚田や茶畑が残る景色を見ることができ、「日本の里100選」にも数えられています。
星野村は、村全体が観光スポットと言えるほどに、見どころにあふれています。村の名の通り星のことを学び、また昼夜いつでも星を眺めることのできる天文台には、宿泊することもできます。一方、お茶や伝統的な陶器である「星野焼」について学べる博物館もあり、多彩な体験をすることができるでしょう。宿泊施設も、温泉宿泊施設からキャンプ場まで、さまざまな選択肢のなかから選ぶことができます。
星野村の見どころ
星のふるさと公園にはあれもこれも！
星のふるさと公園は、星野村の観光における中心地です。以下に挙げる星の文化館や茶の文化館、古陶星野焼展示館があるだけではなく、温泉施設やキャンプ場なども敷地内にあります。星や文化について学び、自然に触れることもできるぜいたくな公園です。また、茶そばなど星野村らしい食事を楽しめるレストランもあり、季節ごとに多彩なイベントも開催されています。
星の文化館でロマンチックな気分に！
星のふるさと公園内にある星の文化館には、九州最大の100cm天体望遠鏡が設置されています。日中には太陽や明るい一等星、また夜は季節ごとの星座や月について、専門のインストラクターに案内してもらうことができます。また「プレアデス」という映像ルームも併設されており、ここではフルカラーデジタルのプラネタリウムで迫力ある星の映像を楽しむことができます。
茶の文化館で最高のお茶を！
星野村の「星野玉露」は、最高級品質の日本茶の一つとして知られています。この「茶の文化館」でお茶について学ぶことができるのはもちろん、おいしさを最大限に引き出す「しずく茶」という飲み方で実際にお茶を楽しむこともできます。
古陶星野焼展示館で星野焼の名品を鑑賞
まるで陶窯の煙突のように突き出している屋根が印象的な建物が、「古陶星野焼展示館」です。星野焼は、江戸時代に久留米藩の御用窯としてその名が広く知られるようになりました。この展示館では、展示されている星野焼の名品の数々を見ることができます。
福岡空港から星野村へのアクセス
福岡空港から星野村へは、地下鉄・JRとバス、または車でアクセスできます。
所在地：福岡県八女市星野村10816-5（代表住所）
公共交通機関で
福岡空港から博多駅までは、地下鉄でわずか6分。JRに乗り換え、鹿児島本線の羽犬塚駅まで約1時間30分。堀川バスに乗り換え、八女市の福島バス停まで約20分。ここで堀川バス星野行きに乗り換え、池の山前バス停までは約80分です。
車で
福岡高速環状線から2号大宰府線へ、その後九州自動車道へと進み、広川ICまたは八女ICを利用しましょう（約1時間）。ここから50分程度で星野村に到着します。
さいごに
市街地からは離れているものの、山間の豊かな自然と、観光スポットとしてよく整備された数々の施設には訪れる価値があります。ゆったりとした豊かな時間を過ごしたい方は、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
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