桂浜は、高知県高知市にある、太平洋に面した海岸です。よさこい節や坂本龍馬の銅像で知られ、高知観光の際の人気スポットとなっています。高知市の市街地からアクセスしやすいこともあり、多くの旅行者が訪れています。今回は、事前に押さえておきたい桂浜の概要と見どころについてご紹介します。
桂浜とは?
桂浜は、高知県を代表する観光地のひとつです。浦戸湾の入り口、岬と岬の間に広がっており、そのなだらかな弓状の形が美しい海岸です。背後には松が多く植えられており、砂浜の色と海の色との調和はとても美しく、多くの人に愛されています。また、古くから美しい月を見られる名所としても知られており、「月の名所は桂浜」という歌詞が「よさこい節」の中にも登場します。またもっとも有名なのは坂本龍馬の銅像でしょう。近郊に記念館もあり、龍馬ファンにとっては聖地と言っても過言ではないのがこの桂浜です。
桂浜の見どころ
桂浜といえば坂本龍馬!
桂浜の象徴であり、多くの人がこの地を訪れる理由となっているのが、坂本龍馬ゆかりの地であるということです。桂浜の小高い丘の上にある坂本龍馬像の龍馬は、まさに新時代を見据えるがごとく、太平洋の方向を見つめて立っています。像の高さは5.3m、台座を含めると13.5mにも及ぶ大きさです。また桂浜公園の丘には坂本龍馬記念館があり、貴重な史料とともに龍馬の生涯について紹介されています。
月の名所は桂浜!
「月の名所は桂浜」とは、有名な「よさこい節」に登場する一節です。古くから桂浜は月を見るのにうってつけの名所として知られてきましたが、現代にもその伝統は受け継がれており、9月の中秋の名月の時期には高知市観光協会によって毎年「桂浜観月会」が催されています。ゆったりと月を楽しむことができるほか、近隣の桂浜水族館では「夜の水族館」などの楽しいイベントも同時に開催されます。9月に高知を訪れる方は、ぜひ月の満ち欠けのスケジュールも気にしてみてください。
高知はグルメの宝庫!
桂浜のある高知はグルメの宝庫として知られます。中でも有名なのはカツオで、高知はカツオの消費量が全国でもずば抜けて1位の県です。タタキや刺身に加え、酒盗などでの楽しみ方もできます。また、これらの刺身などを豪快に盛り付けた皿鉢料理も高知ならでは。さらに山の幸をふんだんに使った田舎寿司も有名です。お酒好きが多い高知では、日本酒の銘柄も多数楽しむことができます。桂浜を訪れる際にはお腹いっぱい楽しんでみてはいかがでしょうか。
高知空港から桂浜へのアクセス
高知空港(高知龍馬空港)から桂浜へは、バスまたは車でアクセスできます。
所在地:高知県高知市浦戸桂浜
公共交通機関で
高知空港から、高知駅またははりまや橋まで空港連絡バスでアクセスしましょう(所要30-35分)。ここから路線バスが運行しています。所要時間は約45-55分です。
車で
高知東部自動車道や国道55号線などを経由し、約25分程度で到着します。
さいごに
桂浜は、高知を旅行する際には必ず訪れておきたい名所です。桂浜から龍馬とともに望む太平洋は、他の地域と比べてもまた違った趣きのあるものでしょう。ぜひ足を伸ばしてみてください。
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