眉山(びざん)は、徳島県徳島市にある山です。徳島市街に隣接しているためアクセスも容易で、昼の景色も夜の景色も美しく見えることから、地元の人々から観光客まで人気を集めているスポットです。今回は、事前に押さえておきたい眉山の概要と見どころについてご紹介します。
眉山とは?
眉山(びざん)という名前は、どの方向から見ても眉の形に見えることから名づけられたと言われています。徳島市のシンボルといえる山であり、古くから地元の人々に親しまれてきました。万葉集には「眉の如雲居に見ゆる阿波の山かけてこぐ舟泊知らずも」と詠まれており、他の地方の人にも良く知られていたことがうかがえます。標高は290mと高くない反面見晴らしは非常によく、晴れた日には阿讃山脈、瀬戸内海、和歌山の山々まで遠くを望むことができます。また、夜景の美しさにおいては四国一のスポットともいわれています。
眉山の見どころ
ロープウェイでもドライブウェイでも!
眉山の山頂へは、阿波おどり会館にある眉山ロープウェイ山麓駅からロープウェイに乗ってたどり着くことができます。山頂まではわずか6分ですが、ゆっくりと上昇していくゴンドラから見る徳島市の街並みはとても印象的です。イベントの際の夜間運行や、元日の初日の出運行など、特別運行も随時行われています。一方、車で訪れる場合には眉山ドライブウェイや眉山パークウェイを利用することもできます。
展望台でゆっくりと過ごそう
ロープウェイで眉山山頂駅にたどり着くと、そこには無料の展望休憩所や展望レストランがあり、展望台からは素晴らしい眺めを楽しむことができます。徳島市の街並みや、四国を代表する河川である吉野川が海へと流れ込む様子だけでなく、大鳴門橋や、天気の良い日には遠くに見える淡路島・和歌山までの眺望を楽しむことができます。
恋人同士のためのロマンチックなスポットも!
眉山山頂には、南京錠をかけられる恋人スポットがあります。恋人たちが永遠の愛を誓って南京錠をかけるフェンスですが、第69代横綱白鵬関と奥様(徳島市出身)の名前が刻まれていることが知られています。また、「眉華鏡(まゆげきょう)」の愛称を持つ、LEDによる万華鏡のモニュメントもあります。高さ6m、横3mという大きさで、LEDを用いた万華鏡としては国内最大級のものです。約4,100個のLEDを使った万華鏡が美しくロマンチックで、デートの時間をより華やかなものにしてくれることでしょう。
徳島阿波おどり空港から眉山へのアクセス
徳島空港(徳島阿波おどり空港)から眉山へは、バスなどの公共交通機関または車でアクセスできます。
所在地:徳島県徳島市眉山町
公共交通機関で
徳島空港から、徳島駅まではリムジンバスが便利です(所要約40分)。ここから徒歩約10分で、ロープウェイ出発駅のある阿波おどり会館に到着します。
車で
国道11号線などを経由し、約20分で到着します。
さいごに
眉山は徳島市のシンボルであり、市街地からも非常にアクセスしやすい場所にあります。ぜひ訪れて、美しい景色を体験してみてください。
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