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アクセスは?アクアマリンふくしまの見どころをご紹介


アクアマリンふくしまは、福島県いわき市にある福島県所有の水族館です。「アクアマリンふくしま」は愛称で、正式には「ふくしま海洋科学館」といいます。2000年に開館し、2011年の東日本大震災では甚大な被害を受けながらも営業を再開し、県内外からの来館者たちに親しまれながら、再建の努力を続けています。今回は、事前に押さえておきたいアクアマリンふくしまの概要と見どころについてご紹介します。

アクアマリンふくしまとは?

アクアマリンふくしまは、2000年に、太平洋に面する福島県いわき市にオープンしました。正式名称である「ふくしま海洋科学館」の通り、観光施設としての水族館機能に加えて、教育施設や環境事業を行う主体としての役割も担っています。多くの観光客に親しまれ、入場者が年間100万人を超える年もありました。しかし2011年に東日本大震災が起こり、交通網の遮断や漁港機能の麻痺などの影響から水の管理・餌の調達などに困難をきたし、避難できた生物を除く20万匹が全滅するという悲劇に見舞われました。しかし約4か月後には営業を再開し、その後は震災前の6割程度の入館者数で推移しながら、復興の中で以前の姿を取り戻してきました。今では800種を超える海の生物と出会い、また様々なイベント企画などを楽しむことができます。

アクアマリンふくしまの見どころ

「潮目の海」など様々なコーナーを楽しもう!

アクアマリンふくしまには、様々なコンセプトに基づいて作られたコーナーが多くあります。中でも「潮目の海」の水槽は、福島ならではのものといえます。この「潮目」とは、福島県沖で「黒潮」と「親潮」が交差していることを指しており、この水量2,050トンという規模の水槽では、豊かな漁場として知られる潮目のカツオやマグロ、サンマといった生物たちを見ることができます。
また、北の湖の海獣・水鳥のコーナーでは、人気のゴマフアザラシやトドなどの生きものに会うことができます。そのほかにもサンゴ礁の海、熱帯アジアの水辺、ふくしまの川と沿岸など、コンセプトごとに異なる生きものたちの姿を見ることができます。

イベントや企画もさまざまに!

アクアマリンふくしまでは、教育施設として、また環境事業を行うことの役割を担い、さまざまな企画が行われています。「小名浜国際環境芸術祭」では、海の生きものなどをモチーフにした様々な芸術作品が展示され、コンテストなども開かれます。また、アクアマリンふくしまは移動水族館車を備えており、東北を中心に様々な地域を訪れて、海の生きものとのふれあいの場を提供しています。また、季節によってはイベントや物産展など盛りだくさんの「おなはま竜宮城まつり」といった楽しいお祭りも開かれています。

参加体験コーナーで海の生きものに親しもう

アクアマリンふくしまには、子どもから大人まで楽しめる参加体験型の企画が多く用意されています。釣りのコーナーでは、魚を釣るだけではなく、その場で食べることができます。また缶詰を作る体験をすることも出来ます。
その他、「フィーディングタイム」では飼育員の解説のもと、珍しい生きものたちがエサを食べる様子を見ることができます。子どもたちが生きものや環境保全について学ぶことができるプログラムや、宿泊プログラムも含む幻想的なナイトプログラムも企画されています。

福島空港からアクアマリンふくしまへのアクセス

福島空港からアクアマリンふくしまへは、公共交通機関または車でアクセスできます。
所在地:福島県いわき市小名浜字辰巳町50

公共交通機関で

福島空港から郡山駅までリムジンバスなどで約40分。JR磐越東線・常磐線を経由して泉駅まで約2時間。路線バスで最寄りのバス停「イオンモールいわき小名浜」下車後、徒歩約5分で到着します。なお、福島空港からはより短い時間で到着できる乗合タクシーの利用も可能です(要予約)。

車で

福島空港からアクアマリンふくしままでは、あぶくま高原道路、磐越自動車道などを利用して、約80分です。

さいごに

アクアマリンふくしまでは、福島県沖の「潮目の海」の展示や人気のゴマフアザラシなど、見どころがいっぱいです。この地域を旅行する際には、ぜひ足を伸ばしてみましょう。


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