飛行機を利用するとき、可能性として考えておかなければいけないのが利用便の遅延や欠航です。飛行機が予定通り運航するかどうかは、天候をはじめとするさまざまな状況によって判断されるため、やむを得ない事情で利用できなくなることも少なくありません。しかし、いざ遅延や欠航となったとき、どのように対処すればいいのかわからないという人も多いのではないでしょうか。ここでは、スカイマーク便が遅延や欠航となったときの対応について解説します。
まずは運行情報をチェックしよう
悪天候は飛行機が遅延となるもっとも大きな要因です。しかし、天候さえ問題なければ予定通り運航しているだろうと判断するのはよくありません。まずは、スカイマークの公式ホームページで運行状況をチェックしましょう。公式ホームページでは、路線別の発着案内を検索できます。また、エリアごとに悪天候が予想される空港も表示されているので、利用する空港の表示がないか確認しておきましょう。もちろん、天候は急に変わることもあるので、空港で待っている間に遅延が発表されることもあります。運行状況は事前情報として確認しておき、不確実な要素がある場合は、空港での発表を待ちましょう。
予約した便が遅延したときの扱いは？
スカイマークでは、悪天候などにより60分以上の遅延が発生した場合において、さまざまな対処を行っています。まずは、予約便の変更と取消です。60分以上の遅延となれば、利用者も当初の予定を大幅に変更せざるを得なくなり、そのまま運行再開を待っているわけにもいかなくなります。そのような状況においては、予約便を変更したり予約を取り消すことが可能です。予約の取り消しにあたっては、払い戻しも同時に行われます。変更と取消にキャンセル料はかかりません。所定の手続きを行えば確実に対処してもらえるので、安心して申し込みましょう。
遅延時の払い戻しの手続きについて
スカイマークチケットの払い戻しは、申し込みの経路により方法が異なります。ここでは、エアトリでチケットを購入した場合の払い戻し手続きについて解説します。まず、搭乗予定日から起算して5日後までに電話かキャンセルフォームからエアトリに連絡を入れましょう。スカイマークへのキャンセル料は発生しませんが、エアトリの取消手数料と事務手数料は返金対象外です。やむを得ない事情による遅延や欠航であっても、取消手数料と事務手数料は発生するので注意しましょう。
また、条件つき運行や欠航の可能性など、完全な遅延や欠航の判断が下りていない場合の予約取り消しは、キャンセル料発生の判断が航空会社によるものとなります。そのため、キャンセル料免除での返金ができない可能性があることを理解しておきましょう。
フライトを変更してもらいたい場合は？
スカイマークでは、利用便の遅延や欠航により、その日の搭乗が不可能となっても、予約を取り消さずに別の日に振り替えることができます。エアトリでチケットを購入している場合でも振替を行うことは可能です。しかし、エアトリでは変更依頼は受け付けていません。振替便を希望する場合は、スカイマークに直接連絡しましょう。振替はスカイマークが運行する同一の路線に限られます。特別な事情を除いて航空会社や路線の変更はできないため、振替にあたっては計画をしっかり確認してから手続きを行うことが大切です。
遅延時の対応も充実！安心して予約できる
利用する航空会社を選ぶにあたって、遅延時の対応は考慮すべき大きなポイントといえるでしょう。スカイマークは遅延時の対応がしっかりしており、エアトリで購入したチケットもエアトリ経由でスムーズに払い戻してもらえるので安心です。飛行機が予定通り運航しないケースは決して少なくありません。飛行機のチケットを予約する際には、遅延や欠航の可能性があることをあらかじめ念頭に置いてしておきましょう。そのうえで、十分な時間的余裕を持ち、遅延や欠航となったときの対処方法を想定しておくことが大切です。