スカイマークで搭乗を予定していた日に天候が悪化し、欠航や遅延するケースもあります。欠航・遅延した場合、いま得で購入したチケットは予約の変更や払戻しができるのか、不安だという人も少なくないでしょう。そこで、いま得のチケットの特徴を知ったうえで、購入後の予約変更や払戻し方法についてチェックする必要があります。支払う料金に関わることでもあるため、万が一のときに備えて事前に確認することが大切です。ここでは、いま得のチケットがどのように扱われるのかについて詳しく紹介します。
スカイマークのいま得とは
スカイマークのいま得とは、空席予測数に基づいて運賃が変動する割引制度です。スカイマークへの搭乗日3日前までに座席を予約することによって、通常よりも安い料金で利用できます。急な出張や予定の変更によって直前に搭乗日が決定したという緊急の場合にもお得な料金になることが魅力です。いま得のチケットは、搭乗日のダイヤが決定したあと、空席予測数が確定するごとに発売されます。つまり、空席数によって価格が安くなることが特徴のため、確保できる座席の数は決まっている点に注意が必要です。
空席が埋まった場合には予約できなくなるため、基本的にはいま得でチケットを確保できてから旅行や出張のプランを決める方法がよいでしょう。いま得はリーズナブルな価格でチケットを購入できる代わりに、普通運賃のチケットとは異なり予約の変更はできません。万が一、予約を取り消す場合も、通常よりも手数料が高いことも認識しておく必要があります。
いま得の欠航・遅延時の取り扱いについて
台風などでフライトが欠航・遅延した場合は、いま得で買ったチケットでもキャンセル料などの手数料は無料で予約便の変更や払戻しが可能です。ただし、予約便変更の場合、運賃に差額が生じた場合には差額を支払う必要があります。予約の変更をする際、航空券の有効期間翌日から30日間は有効期間を延長できることが特徴です。搭乗予定便の遅延や欠航が決まった際には、出発予定時刻以降でも払戻期限内であれば対応してもらえます。搭乗予定日から10日以内、スカイマークの営業時間内に申請しましょう。
欠航や遅延のよる予約の取消は、出発予定時刻以降でもパソコンやスマートフォンのスカイマーク公式サイトから払戻しの手続きを行えます。しかし、予約状況によっては対応できない場合もあるため、予約センターや空港カウンターで手続きを行わなければなりません。
欠航・遅延時の対応はどこでしてもらえる?
予約便の変更の場合は、オンライン、空港カウンター、スカイマーク予約センターのいずれかで手続きを行います。払戻しの場合、オンラインもしくはスカイマークの空港カウンターで手続きを行ったうえで、カウンターもしくは銀行振込にて返金されるという流れです。また、エアトリで購入したチケットであれば、キャンセルフォームもしくは電話で連絡をしましょう。予約の変更で別便に振替をしたい場合には、エアトリで振替手続きは行えないため、航空会社へ問い合わせましょう。 払戻しをする場合には、出発後5日以内にエアトリへ連絡をいれて手続きを行います。
注意点として、エアトリ取扱い料金や事務手数料は返金されないことや、悪天候ではなく航空会社の都合で欠航し、翌日以降の振替便になった場合でも宿泊費等は負担してもらえません。さらに、ジェットスター、ピーチ、バニラエア、春秋航空日本便の4つについては、欠航の際に払戻しができないケースもある点に注意が必要です。
天気予報を見て早めに対処しよう
台風など天候が悪くなりそうなときには、天気予報や飛行機の運行情報をこまめに確認し、可能な限り早く対処しなければなりません。出発の直前で変更や払戻しの手続きに手間取ると、旅のプランにも影響します。エアトリで予約した航空券であれば払戻し手続きも簡単に行えるため、安心してサービスを利用できるでしょう。