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ジェットスターで行き先変更はできる?


航空チケットを予約した後に、急に予定が変更になるなどして、航空チケットの予約内容を変更しなければならないケースがあります。出張先が変更になった、友人と待ち合わせをする場所が変わったなどの理由で、行き先を変えなければならないこともあるでしょう。ジェットスターの予約を取った場合、行き先の変更はできるのでしょうか。この記事では、ジェットスターを予約した後に、行き先を変更する必要がある場合はどうすればよいのかを説明します。

エコノミークラスでも行き先変更は可能?

ジェットスターで行き先の変更が必要な場合、予約していたチケットがエコノミークラスなら変更できないのではないかと心配になるかもしれません。LCC(格安航空会社)では、フライトチケットが安い代わりにキャンセルや変更などができないケースが多いからです。ジェットスターのエコノミークラスには複数の運賃タイプがあり、どの運賃タイプで予約したかによって変更できる内容に違いがあります。エコノミークラスで基本運賃のものが「Starter」です。オプション運賃には、「Starter Plus」「Starter Max」「Starter FlexiBiz」の3つがあります。「Starter」や「Starter Plus」で予約した場合は、予約後に行き先を変更することはできません。

行き先が変更できるのは、エコノミークラスの中では「Starter Max」と「Starter FlexiBiz」です。この運賃タイプなら、変更受付の締め切り時刻までに手続きをすれば、出発地または到着地を変更することが可能です。この際に手数料はかかりませんが、差額分の支払いが必要になります。一般的に、変更する内容は基本運賃に比べて割高になることを覚えておきましょう。変更手続きは、webサイトやアプリ、コールセンター、チェックインカウンターでできます。webサイトやアプリ、コールセンターの変更締め切り時間は、国内線の場合は搭乗時刻の2時間前、国際線の場合は3時間前です。チェックインカウンターでは、搭乗予定便のチェックイン終了時間まで変更が可能です。この時刻を過ぎてしまうと、「Starter Max」や「Starter FlexiBiz」であっても変更することはできなくなります。

ビジネスクラスの場合は?

ジェットスターのビジネスクラスには、基本料金の「Business」とオプション運賃の「Business Max」の2種類があります。この「Business」と「Business Max」はどちらも、行き先の変更が可能です。ただし、その場合もやはり差額分の支払いが必要になります。ビジネスクラスの場合、変更ができるのは出発予定日当日の23時59分までです。

どうしても変更したい人は?

エコノミークラスでは、「Starter」「Starter Plus」の運賃タイプでは予約後の行き先変更ができません。どうしても変更したいときは、一度予約をキャンセルして再度予約をし直すことになります。このとき、「Starter」「Starter Plus」では、支払い済みの料金を払い戻すことができません。「Starter Max」または「Starter FlexiBiz」なら、運賃と同額のフライトバウチャーで払い戻しをしてもらうことができます。

フライトをキャンセルした後、72時間以内に登録したメールアドレスにフライトバウチャーが送られてきます。このフライトバウチャーは、新規のフライトの予約をするときに割引として利用が可能です。現金で払い戻しをしてもらうことはできないので、注意しましょう。キャンセルの締め切り時間は、国内線は搭乗時刻の2時間前、国際線は3時間前です。チェックインカウンターでは、搭乗予定便のチェックインが終了する時間までキャンセルができます。

予約時は慎重に

ジェットスターでは、予約したクラスや運賃タイプによって予約後に行き先の変更ができるかどうか、キャンセル時の払い戻しができるかどうかが異なります。運賃タイプによっては、行き先の変更をすることもキャンセルをして払い戻すこともできません。格安航空券比較サイトのエアトリを使って予約をするときにも、キャンセルや払い戻しに関する条件は同じです。ジェットスターを予約する際にはしっかりと予定を確認して、変更やキャンセルがないように慎重に予約をしましょう。