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ジェットスターでは申し込み後のメールアドレス変更はできる?


お手頃価格で飛行機が利用できて、軽快に国内・海外に出かけられるのがLCCの魅力です。ただ、価格が安い代わりにターミナルが少し遠かったり、手荷物の重量が大きいと追加料金がかかったりなどのデメリットもあるので注意が必要です。例えば、一度予約してしまってから何かしらの変更が必要になった場合、手数料などが発生する場合があります。ここでは、LCCの1つであるジェットスターで予約をした後に、搭乗者のメールアドレスの変更ができるかどうかについて、解説します。

申し込み後の搭乗者情報の変更について

ジェットスターでチケットを予約する場合に便利なのが、My Jetstarを登録しておくことです。最初に氏名、生年月日、電話番号を登録しておけば、予約するときにはIDとパスワードさえ入力すれば、ほかの必要情報が自動的に表示されます。ただ、登録したメールアドレスを変更するには、意外と手間がかかるので注意が必要です。

というのも、メールアドレスの変更手続きは、オンライン上ではできない仕様になっているためです。コールセンターに電話をするか、お問い合わせフォームを利用してメールアドレスを変更したい旨を伝える必要があります。お問い合わせフォームを利用した場合、2週間以内にはジェットスターから電話がかかってきます。国際電話からかかってきますが、取った方が手続きはスムーズに済みますので、この際躊躇せずに取りましょう。そして、電話で古いメールアドレスと、変更したい新しいメールアドレスを伝え、確認がとれれば変更が完了となります。

ただし、エアトリでジェットスターのチケットを申し込んだ場合には、申し込みをした後の搭乗者情報の変更は一切できません。そのため、せっかく予約をしても一度キャンセルし、再度申し込みをする必要があります。

フライトをキャンセルするときの注意点

ジェットスターでチケットの予約はしたものの、どうしても都合がつかずにキャンセルせざるを得なくなる状況も時にはあるものです。では、キャンセルをしたら払った運賃は戻ってくるのかというと、厳しいことに予約時のクラスによってはそうはいきません。

エコノミークラスのStartar、Starter Plus、さらにビジネスクラスのBusinessの場合、運賃や追加料金の払い戻しはできません。エコノミークラスのStarter MaxやStarter FlexiBiz、そしてビジネスクラスのBusiness Maxであれば、払い戻し手数料を支払うことによって運賃および追加料金の払い戻しが可能となります。ただし、空席のあるフライトがあれば予約の変更が可能ですので、できればまるっきりキャンセルしてしまうより、都合のつくフライトがあればそちらに変更するのがおすすめです。

また、旅行会社から申し込んだ場合にはそちらにもキャンセル料が発生します。例えばエアトリで申し込んだ場合には、エアトリにもキャンセル料が発生し、支払う必要が出てくるのです。キャンセルをする場合には、入金をする前に行うようにしましょう。

【Jetstar】運賃規則

予約後の変更は早めに

ジェットスターを含めたLCCでチケットを予約する場合には、搭乗者情報、つまり搭乗者の氏名や生年月日、メールアドレス、フライトの日時など、できる限り変更の可能性のない確定した状態で予約をするようにしましょう。少しでも不確定要素があり、後で変更することになってしまうと、些細な変更であっても余計な事務手数料がかかったり、キャンセル料が発生してしまいます。

変更が起きる可能性が高い場合には、少し料金が高くなっても、変更する際に融通の利きやすい運賃タイプのチケットを予約しておくべきです。キャンセル料も、手続きが早ければ早いほど、それも支払いが済んでいない段階ならば負担が少ないでしょう。運賃タイプによっては支払ってしまった料金が戻ってきません。このような事態を防ぎたければ、変更が起きそうな予定に関しては価格重視で運賃タイプを選ばないことが鉄則です。LCCを利用する場合は、自分の状況をしっかりふまえて慎重に運賃タイプやフライトを選ぶことで、お手頃価格のお得なフライトが実現できるのです。