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航空券はいつから買える?格安で購入する方法と、注意点もご紹介!


格安航空券は人気がある分、早めに購入しないと売り切れてしまうおそれがあります。しかし、普段から飛行機を利用する機会が少ないと、出発予定日の何日前から探すべきなのか分からないこともあるでしょう。そこで、航空券の販売が始まる時期や格安航空券を探す適切なタイミングなど、お得に航空券を手に入れるために知っておきたい情報を紹介します。

※最新の情報については、公共交通機関(各航空会社やJR)のWEBページ等でご確認くださいませ。

目次

航空券の予約と購入の違いとは?

航空券を入手する段階には、席を確保する「予約」と席の料金を支払う「購入」の二段階があります。お金を用意していなくても予約自体はできますが、決められた期限内に料金を支払うことによって初めて座席を確保することができます。

航空会社では、「発売(予約)期間」と「購入期限」をそれぞれ設定しており、購入までの猶予は、予約してから数時間~数日ほどの期間があります。その期間を過ぎてしまうと、予約がキャンセルになってしまうので、特に理由がなければ、予約後にすぐ購入する方が安心です。とりあえず予約し旅行の内容を検討してから購入する場合は、必ず購入期限をチェックしておきましょう。特に大型連休などの旅行シーズンは、キャンセルが出るとすぐに他の人が予約してしまうので、一度キャンセルしてしまうと座席が確保できなくなる可能性があります。

航空券はいつから買える?

航空券の発売日は航空会社によって異なります。また発売開始となっても、全ての券種が購入できるわけではありません。以下では発売開始時期や発売される航空券の種類など、航空会社ごとに説明します。

・運行ダイヤ確定前に予約を開始する航空会社
【JAL】
搭乗日の330日前から普通運賃の座席を予約できます。各種早期割引運賃に関しては、夏ダイヤ(3月下旬~10月下旬の出発便)の割引航空券は例年1月下旬頃発売開始、冬ダイヤ(10月下旬~3月下旬の出発便)の割引航空券は例年8月下旬頃に発売開始となっています。

【ANA】
搭乗日の335日前から「フレックス」など、一部の普通運賃の座席を予約できます。各種早期割引運賃に関してはJALと同様に、夏ダイヤ(3月下旬~10月下旬の出発便)の割引航空券は例年1月下旬頃発売開始、冬ダイヤ(10月下旬~3月下旬の出発便)の割引航空券は例年8月下旬頃に発売開始となっています。

【スカイマーク】
搭乗日3か月前の午前9時30分から普通運賃の座席を予約できます。割引航空券については、JAL、ANAと同様に夏ダイヤ、冬ダイヤが確定してからの発売開始となります。

*運航ダイヤ確定前の予約は、運航ダイヤ確定後に便名や発着時間、機材、座席番号などが変わる場合がありますので、ご注意ください。

・運行ダイヤ確定後に予約を開始する航空会社
【天草エアライン】
運行ダイヤ確定後、搭乗日の2カ月前の同日から予約可能。

【フジドリームエアラインズ】
運行ダイヤ確定後、搭乗日の2カ月前の同日から予約可能。

・運航ダイヤ確定後、半年分の予約を開始する航空会社
【エアドゥ】
運行ダイヤ期間ごとの発売となっており、夏ダイヤ(3月下旬~10月下旬)搭乗分を1月下旬、冬ダイヤ(10月下旬~3月下旬)搭乗分を8月下旬に一斉発売します。

【スターフライヤー】
運行ダイヤ期間ごとの発売となっており、夏ダイヤ(3月下旬~10月下旬)搭乗分を1月下旬、冬ダイヤ(10月下旬~3月下旬)搭乗分を8月下旬に一斉発売します。

【ソラシドエア】
運行ダイヤ期間ごとの発売となっており、夏ダイヤ(3月下旬~10月下旬)搭乗分を1月下旬、冬ダイヤ(10月下旬~3月下旬)搭乗分を8月下旬に一斉発売します。

【IBEXエアラインズ】
運行ダイヤ期間ごとの発売となっており、夏ダイヤ(3月下旬~10月下旬)搭乗分を1月下旬、冬ダイヤ(10月下旬~3月下旬)搭乗分を8月下旬に一斉発売します。

【スプリング・ジャパン】
販売開始日は、運航スケジュール(時刻表)発表日です。具体的には、1月下旬に3月末~10月末のスケジュールが発表され、8月下旬に10月末~3月末のスケジュールが発表されます。概ね運行ダイヤ期間ごとの発売となっており、夏ダイヤ(3月下旬~10月下旬)搭乗分を1月下旬、冬ダイヤ(10月下旬~3月下旬)搭乗分を8月下旬に発表します。

【ジェットスター】
販売開始日は、運航スケジュール(時刻表)発表日です。具体的には、1月下旬に3月末~10月末のスケジュールが発表され、8月下旬に10月末~3月末のスケジュールが発表されます。概ね運行ダイヤ期間ごとの発売となっており、夏ダイヤ(3月下旬~10月下旬)搭乗分を1月下旬、冬ダイヤ(10月下旬~3月下旬)搭乗分を8月下旬に発表します。

【ピーチ・アビエーション】
販売開始日は、運航スケジュール(時刻表)発表日です。具体的には、1月下旬に3月末~10月末のスケジュールが発表され、8月下旬に10月末~3月末のスケジュールが発表されます。概ね運行ダイヤ期間ごとの発売となっており、夏ダイヤ(3月下旬~10月下旬)搭乗分を1月下旬、冬ダイヤ(10月下旬~3月下旬)搭乗分を8月下旬に発表します。

【オリエンタルエアブリッジ】
運行ダイヤ期間ごとの発売となっており、夏ダイヤ(3月下旬~10月下旬)搭乗分を1月下旬、冬ダイヤ(10月下旬~3月下旬)搭乗分を8月下旬に一斉発売します。

空の旅なら格安航空券がお得

飛行機で移動をする際、まずは航空会社から選ぶという人は多いでしょう。特に、格安で航空券を取得できるLCCは人気が高いです。しかし、基本的にどの航空会社でも格安航空券は手配できます。フルサービスキャリアでも、早割などを活用すれば費用を抑えることは可能です。ただし、もともと運賃が安いLCCで、セールやキャンペーンを利用すれば、フルサービスキャリアの半額以下まで料金を抑えられる可能性があります。

安い航空券を探すなら時期も大切

航空券を安く手に入れるには、予約する時期も重要です。まず、搭乗する前日や当日に航空券を購入すると料金が高くなるのは、フルサービスキャリアでもLCCでも変わりません。また、時期や発着場所によって違いはあるものの、直前購入したチケットはほとんどの場合、予約変更はできない決まりになっています。また、夏休みにあたる7~8月、卒業旅行の利用客が増える3~4月など、ハイシーズンは価格が高くなりやすいです。逆に1~2月や6月、10~11月はオフシーズンにあたるため、格安航空券が多く出回ります。

出発日の75日前までに購入すれば、最大8割引まで値下げされるので、早めに予約をしたほうが良いでしょう。予約をする時期の目安として、ワンシーズン前を心がけると確実です。あまりにも早い時期から予約をすると、後から予定が変わってしまう可能性はあります。後からキャンセルをすると、かえってキャンセル料が高くついてしまうリスクがあるので気をつけましょう。

格安航空券はいつから探せるの?

格安航空券を探せる時期は、国内線か国際線かによって異なります。国内線の運航スケジュールは、半年に1度のサイクルで公表されるのが一般的です。スケジュールが決まった時点で、割引運賃の航空券も発売開始されます。運航スケジュールの発表日は航空会社ごとに決まっているため、格安航空券を狙うときは、発表日もチェックしておきましょう。一方、国際線は搭乗日の1年近く前から発売が始まります。ただし、最もお得に買えるタイミングは、搭乗日の20週間前です。

なお、20週間前はあくまで安くなる可能性が高いとされている時期です。ハイシーズンの場合、20週間前には既に売り切れている可能性もあります。搭乗する時期や席数なども考慮したうえで、購入するタイミングを決めましょう。LCCもフルサービスキャリアも、運航スケジュールが決まると同時に航空券の発売が始まる点は共通しています。LCCは1月と8月に運航スケジュールを公表する会社が多いです。LCCで航空券を購入するなら、搭乗する2カ月前までを目安に購入すると良いでしょう。人気のない便は搭乗日の直前に値下げされる場合もあるので、オフシーズンに利用するなら、値下げを待つのも1つの方法です。

格安航空券の注意点

便の変更ができない

格安航空券は、原則として便の変更ができません。もし急な予定変更で、別の便に乗りたい場合は、キャンセルをして購入し直す必要があります。せっかく安く購入したのに、キャンセル料を含めると、結果的に割高になってしまう恐れがあります。

キャンセル料金が高めに設定されている

航空会社やチケットの種類によって異なりますが、格安航空券のキャンセル料は普通運賃の航空券に比べて高めに設定されています。一般的には、国内線で数千円、国際線では数万円程といわれています。また、旅行会社で申し込んだ場合のキャンセル料の目安は、ツアー料金の2割から5割ほどです。

いずれにしても、安くはない金額がかかるので、なるべく予定を変更しないように気をつけましょう。また、万が一の時のために、事前にキャンセル料を確認しておくと安心です。

手荷物の重さに厳しい

LCCは、手荷物に関して非常に厳しいです。機内に持ち込める手荷物は、「7kg以内で、1個または2個まで」が原則ルール(航空会社によって異なる)となっています。ほんの少しの重量オーバーでもしっかりと追加料金を徴収され、しかも空港での追加料金の支払いは割高になります。ですので、予約時に前もって追加料金を支払っておくのが得策であり、そうしておけば余計な心配も要りません。よほどのことがない限り、20kgみておけば問題ないでしょう。

乗り遅れると原則として無効になる

航空券によっては予定していた便に乗り遅れた場合、出発前に電話で連絡をすれば、他の便に変更可能な場合があります。しかし、格安航空券の場合は、原則として変更できず無効となります。ただし、手数料を払えばある程度返金されるケースもありますので、確認してみてください。なお、返金される場合でも返金の申し出には有効期限があるので要注意です。

格安航空券を利用する時は、通常運賃で利用する時以上に、時間に余裕を持って行動しましょう

エアトリでお得な航空券をチェックして

格安航空券を探すなら、エアトリを利用すると便利です。エアトリではLCCを含めた航空会社を一括検索し、価格を比較できます。購入したい航空券が見つかれば、そのまま予約をすることも可能です。さらに、航空券と同時にホテルの検索もできます。旅行会社のツアーとは異なり、個人旅行は自由にスケジュールや交通手段を選べるのが魅力です。一方で、航空会社や宿泊先を自分で探して、予約手続きをしなければいけないというデメリットもあります。エアトリなら航空券やホテル、レンタカーなどを一括検索できるので、旅行の準備にかかる手間や時間を大幅に削減できるでしょう。複数の旅行会社やホテルを同時に比較できるので、旅行に慣れていない人や、航空券やホテルの料金相場が分からない人でも安心です。

安く航空券を買うならタイミングが大切

格安航空券を手に入れるには、購入するタイミングが重要です。しかし、券種によって購入可能な期間が異なります。購入できるのは早くても半年前というものもあるので、来年の航空券を先取りして買うのは難しいでしょう。旅行に行く半年前を目安にエアトリをチェックして、お得なチケットを探すのが確実です。

安い航空券の情報はどこで手に入る?

航空会社の公式サイト

格安航空券を探すうえで外せないのが、JALやANA、LCC各航空会社の公式WEBサイトです。最新の情報が常にアップされていますし、キャンセル料などさまざまなルールが確認できるので、必ずチェックしましょう。最初に複数の航空会社のWEBサイトで、正規の航空券や早割の売り出し時期、割引率などをチェックしておくと、おおまかな料金を把握できるので、格安航空券探しがしやすくなります。

ただし、常に複数の航空会社のWEBサイトにアクセスし情報を追い続けるのは、なかなか大変です。そこで、次の3つのタイミングでチェックすると効率的です。

スケジュールが発表される時期

通常、3月末~10月末のスケジュールは1月下旬に、10月末~3月末のスケジュールは8月下旬に発表されます。そのタイミングで格安航空券の売り出し時期が分かるので、チェックしてみてください。

記念セール

よくショッピングモールなどで「開店○○周年特別セール」といったセールが行われていますが、航空会社、特にLCCでも周年記念セールが行われています。

イベントに合わせたセール

ハロウィンやクリスマスなどの季節のイベントに合わせたセールも、LCCを中心に行われています。

航空会社のSNSやメールマガジン

メルマガに登録したり、SNSをフォローしたりしておくと、手軽に格安航空券の情報が手に入ります。一度登録すれば、自動的にセール情報が送られてきますので、度々WEBサイトをチェックしなくて済みます。格安航空券を確保するうえで、心強い味方です。

航空券の比較サイト

航空券の比較サイトでも、格安航空券の情報をチェックができます。
複数の航空券の中から一番安い航空券を確認することもできるので、自分で航空会社ごとの航空券代をチェックする手間が省けます。

まずは比較サイトで安い航空券を探して、いくつか候補を絞った上で各航空会社もしくは旅行会社のホームページを確認してみるのがおすすめです。

こういった便利なサイトを利用して、効率の良い航空券探しをしましょう。

まとめ

飛行機の航空券は高いというイメージがありますが、購入するタイミングや搭乗する時期を工夫することで想定していたよりも安く購入できる可能性があります。
さらにLCCの格安航空券をチェックしてみると、「飛行機代は高い」というイメージを覆されるほど安くなっていることもあるので、安さを優先したい人はぜひチェックしてみてください。

エアトリでもお得な航空券をチェック、購入できるので、ぜひ活用してください。