障害がある人や健康状態に問題がある人がバニラエアを利用する場合には、あらかじめ予約センターに連絡しておきましょう。サポートを受けられるので、安心して搭乗しやすくなります。ただし、5日前までに連絡が必要など、ルールも存在するので気を付けなければなりません。そこで今回は、バニラエア利用時にサポートを求める場合の注意点を紹介します。
サポートが必要な人は早めに連絡を
車椅子を使っているなど、一人では飛行機に搭乗するのが難しい人でもバニラエアを利用できます。障害がある人をはじめとして、病気の人やケガをしている人、妊娠中の人などをサポートする体制が整っているからです。ただし、サポートを受けたいなら事前に連絡しておく必要があります。提供した情報をもとに、バニラエアは対応する準備を行ないます。情報はCA内でも共有されて、搭乗時のサポートに活かされることになります。
搭乗する際に突然サポートを求めると、事前に連絡していた場合と同じ対応は期待できない場合があります。対応に特別な道具や設備を要するなら、特にその可能性を考慮しておかなければなりません。いずれによ、バニラエアを利用するにあたり、サポートが必要だと分かっている場合には、早めに相談する意識を持つことが大切です。
連絡先や伝えるべきことは?
サポートを受けたい場合は、搭乗日の5日前までに予約センターに連絡しましょう。そうしておくと、搭乗日に空港カウンターまで行くことにより、サポート内容の確認を受けられます。予約センターに伝えるのは、障害の種類や程度、付き添いの有無というような情報です。たとえば、足に障害があるのなら、階段の昇降や長距離の歩行が可能かどうかなどを伝えます。バニラエアは、それらをもとに実施するサポート内容を決めることになるのです。
また、より詳細な情報を求められる場合もあります。たとえば、車椅子の利用者であれば、車椅子のサイズやバッテリーの種類といった仕様を伝えなければなりません。障害の種類によっては、補助犬や盲導犬がいるかどうかなども質問されます。スムーズな受け答えを行うために、サポートが必要な理由や自分に関する情報を事前に整理しておきましょう。
その他予約時の注意点について
予約をする際に、診断書を求められる場合もあるので注意が必要です。妊婦の場合、搭乗日が出産予定日も含めて28日以内なら必要であるため、事前に必ず準備しておきましょう。その他に、医療用酸素ボンベを使用している人や病状が急変する恐れがある人なども求められます。予約時はチェックインのことも意識して、スケジュールに問題がないか検討しなければなりません。搭乗日当日は、時間に余裕のある状態で空港カウンターまで行く必要があります。国内線は出発の1時間前、国際線は出発の2時間前が目安です。
また、機内への持ち込みが許可されているものを確認することも大事です。杖や松葉杖は、先端が尖っていなければ持ち込めます。インスリンの自己注射器は、体調が安定していて自分で使えるという条件付きで、使用予定の分のみ可能です。このように、本人にとって必要でも、内容や使用が制限されている場合もあるので気を付けましょう。
予約後の連絡を忘れないで
エアトリを使ううえで、サポートを求める連絡をどこにすべきか迷う場合もあるでしょう。そのような連絡は、利用する航空会社に対して行う必要があります。エアトリを使えば航空券を予約購入できますが、障害の種類や程度をはじめとした情報に関しては、航空会社に直接伝えなければなりません。それによって、航空会社は初めてサポートを求められている実情を把握し、対応の手配を行えるようになります。したがって、予約できたからといって安心するのはまだ早いです。搭乗日に確実にサポートを受けられるように、連絡を忘れずに済ませておきましょう。