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鹿児島市の観光スポット7選

一昨年の大河ドラマ「西郷どん」で脚光を浴びた鹿児島市。幕末から近代にかけての歴史遺産はもちろん、鹿児島市の歴史、文化、自然を堪能できるおすすめの観光スポットを紹介します。
こちらは東京観光専門学校とのコラボ記事です。旅行学科の学生が作成しました。

桜島フェリー

鹿児島港と桜島港を約15分で結ぶフェリーで、年中無休で24時間運航しています。潮風に吹かれながら鹿児島の雄大な景色を楽しむことができます。自動車や自動二輪車での乗り入れもできるので、桜島をドライブやツーリングで巡りたい人にもおすすめです。土日祝日やゴールデンウィーク、年末年始などの長期休みに運航する、桜島と錦江湾を約50分間海上から巡る「よりみちクルーズ」は観光客に大好評。また錦江湾には野生のイルカが生息しており、運がよければデッキからイルカの群れを目撃することもできます。桜島フェリー名物の、フェリー内にあるうどん・そば屋「やぶ金」のうどんは注文後すぐでてくるので、15分の船旅のお供に是非お試しください!

(鹿児島港側のりば) 住所 鹿児島市本港新町4-1
アクセス カゴシマシティビュー「かごしま水族館前(鹿児島港)」より徒歩1分/鹿児島中央駅から車で15分

城山公園

市街地の中心部に位置する標高107メートルの「城山」。鹿児島市街地や錦江湾、桜島などが望める展望台は、美しい夜景を見渡せることでも人気です。秋には紅葉の名所として賑わいを見せています。周辺には島津家ゆかりの人物の銅像や、西郷隆盛終焉の地、西郷が最後の5日間を過ごしたとされる洞窟など、薩摩の歴史を体感できるスポットが多数点在しており、歴史好きや「西郷どん」ファンは必ず訪れたいおすすめの観光地です。また展望台まで約2キロにわたる城山自然遊歩道は、樹齢400年にもなるクスの大木やシダ・サンゴ樹など600種以上の温帯、亜熱帯性植物が自生する自然の宝庫で、散歩しながら鹿児島の自然と歴史の両方を堪能できるスポットとして有名です。

住所  鹿児島県鹿児島市城山町22-33
アクセス 鹿児島中央駅からカゴシマシティビュー・まち巡りバスで約25分、「城山」バス停下車すぐ
/九州自動車道「鹿児島IC」から国道経由で約15分

観覧車「アミュラン」

アミュランは直径約60m、最大高91mの鹿児島中央駅を象徴するシンボルでもある大観覧車。約14分30秒間ゆっくりと一周するので、長時間景色を堪能することができます。観覧車最大の特徴は、鹿児島の中心地から眺める壮大な景色!鹿児島のシンボルである桜島をはじめ錦江湾、霧島連山、大隅半島など鹿児島の地形を一望できます。スリルを味わいたい人は、ゴンドラ中が透明な「シースルーゴンドラ」で真下から市街地を見下ろしてみては?夜間にはLEDライトによるイルミネーションが点灯し、様々な色、模様、文字などが作り出されます。市街地をロマンチックに彩り、乗るだけでなく外から見ても楽しむことができます。鹿児島中央駅を利用する際には一度訪れてみたいおすすめの観光スポットです。

住所 鹿児島県鹿児島市中央町1−1 アミュプラザ鹿児島 本館 6F
アクセス JR鹿児島中央駅直結

仙巌園・尚古集成館

鹿児島の代表的な観光スポットである仙厳園は、1658年に島津家19代藩主光久によって築かれた約1万5千坪を誇る島津家別邸です。庭園は、錦江湾や桜島をとり入れた雄大な景色が美しく、江南竹林、ひさご池、曲水の庭など見どころ満載です。御殿は、江戸時代には島津家別邸として、明治時代には国内外の要人などを迎える外交として重要な役割を担っていました。御殿内では、当時の薩摩藩主の暮らしが分かる部屋や要人を迎える場などを間近に見ることができます。仙厳園は日本の近代化をリードした場所でもあり、薩摩藩や島津家に関する資料や文化財を展示する尚古集成館を含む一帯は、「明治日本の産業革命遺産」として2015年に世界文化遺産の構成資産に登録されました。

住所 鹿児島県鹿児島市吉野町9700-1
アクセス 鹿児島中央駅から車で20分

鹿児島城跡

鹿児島城は1601年島津忠恒が築城した島津家代々の居城です。館の形が鶴が羽を広げたようだったため、別名「鶴丸城」とも呼ばれています。関ケ原の戦いで西軍側に属して敗北した島津氏が徳川家康の薩摩征伐に備えて築いた城ですが、朝鮮出兵や関ケ原の影響で財政が苦しかったこともあり、石高77万石の薩摩藩の城とは思えないほど質素な作りでした。しかしそのおかげもあり現在も本丸と二の丸の周囲の石垣がほぼ完全な形で残されており、当時の面影を味わうことができます。また2020年には御楼門が復元されました。本丸跡に建てられている黎明館は博物館・美術館が一体となった見応えのある施設となっております。

住所 鹿児島県鹿児島市城山町7-2
アクセス カゴシマシティビュー「薩摩義士碑前」下車すぐ/市電「市役所前」より徒歩10分

いおワールドかごしま水族館

錦江湾と桜島を眼前に仰ぐ、絶景のロケーションに立つ水族館。館内では、世界最大の魚ジンベエザメやアザラシ、イルカなど錦江湾から南西諸島の生き物500種3万点が展示されています。イベントも毎日多数実施され、生き物の特性を知ることができたり、餌を食べる様子が見られます。ゴールデンウイークや夏休み期間の一部日程では、21:00まで開館する「夜の水族館」が開催されており、ナイトモードに切り替わった水槽から昼間とは違った生き物たちの様子を観察することができます。また、錦江湾の海とつながっている屋外水路は無料エリアとなっていて、自由に泳ぎ回ったりトレーニングをするイルカを気軽に立ち寄って見ることができます。

住所  鹿児島県鹿児島市本港新町3−1
アクセス 市電「水族館口」より徒歩8分/市営バス「かごしま水族館前」より徒歩3分

天文館むじゃき 本店

練乳たっぷりの氷にフルーツや豆類を沢山盛り付けたかき氷「白熊」発祥の店。1階は鹿児島地産をコンセプトとした軽食やデザートを楽しめるカフェ、2階は洋食を提供するカジュアルレストランになっていて、どちらの店でも白熊を味わうことができます。むじゃきの白熊は氷もフルーツもてんこ盛りで、直径約15センチ、高さは17~18センチとその大きさに驚く人も少なくありません。チョコレートやストロベリー、抹茶、ヨーグルトなど様々な味の種類があるので、複数人で訪れた際にはシェアして食べるのもおすすめです。1階では食べ歩き用の「ハンディ白熊」も販売しているので、天文館を散策しながらお店の味を楽しむこともできます。70年以上愛されている鹿児島の特産品を是非一度食べてみては?

住所 鹿児島県鹿児島市千日町5−8
アクセス 市電「天文館」より徒歩3分

市内から空港へのアクセス

鹿児島市内から鹿児島空港へは、車、バスでアクセスできます。
アクセス 鹿児島中央駅から鹿児島市内線で約40分

さいごに

独自の歴史や文化、そして桜島をはじめとする雄大な自然で溢れている鹿児島市は、どの年代の人にも満喫できる観光地です。
薩摩の歴史を巡ったり、黒豚やさつまいもなど、鹿児島の特産品を味わい尽くしたり、桜島のふもとで自然のパワーを感じたり、様々な楽しみ方ができる鹿児島市でリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。

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