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津市の観光スポット5選

三重県中勢地域に位置する世界一市名が短いまち「津市」、海と山からなる四季折々の多彩な景色が魅力的な津市のオススメ観光スポットをご紹介します。
こちらは東京観光専門学校とのコラボ記事です。旅行学科の学生が作成しました。

※ページ内の情報は、2022年9月時点のものです。最新の情報については、航空会社や空港WEBページ等でご確認ください。

三多気の桜

津市には多くの桜の名所があり、中でも美杉地域にある「三多気の桜」は日本さくら名所100選、国の名勝にも選出されている三重県が誇る桜の名所です。水が張った棚田に映る幻想的な桜の景色や、約1.5kmに渡って続く約1500本の桜が咲き誇る、圧巻の桜並木を楽しむことができます。4月には桜祭りを目当てに毎年大勢の観光客で賑わい、その光景からは三多気の桜の知名度の高さをうかがえます。昼とはまた異なるライトアップされた夜桜も必見です。三多気の桜は立派なヤマザクラの木に加え、棚田と桜を共に撮影できることでも人気の高い撮影スポットです。ヤマザクラは一般的な桜の種類であるソメイヨシノとは異なり1〜2週間遅めの開花が特徴的です。桜と棚田、山並みが一緒になる風景は懐かしさが漂う、津市の春限定のスポットです。

住所 津市美杉町三多気
アクセス 近鉄名張駅から奥津行き三重交通バス約60分杉平下車すぐ

青山高原

関西の軽井沢ともいわれる「青山高原」は、標高756mの展望台から眺望できる伊勢湾の絶景が見所であり、避暑地としても快適にお過ごしいただける観光スポットです。夏は平地よりも約4度低い爽やかな気候が特徴的であり、東海自然遊歩道と青山高原公園線が整備された高原は、約10kmのワインディングが続くドライブスポットとしても人気です。津市、伊賀市にまたがる頂上近くには発電量国内最大規模の風車が設置されており、大型の白い風車が回っている景色は絵画の一場面を見ているような壮大な空間となっています。風車は近くまで寄って見ることができるため、風車を背景に迫力のある写真を撮ることができます。キャンプ場やバーベキューハウス、プールなどお子様も楽しめる要素が溢れている場所です。

住所 津市大倉12番19号
アクセス 国道165号線「青山高原入口」から車で約20分

津城

津市のランドマークともいえる「津城」は、織田信包が創築し築城の名手・藤堂高虎により大改修された防御には堅固なお城であり、現在は本丸と西之丸、内堀の一部が残っています。織田信包による創築後、津は城下町として発展し、津の基礎づくりを行い城下を整備したことで津は明治維新まで 32万石の城下町として栄えてきました。 2005年3月に県指定史跡に指定され、城跡公園として綺麗に整備されているため、繊細な日本庭園から近代的な西洋庭園など、それぞれ特徴が異なる庭園を眺めながらゆったりとした散策をお楽しみいただけます。津城と自然が織りなす四季折々の風景も必見です。苔むす石垣と桜のコントラストが美しい春の桜、夏の紫陽花、秋の紅葉など市民から親しまれている憩いの場所の一つです。

住所 津市丸之内
アクセス JR・近鉄「津駅」からバス約8分「三重会館」から徒歩で約3分/伊勢自動車道「津IC」から車で約10分

三重県立美術館

中部・東海地方で初めて本格的美術館として開館した「三重県立美術館」は、主に日本の近代絵画のコレクションが充実しているのが特徴的です。年間4期に分けて、三重県の作家を中心に江戸期以降の作品の中でテーマを設け本館にて常設展示が催されています。企画展示室ではオリジナルのテーマによる自主企画展が催され、共同企画展が行われています。また、家族での観覧も楽しめるように美術館内にスタンプラリーが設置されており、夏休みにはワークショップ等を開催しているためお子様も飽きずに存分に楽しむことができます。オリジナル商品や美術関連グッズが販売されているミュージアムショップ、テラス付きのレストランにも是非お立ち寄りください。津駅から好アクセスなため津市観光の際に気軽に立ち寄ることができる、おすすめスポットです。

住所 津市大谷町11番地
アクセス 津駅西口から徒歩約10分/津駅西口から三交バスで「美術館前」下車徒歩1分/伊勢自動車道津インターから車で15分

ミツマタ群生地

3月から4月頃にかけて花を咲かせる「ミツマタ群生地」は、面積約1.5ha(15,000㎡)に渡りミツマタが群生しており、森の樹齢は約70年です。昭和30年頃に山林の多目的利用のため植えられ、その後、幾度に渡る間伐作業を経て、通常より強度の間伐が行われた後、一部しか見られなかったミツマタが一面に広がり現在の景色になっています。ミツマタは冬に葉を落とす落葉性の低木であり、ジンチョウゲ科のミツマタ属の植物です。3月から4月頃にかけて三つ又に分かれた枝の先に黄色い花を咲かせ、皮は和紙の原料として用いられます。見頃は3月中旬から4月中旬となっており、一面が黄色い花で埋め尽くされる光景は撮影スポットとしても圧巻の景色です。

住所 津市美杉町石名原
アクセス JR名松線「伊勢奥津駅」から徒歩20分、駐車場より1km

市内から空港へのアクセス

津市から中部国際空港までは、高速船でアクセスできます。
アクセス 津市より高速船にて約45分

さいごに

国内外からのアクセス抜群、山と海の恵みに囲まれている津市、ここに訪れたから得られる特別な体験が待っています。津市発祥の天むすなど多彩な食文化を堪能するのもおすすめです。

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