札幌市は北海道最大の都市で、2022年1月1日の時点での人口は「1,972,381人」と発表されています。市内には「札幌市時計台」や「さっぽろ羊ヶ丘展望台」など、有名な観光名所が数多くあり、北海道ならではの新鮮な魚介類や、ラーメン、ジンギスカンなどのご当地グルメも数多く楽しめます。今回はそんな札幌を巡る1泊2日のモデルコースを紹介します。
※最新の情報については、公共交通機関(各航空会社やJR)や公共施設のWEBページ等でご確認くださいませ。
【1日目】
10:00
【札幌駅出発】
スタートは「札幌駅」から。札幌駅へは新千歳空港からJR千歳線の快速エアポートで約40分で到着します。
10:15
【雪印パーラー札幌本店】
まずは札幌駅を出て「大通公園」を目指しましょう。
札幌駅からしばらく歩くと「雪印パーラー札幌本店」が見えてきます。
「大通公園」の散策の前に、昔ながらのアイスクリームはいかがでしょうか? 昭和36年(1961年)に創業のパーラーでは昭和天皇、皇后両陛下の為に特別に作られたアイスクリーム「スノーロイヤル」が楽しめます。こちらの本店ではテイクアウトも可能です。
【雪印パーラー札幌本店】
営業時間:10:00~21:00
住所:札幌市中央区北2条西3丁目1−31 太陽生命札幌ビル
電話番号:011-251-7530
10:45
【札幌時計台】
「雪印パーラー札幌本店」から歩いてすぐのところに有名な「札幌時計台」があります。
札幌市の有名観光スポット「札幌時計台」は、正式名称を「旧札幌農学校演武場」といいます。時計台をバックに記念撮影をする方が多いですが、時計台の内部も見学できるようになっており、時計台の事はもちろん、北海道や札幌の歴史、文化を学ぶことができます。
【札幌時計台】
営業時間:08:45~17:10(入館17:00まで)
観覧料:大人200円 高校生まで無料
住所:札幌市中央区北1条西2丁目
電話番号:011-231-0838
11:30
【さっぽろテレビ塔】
「札幌時計台」から「大通公園」に入ると、すぐ左手に札幌の象徴である「さっぽろテレビ塔」が見えます。
大通公園の入り口、西1丁目に建つのが「さっぽろテレビ塔」です。1956年に完成し、札幌のランドマークとなっています。展望台は地上約90mにあり、札幌市内のパノラマと大通公園の美しい風景を楽しめます。天気が良い日には、遠くの石狩平野や日本海も見渡すことができます。
【さっぽろテレビ塔】
営業時間:09:00~21:50
展望台入場料金:大人(高校生以上) 1,000円 小学生・中学生 500円
住所:札幌市中央区大通西1丁目
電話番号:011-241-1131
12:00
【大通公園】
「さっぽろテレビ塔」から市内の眺望を楽しんだら「大通公園」を散策してみましょう。
札幌駅から徒歩15分の大通公園は、「さっぽろ雪まつり」の会場で有名です。東西にわたって1.5キロもある園内には、約4,700本の木や数多くの花々の中に噴水やアート作品などが展示されています。また園内では四季を通じて様々なイベントが開催されています。
【大通公園】
住所:札幌市中央区 大通西7丁目
電話番号:011-251-0438(インフォメーションセンター)
13:00
【スープカリー スアゲ プラス本店】
歩き回って、そろそろお腹が空いたころですか?「大通公園」から15分程歩くとすすきのに着きます。ランチは「スープカリー スアゲ プラス本店」でどうでしょうか。
すすきのにある多くのスープカリー店の中でも、特に人気が高いお店が「スープカリー スアゲ プラス 本店」です。「美味しくて、食べやすい」をコンセプトにしたスープカレー専門店で、2019年には東京へも初出店しました。北海道と東京で9店舗を展開する人気店です。
【スープカリー スアゲ プラス本店】
営業時間:11:30~21:00
住所:札幌市中央区南4条西5丁目6-1 都志松ビル 2階
電話番号:011-233-2911
14:30
【白い恋人パーク】
ランチを楽しんだら「白い恋人パーク」に移動しましょう。
北海道のお土産で有名な「白い恋人」の製造元である、「石屋製菓株式会社」が運営するテーマパークです。すすきのからは、札幌市営南北線の「すすきの駅」から「大通駅」まで約2分。そこから札幌市営東西線に乗り換えて、終点の「宮の沢駅」まで、約16分です。「宮の沢駅」からは徒歩で約7分です。
パーク内ではオリジナルのお菓子を製作したり、チョコレートについて学ぶことができます。パーク内にある「宮の沢白い恋人サッカー場」は、プロサッカーチーム・北海道コンサドーレ札幌の専用練習場になっていて、練習のある日には選手を間近で見ることができます。パーク内のショップでは様々のお菓子を購入でき、白い恋人のオリジナル缶を作ることができます。
【白い恋人パーク】
営業時間:10:00~17:00
入館料:大人(高校生以上)800円 子供(4才~中学生まで)400円 3歳以下無料 *札幌市民割引あり
住所:札幌市西区宮の沢2条2丁目11−36
電話番号:011-666-1481
17:00
【藻岩山】
「白い恋人パーク」で楽しんだ後は再び地下鉄と市電を使って「藻岩山」を目指しましょう。
札幌市営東西線の「宮の沢駅」から「大通駅」までは約16分です。そこから地上に出て札幌市電内回りに乗り換え「ロープウェイ入口駅」までは約18分です。「ロープウェイ入口駅」から「ロープウェイ山麓駅」までは無料のシャトルバスが運行しており、約2分で「ロープウェイ山麓駅」に到着します。
藻岩山は、札幌市の中心部から南西に約5キロメートルにある標高531メートル の山で、山頂からは札幌の街や、遠く石狩湾までが一望出来ます。特に夜景がおすすめで、2018年には「日本新三大夜景」の一つとして認定されました。
【藻岩山ロープウェイ】
ロープウェイ営業時間:夏季 10:30~22:00(登り最終21:30) 冬季 10:30~22:00(登り最終21:30)
ミニケーブルカー営業時間:夏季 10:30~21:50(登り最終21:40) 冬季 11:10~22:00(登り最終21:30)
料金(往復セット料金)大人2,100円 小人(小学生以下)1,050円
住所:札幌市中央区伏見5丁目3番7号
電話番号:011-561-8177
19:00
【古艪帆来(コロポックル)】
「藻岩山」からの夜景を楽しんだら市内に戻って、札幌の有名店「古艪帆来(コロポックル)」で地元食材をふんだんに使った夕食を楽しみましょう。
「ロープウェイ山麓駅」からシャトルバスを使い、札幌市電の「ロープウェイ入口駅」までは約2分です。「ロープウェイ入口駅」からは、札幌市電山鼻線の電車事業所前方面に乗り、「すすきの駅」までは約25分です。
昭和51年創業の「古艪帆来(コロポックル)」は、多くの札幌市民から愛される居酒屋です。道内各地から仕入れる旬の食材はどれも新鮮で美味。北海道の地酒も楽しめる飲み放題コースもお勧めです。人気店のため予約は必須です。
【古艪帆来(コロポックル)】
営業時間:15:00~23:00
住所:札幌市中央区南4条西4丁目 松岡ビル 3F
電話番号:011-241-4646
21:00
【BAR やまざき】
夕食の後には「BAR やまざき」で1杯いかがでしょうか。
札幌のBARと言ったら、真っ先に名前が挙がるのがここ「BAR やまざき」。創業60年を超える老舗です。ここで是非いただきたいのは、オリジナルカクテルの「サッポロ」! ウオッカベースのオリジナルカクテルで、アマレット、ドライベルモット、シャルトリューズで仕上げます。
【BAR やまざき】
営業時間:18:00~24:00(L.O)
住所:札幌市中央区南三条西3 克美ビル 4F
電話番号:011-221-7360
22:30
【元祖札幌ラーメン横丁&イニシャル】
まだまだ物足りないという方は、〆のラーメン、〆のパフェはいかがでしょうか。
「元祖札幌ラーメン横丁」には道内の人気店17店が軒を並べています。自分好みのラーメンを見つけてください。そして地元の女性に流行りなのが〆のパフェです。
札幌ラーメンは味噌が主流と思われがちですが、地元では醤油も人気です。各店工夫を凝らした醤油ダレで勝負しています。そして札幌では締めラーメンならぬ締めパフェが流行り。お酒で熱くなった体をスーッとクールダウンしてくれます。狸小路商店街にある「イニシャル」は、おしゃれな店内・SNS映えするメニューで人気の店です。
【元祖札幌ラーメン横丁】
住所:札幌市中央区南5条西3丁目6 N・グランデビル1階
【イニシャル】
営業時間:14:00~24:00(L.O 23:30)
住所:札札幌市中央区南3条西5-36-1 F.DRESS五番街ビル 2F
電話番号:050-5594-7040
さて札幌市内散策1日目はいかがだったでしょうか?ではそろそろ明日の為に早めにホテルで休みましょう。
【2日目】
9:00
【札幌市中央卸売市場 場外市場】
2日目の朝は「札幌市中央卸売市場 場外市場」からスタート。
ホテルの朝食もいいですが、せっかくの札幌観光、新鮮な海鮮丼を楽しみましょう。最寄り駅は、JRの「桑園駅」からは徒歩で約9分、地下鉄東西線の「二十四軒駅」からは徒歩で約7分です。
札幌市中央卸売市場は一般の方は見学のみですが、隣接する場外市場では、北海道の各種名産品を購入可能です。飲食店も充実しており、海鮮料理の店やラーメン屋などが立ち並びます。早い時間から営業している店が多いので、ホテルではなくこちらで朝食を楽しむ方も多いです。
【札幌市中央卸売市場 場外市場】
営業時間:24時間営業(各店舗により営業時間は異なります)
住所:札幌市中央区北11条西21丁目1番7号214
電話番号:011-621-7044
10:30
【北海道大学キャンパス】
北海道の新鮮な海鮮を楽しんだ後は、ポプラ並木などで有名な「北海道大学」へ移動しましょう。
「札幌市中央卸売市場 場外市場」から「北海道大学」まではタクシーを使った移動が便利。約10分で「北海道大学」に到着します。
広大なキャンパスとポプラ並木で有名な北海道大学、クラーク像やポプラ並木、北大総合博物館をめぐると約2時間の散策になります。
【北海道大学キャンパス】
博物館開館時間:10:00~17:00
住所:札幌市北区北8条西5丁目
電話番号:011-251-0438(インフォメーションセンター)
13:00
【サッポロビール園】
広大な北海道大学キャンパスを散策した後はランチに移動しましょう。
札幌と言えばジンギスカンは外せないでしょう。「サッポロビール園」までは「北海道大学」からタクシーを利用して約10分で到着します。
明治の面影を残すレンガ造りの建物。日本で最も歴史のあるビール博物館ではサッポロビールの歴史を学び、最後にここでしか飲めない貴重な復刻ビールが楽しめます。また庭園や館内のレストランでは、各店趣向を凝らしたジンギスカンメニューを楽しめます。
【サッポロビール園】
営業時間:11:30~21:00
住所:札幌市東区北7条東9丁目2-10
電話番号:0120-150-550
15:30
【札幌駅&JRタワー】
本場のジンギスカンを堪能したらお土産を買いに「札幌駅」へ戻りましょう。
「サッポロビール園」から「札幌駅」まではタクシーを利用して約8分です。
旅の終わりにはお土産を購入しましょう。
札幌駅の構内やJRタワーの中にはどさんこプラザや北海道色彩館といった北海道各地の名産品を扱う土産店が立ち並びます。北海道色彩館では北海道各地の銘菓や有名駅弁が豊富にそろいます。どさんこプラザでは各地の銘菓が箱ではなく1個単位で購入できますので、色々な味を楽しむことができます。北海道限定のソフトカツゲンは飲み口さわやかな乳酸飲料。札幌の地元っ子に人気の商品です。
【札幌駅】
住所:札幌市北区北6条西4丁目
【さいごに】
札幌1泊2日の旅はいかがだったでしょうか?札幌は季節によって全く違う顔を見せ、1年を通して楽しめる街です。今回の記事をぜひ旅の参考にしてみてください。