屋久島は国内旅行の中でも隠れた人気の高い観光スポットです。主な交通手段が飛行機ということもあり、屋久島旅行は費用がかかるというイメージがありますが、実際はどれくらい予算がかかるのでしょうか。屋久島旅行にかかる予算と、お得に旅行ができる知識をご紹介します。
※最新の情報については、公共交通機関(各航空会社やJR)や公共施設のWEBページ等でご確認ください
屋久島に行くのにかかる交通費の目安
屋久島へは、鹿児島から飛行機又は高速船の2つの方法で行くことができます。
どちらの交通手段にもメリット・デメリットがありますが、実際どちらを選んだ方がお得なのか、比較して紹介します。
高速船よりも飛行機の方がお得?
では、飛行機と高速船それぞれの交通手段の詳細を挙げていきます。
【飛行機】
・搭乗までの移動方法:各出発地から鹿児島空港へ~乗り継ぎにて搭乗
・所要時間:約40分
・値段:大人片道17,710円(JAL 普通運賃)
17,800円(ANA 普通運賃)
※2023年11月調査時点の公式の料金
JAL:2024年2月19日 鹿児島空港8:50発-屋久島空港9:30着
ANA:2024年2月19日 鹿児島空港10:30発-屋久島空港11:10着
【高速船】
・乗船までの移動方法:各出発地から鹿児島空港又は鹿児島中央駅へ~バス又はタクシーで鹿児島本港埠頭へ~乗船
・所要時間:約2時間30分
・値段:大人片道12,200円
飛行機は、メリットとして所要時間が短く、鹿児島空港から移動せず乗り継ぎできることが挙げられますが、値段が高いことがデメリットにあります。
高速船は、メリットとして飛行機に比べ値段を抑えられることが挙げられますが、所要時間が長く、乗船までの移動が手間であることがデメリットにあります。
尚、鹿児島本港埠頭までは、鹿児島空港からは連絡バスが通っています。所要時間は約1時間で、運賃は大人1,400円です。鹿児島中央駅もバスやタクシーでアクセスできます。バスの場合は、所要時間は約10分で、運賃は大人160円です。
高速船の、空港又は駅からの移動の手間や費用、そして所要時間の差を踏まえると、飛行機の方がお得であることが分かります。
羽田空港↔鹿児島空港の料金目安
羽田空港から鹿児島空港までの、航空券代金について説明します。
航空券は高いと思われがちですが、早期購入割引を利用するとお得に旅行をすることができます。
表を参考にして、お得に旅行をしましょう!
券種\航空会社 | JAL | ANA | スカイマーク |
搭乗日の75日前まで | 9,060円 | 9,060円 | – |
搭乗日の55日前まで | 13,020円 | 13,020円 | – |
搭乗日の45日前まで | 16,210円 | 29,520円 | – |
搭乗日の28日前まで | 19,620円 | 35,020円 | – |
搭乗日の21日前まで | 24,020円 | 37,330円 | – |
搭乗日の7日前まで | 30,070円 | 41,290円 | – |
搭乗日の3日前まで | 42,390円 | 42,390円 | 9,570円 |
搭乗日の1日前まで | 44,370円 | 44,370円 | 10,770円 |
普通運賃 | 50,420円 | 50,470円 | 28,570円 |
株主優待券 | 25,395円 | 25,420円 | – |
※2023年11月調査時点の公式の料金
JAL:2024年2月19日 羽田空港6:25発-鹿児島空港8:25着
ANA:2024年2月19日 羽田空港6:40発-鹿児島空港8:45着
スカイマーク:2024年2月19日 羽田空港7:20発-鹿児島空港9:25着
鹿児島空港↔屋久島空港の料金目安
券種\航空会社 | JAL | ANA |
搭乗日の75日前まで | 6,710円 | – |
搭乗日の55日前まで | 8,580円 | – |
搭乗日の45日前まで | – | – |
搭乗日の28日前まで | – | – |
搭乗日の21日前まで | 9,240円 | – |
搭乗日の7日前まで | – | – |
搭乗日の3日前まで | – | – |
搭乗日の1日前まで | 15,620円 | 15,620円 |
普通運賃 | 17,710円 | 17,800円 |
株主優待券 | 8,855円 | – |
※2023年11月調査時点の公式の料金
JAL:2024年2月19日 鹿児島空港8:50発-屋久島空港9:30着
ANA:2024年2月19日 鹿児島空港10:30発-屋久島空港11:10着
屋久島旅行での宿泊費の目安
「ホテル 屋久島(旧 JRホテル屋久島)」のツインルームは、公式サイトからの予約で、一泊48,000円~となります。「THE HOTEL YAKUSHIMA OCEAN & FOREST」では、一泊約37,400円~(大人2人1部屋)のプランがあります。一方、ビジネスホテルやコテージ、民宿などの場合は、これらのハイクラスなホテルと比べて宿泊費が割安です。
航空券の場合、普通運賃か、早期購入割引を利用するのか、また宿泊費の場合、高級ホテルかビジネスホテルにするのかについて、ニーズに合わせて検討するのがよいでしょう。
屋久島旅行でのエコツアーの目安
屋久島では、島の大自然を体感できるエコツアーが人気です。
樹齢3000年の縄文杉を見に行く1日コースや、島の歴史や自然をのんびり見て回る半日ツアーなど、様々な種類のツアーがあります。
縄文杉ツアー(1日):約13,000円
白谷雲水峡ツアー(1日):約12,000円
白谷雲水峡ツアー(半日):約8,000円
ヤクスギランドツアー(1日):約12,000円
ヤクスギランドツアー(半日):約9,000円
別途服装や荷物の装備が必要になりますので、エコツアーに参加する場合は準備費用も込みで考えておくと良いでしょう。
屋久島旅行でのレンタカー代の目安
屋久島旅行では、1日だけレンタカーを利用する人が多いです。
エアトリレンタカーでは、1泊2日を4,670円~利用することができます。
※2023年11月調査時点の公式の料金
2024年2月19日
【Jネットレンタカー】ドライブプラン(最大4名)
レンタカーを使用する人は、島内一周などの目的が多いです。
西部林道を車で走ると、ヤクシカやヤクザルに遭遇できるかもしれません!
レンタカーだと、好きなタイミングで停車ができるため、写真撮影もできます!
エアトリレンタカーを利用し、屋久島でしか味わえない体験をしてみては!
屋久島旅行での食事・観光・お土産代の目安
【食事】
屋久島には、新鮮な海鮮を食べられるお食事処や、焼き肉屋・イタリアン・カフェなど、海岸沿いにお店が集まっています。
1日あたり7,000円目安で見積もっておくと安心です。
また、ホテルを朝食付きもしくは2食付きで予約した場合は、その分食事代が一部かからないので上記金額より低く見積もっても問題ないでしょう。
【観光】
エコツアーで行くような原生林以外にも、24時間入浴できる天然の露天風呂や「日本の滝100選」にも選ばれている滝など、屋久島の豊かな自然を楽しめる観光地が複数あります。
温泉では入浴料がかかりますが、滝や海岸などは無料で行けるため、観光費用は1,000円以内に抑えることが可能です。
【お土産】
屋久杉の年輪がイメージされた「屋久杉せんべい」(24枚入 1,080円)や、屋久島の特産品を使用した「フィナンシェ ヤクシマーノ」(12個入 1,850円)、屋久島トビウオの炭火焼が入ったエスニックカレー「屋久島フィッシュカレー」(1,080円)など、屋久島の素材を活かしたお土産が揃います。
お土産代は5,000円~で見積もっておくと良いでしょう。
※料金は変動する場合があります。
屋久島旅行の費用は合計いくらくらい?
2泊3日の場合、相場と内訳は以下の通りです。(お土産代は除く)
ツアー費(素泊まり・1名あたり):80,000円
レンタカー代(半日):5,000円
食事代:17,000円
観光・エコツアー代:13,000円
合計:115,000円
3泊4日の場合、相場と内訳は以下の通りです。(お土産代は除く)
ツアー費(素泊まり・1名あたり):90,000円
レンタカー代(1日):5,000円
食事代:25,000円
観光・エコツアー代:22,000円
合計:142,000円
上記金額は本州発の相場となり、九州発の場合は飛行機の乗り継ぎがないためもう少し安く抑えられます。
アクティビティを2つ以上楽しみたい方やホテルステイをゆっくり満喫したい方には3泊4日がおすすめです。
なるべく安く屋久島旅行に行きたい場合は2泊3日で収めた方が良いでしょう。
屋久島旅行に安く行けるシーズンは?
屋久島旅行が安いシーズンは、梅雨の時期(5月下旬~7月上旬)と、冬(12月~3月)です。
梅雨の時期は、雨天の確立が高く、豪雨による欠航やエコツアーの中止により屋久島旅行が予定通りに催行できない可能性が高まります。
冬は時期によっては積雪や凍結があり、歩行には十分注意する必要があります。
また、オフシーズンのため休業しているお店も少なくありません。
屋久島初心者の方にはあまりおすすめできませんが、リピーターで重装備でのトレッキングに慣れている方は、安いシーズンを狙って行くのも一つの手です。
屋久島旅行のベストシーズンは春から秋です。
ゴールデンウィークや夏休みなどの行楽シーズンは値段が高くなるのでなるべく避けて計画を立てるようにしましょう。
屋久島旅行をお得に予約するならエアトリ
2023年に創業31年を迎えたエアトリのグループ会社「ニーズツアー」では、屋久島行き格安往復航空券+ホテルのツアー商品を販売中!
お得な素泊まりプランや、2食付きプランなど様々なツアープランをご用意!
JALは座席が埋まれば埋まるほど航空券代金が高くなるので、早期ご予約がオススメです!
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まとめ
屋久島は島全体の約20%が世界遺産に登録されている唯一無二の自然溢れる島で、大自然を求めて毎年多くの観光客が訪れます。
トレッキング以外にも、カヤックやシュノーケリングなどのアクティビティもあり、多彩な楽しみ方ができます。
是非、エアトリのグループ会社「ニーズツアー」を利用して屋久島旅行を楽しんでみてはいかがでしょうか。