高速バス・夜行バスに乗るときは、狭い座席でも少しでも快適に過ごしたいですよね。バス車内の環境に適した服装を選べば、窮屈さを軽減しリラックスできますよ。
今回は、高速バス・夜行バスでおすすめの服装と男女別・季節ごとの選び方、バス乗車時のメイク・着替えの方法までを解説します。ぜひ準備の参考にしてください!
高速バス・夜行バスの服装で気をつけたいこと
高速バス・夜行バスに乗車する際は、車内でストレスなく過ごせるよう服装に気をつけましょう。服や靴選びに関する基本的なポイントを解説します。
ゆったりとした服を選ぶ
バスの車内で快適に過ごすためには、しめつけのないゆったりとした服を選ぶのがおすすめです。タイトなサイズ感の服によって窮屈さを感じると、リラックスできず就寝の妨げになったり、車酔いなどの体調不良を起こしやすくなったりしてしまいます。
寒さやむくみの対策をする
季節を問わず、バスの車内では冷えを感じやすいです。少し厚着をする、上着やブランケットを持ち込むなどして寒さ対策を万全にしておきましょう。足元の冷えが気になる方は、冷たい空気が入り込みやすいスカートを避けたパンツスタイルがおすすめです。着圧ソックス・タイツを履けば、防寒と同時にむくみ対策も行えます。
シワになりにくい素材の服を選ぶ
バスに座った状態が長時間続くと服にシワがつきやすいです。到着後にそのまま観光などをする予定の方は、シワになりにくい素材の服を選びましょう。ポリエステル100%やニット素材のものがおすすめです。
靴は脱ぎ履きが楽なものを選ぶ
バスの車内では、靴を脱いでスリッパを履いた状態で過ごすのがおすすめです。座席に座った状態では足元に手を伸ばすことが難しいことが多いため、ジッパーなどで調整が必要な靴は避け、楽に脱ぎ履きできるものを選びましょう。
【男女別】高速バス・夜行バスで快適に過ごせる服装
高速バス・夜行バスの車内で快適に過ごせる服装はどのようなものなのか、男女別・季節ごとにご紹介します。準備をする際は乗車日の気温も必ず調べて、適した服を選んでください。
男性の服装ポイント
しめつけのない、ゆったりとしたサイズ感のTシャツやパンツを選びましょう。靴はスニーカーやスリッポンなどがおすすめです。
夏場の服装
夏場であっても、バス車内は空調がきいていて肌寒く感じる可能性があるので、コンパクトに収納できる薄手のカーディガンなどがあると安心です。冷えで血行が悪くなるのを避けるために裸足を避けるか、靴下を持ち込んで乗車中は履いて過ごすとよいでしょう。
冬場の服装
冬場の場合は、保温効果のあるインナーを着込むのがおすすめです。アウターは着たまま、あるいはブランケット代わりに体にかけて過ごす方が多くいます。冷えを防ぐため、靴下は厚手のものを選びましょう。
女性の服装ポイント
しめつけのない、ゆったりとしたサイズ感の服を選びましょう。動きやすさを考慮するならパンツスタイルがおすすめですが、スカートを履く場合は、腰やお腹回りのしめつけがきつくないかよく確認してください。靴はスニーカーやスリッポン、ヒールの低いパンプスなどがおすすめです。
夏場の服装
バス車内は夏場でも空調による冷えを感じやすいので、さっと脱ぎ着できる薄手のカーディガンなどを用意しておきましょう。スカートの裾部分は就寝中に乱れてしまう可能性があるため、ミニ丈ではなく、膝が完全に隠れるくらいのロング丈がおすすめです。
冬場の服装
冬場は保温効果のあるインナーやニット素材の服、厚手のアウター・靴下などを着込み、冷え対策を万全にしてください。スカートは冷たい空気が中に入り込みやすいため、防寒を徹底するならパンツを選ぶと安心です。
高速バス・夜行バスでメイクはどうする?
高速バス・夜行バスに乗車する際、メイクはいつどこで落とす・行うべきなのかを解説します。
すっぴんでの乗車がベスト
バスに乗車する際は、事前にメイクを落としてすっぴんの状態で乗車しましょう。水を使った洗顔はできず、揺れる車内でじっくりとスキンケアを行うことも困難であるため、時間に余裕がある方はパウダールームなどでメイク落としとスキンケアを済ませておきましょう。
車内でメイクを落とす場合の持ち物・注意点
バスに乗車してから車内でメイクを落とす場合は、以下のようなメイク落とし・スキンケアアイテムを用意して持ち込みましょう。
〈車内でメイクを落とす場合の持ち物〉
・シートタイプのメイク落とし
・シートマスク(パック)やジェルなど、オールインワンタイプのスキンケア
シートタイプのメイク落としはバッグの中でもかさばらず、水なしで手軽にメイクを落とせます。メイク落としのみでは肌が乾燥してしまうため、1枚でスキンケアを完結できるタイプのシートマスクや、オールインワンジェルなどのアイテムを用意するのがおすすめです。
メイクを落とす際は、周囲の乗客の迷惑にならないように十分配慮してください。メイク落とし・スキンケアはできる限り無香料のものを使用し、設備がある場合は座席間のカーテン(仕切り)も活用しましょう。
メイクをしたまま眠るのもOK
バス車内では、メイクをしたまま到着まで過ごしても問題ありません。ただし、長時間メイクをしたままでいると肌を傷めてしまうため、極力乗車前か車内でメイクを落とし、最低限のスキンケアまで行うことをおすすめします。
メイクをしたまま就寝する場合は、座席やブランケットなどの備品にメイクがついてしまうことがないよう気をつけてください。
車内でのメイクはおすすめしない
走行中のバスの車内は揺れが大きく、状況によっては急停止する可能性もあるため、乗車中にメイクをするのはおすすめできません。化粧品の粉や液体がこぼれ、周囲の乗客にかかって迷惑をかけてしまう危険性もあります。メイクは目的地に到着後、現地のパウダールームなどで行いましょう。
高速バス・夜行バスから降りた後の着替えはどこでできる?
高速バス・夜行バスから降りた後、どこで着替えができるのか解説します。
トイレ
ボトムスを変える、レギンスを脱ぎ着する程度であれば、トイレに入ったついでに行うのもよいでしょう。ただし、長時間個室を占有するのはトイレを利用したい方の迷惑になってしまうため、時間を要する着替えは避けてください。
ネットカフェ・カラオケ
ネットカフェやカラオケはいたるところに店舗があり、時間帯を問わず手軽に利用できる個室空間です。しかし、ネットカフェやカラオケの個室は室外から中の様子が確認できる仕様になっていることが多く、監視カメラが設置されている場合もあるため、店舗によっては着替えに適していない可能性があります。
ネットカフェはシャワーを備えているところが多いので、着替えスペースのみの利用は可能か確認してみてください。
バスターミナルの着替えスペース
大型のバスターミナルでは、バスの利用客向けに着替えスペースが用意されていることがあります。着替えをすることを想定して作られたスペースなので、もっとも利用しやすいおすすめの選択肢です。
カプセルホテル
カプセルホテルの個室はカーテンや簡易的なドアによって目隠しができるため、他人に見られる心配がなく、着替えを済ませられます。ただし、大人1人が最低限横になれる程度のスペースであることがほとんどなので、着替えの際には窮屈さを感じるかもしれません。
まとめ
今回は高速バス・夜行バスに乗車する際の服装選びのポイントや注意点、降車後の着替えなどのポイントを解説しました。しめつけのないゆったりとした服を心がけ、季節を問わず車内での冷えには注意しましょう。
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