名古屋から金沢へのアクセス方法は、新幹線・電車(在来線)・バスのいずれかです。ただし、人によって「名古屋から金沢まで早く行きたい」「名古屋から金沢までなるべく安く行きたい」など、重視したい目的は異なるため、おすすめのアクセス方法も変わってきます。
そこで今回は、名古屋から金沢までの交通手段を3パターンに分けてご紹介します。パターン別に、料金や所要時間、メリットやデメリットなども解説していますので、旅の参考にしてみてください。
名古屋から金沢への行き方は3パターン!
名古屋から金沢への行き方は、以下の3パターンです。
<名古屋から金沢への行き方>
- 新幹線+特急
- 在来線
- 高速バスまたは夜行バス
各交通手段を利用すると、おおよそ以下の料金と所要時間がかかります。
交通手段 | 料金(片道) | 所要時間(片道) |
新幹線+特急 | 9,650円~ | 約2時間30分 |
在来線 | 7,500円 | 約4時間 |
高速バスまたは夜行バス | 3,600円~ | 約3時間30分 |
※乗り継ぎにかかる時間によってはさらに長くなる可能性あり
料金は時期によって変わる場合もありますが、最安料金で名古屋から金沢まで行ける交通手段は、高速バスまたは夜行バスです。新幹線+特急(しらさぎ)を利用したほうが、到着時間は早まります。しかし、その差は1時間20分程度なので、特に急ぎの用事でなければ、料金を約半額にできるバスでの移動がおすすめといえます。
【新幹線+特急】で名古屋から金沢に行く
名古屋から金沢まで最速で行きたい場合は、新幹線+特急で行きましょう。この場合、名古屋駅から敦賀駅まではJR北陸本線「特急しらさぎ」、敦賀駅から金沢駅まではJR北陸新幹線「つるぎ」で移動するのが一般的です。
料金・所要時間
名古屋から金沢まで行く場合、特急しらさぎと北陸新幹線つるぎに乗ると、以下の料金と所要時間がかかります。
交通手段 | 料金(片道) | 所要時間(片道) |
特急しらさぎ+新幹線(つるぎ) | 自由席:9,650円 指定席:10,180円 グリーン席:12,450円 | 約2時間30分 |
※乗り継ぎにかかる時間によってはさらに長くなる可能性あり
新幹線つるぎは、このたびのダイヤ改正で、大阪~金沢間を25往復するよう変更されています。敦賀から金沢へも、スケジュールに余裕を持たせた移動が可能になりました。また、北陸新幹線 金沢~敦賀間の開通にともない、敦賀駅新幹線ホームの2階下が特急しらさぎのホームに改装されています。特急しらさぎを降りたあとは、約8分の移動時間で新幹線つるぎに乗車することが可能です。
料金は、ダイヤ改正にともない、特急しらさぎが全席指定席になりました。一方、新幹線つるぎは自由席・指定席・グリーン席の3種から選択できるので、上記のように新幹線の席種によって変動します。
メリット・デメリット
新幹線と特急で名古屋から金沢まで行くメリットとデメリットは、以下のとおりです。
<メリット>
- 移動時間がもっとも短い
- 出発時間ギリギリまで自由に過ごせる
- 乗り換えがスムーズ
<デメリット>
- 料金がもっとも高い
- しらさぎは1~2時間に1本しか発車しないので、乗り遅れると大幅なロスが生まれる
おすすめできる人
名古屋から金沢まで新幹線+在来線での移動がおすすめなのは、以下の人です。
<おすすめできる人>
- 移動時間を少しでも短くしたい人
- 金沢に少しでも長く滞在したい人
- 乗り換えが負担にならない人
【在来線】で名古屋から金沢に行く
在来線で名古屋から金沢に行く方法は、名古屋駅~敦賀駅間を「特急しらさぎ」、敦賀駅~金沢駅間を「ハピラインふくい」を乗り継ぐ方法と、名古屋駅~金沢駅をJR東海道本線とJR北陸本線を乗り継ぐ方法の2パターンです。
料金・所要時間
名古屋から金沢まで行く場合、在来線のみを利用すると、以下の料金と所要時間がかかります。
交通手段 | 料金(片道) | 所要時間(片道) |
特急しらさぎ+ハピラインふくい | 7,500円 | 約4時間 |
JR東海道本線+JR北陸本線 | 4,510円 | 約5時間 |
※乗り継ぎにかかる時間によってはさらに長くなる可能性あり
在来線を利用する場合、料金の安さを重視するのであれば、JR東海道本線とJR北陸本線を乗り継ぐ方法がおすすめです。ただし、この方法は、移動時間が片道だけで約5時間10分かかります。さらに乗り換え回数も5回と多い点に、注意をしましょう。
一方、ハピラインふくいは、敦賀駅~金沢駅までの直通便が1日1本しかないので、原則は福井駅で乗り換えが発生します。この場合、敦賀駅~福井駅までの便に一度乗車し、福井駅で下車したあと、金沢行きのハピラインふくいで金沢駅まで向かいましょう。
メリット・デメリット
在来線で名古屋から金沢まで行くメリットとデメリットは、以下のとおりです。
<メリット>
- 電車移動にかかる費用を安く抑えられる(JR東海道本線+JR北陸本線)
<デメリット>
- 乗り換えが多い
- 移動時間が長い(JR東海道本線+JR北陸本線)
- 1~2時間に1本しか電車が来ないので、乗り遅れると大幅なロスが生まれる(特急しらさぎ)
おすすめできる人
名古屋から金沢まで在来線での移動がおすすめなのは、以下の人です。
<おすすめできる人>
- ゆったり旅を楽しみたい人
- 電車で移動したいけれど料金は安く抑えたい人(JR東海道本線+JR北陸本線)
【高速バス・夜行バス】で名古屋から金沢に行く
高速バス、または夜行バスで名古屋から金沢に行く場合は、名鉄バスセンターや名古屋駅から乗車し、金沢駅まで向かいます。高速バスや夜行バスは観光地で停車するケースが多いため、白川郷や尼御前など、金沢駅以外の場所で下車することも可能です。
料金・所要時間
名古屋から金沢まで行く場合、高速バスや夜行バスを利用すると、以下の料金と所要時間がかかります。
料金(片道) | 所要時間(片道) |
3,600円~5,810円 | 約3時間30分 |
※料金は時期や利用する席種によって変動
高速バスや夜行バスは、年末年始を避けた平日に予約すると、新幹線や在来線を利用するより安い料金で名古屋から金沢へ行くことも可能です。また、バスの所要時間は、新幹線や特急しらさぎを利用したケースと30分しか差がありません。時間に余裕があるのであれば、高速バスや夜行バスを利用するほうがお得でしょう。
メリット・デメリット
高速バスや夜行バスで名古屋から金沢まで行くメリットとデメリットは、以下のとおりです。
<メリット>
- 最安値で金沢まで行ける便もある
- 新幹線や特急しらさぎを利用した場合と、所要時間は大きく変わらない
- 金沢駅だけでなく、金沢付近の観光地まで直通している便が多い
<デメリット>
- 交通トラブルによる影響を受けやすい
- 座席によっては隣の人と距離が近くリラックスしにくい
おすすめできる人
名古屋から金沢まで高層バスや夜行バスでの移動がおすすめなのは、以下の人です。
<おすすめの人>
- 名古屋から金沢まで安く行きたい人
- 観光地まで乗り換えなしで向かいたい人
名古屋から金沢まで、よりお得に移動する方法
最後に、名古屋から金沢まで、よりお得に移動する方法をご紹介します。
フリーきっぷを利用する
新幹線や在来線で移動する場合は、JRや東海道新幹線、北陸新幹線が提供しているフリーきっぷを利用してみましょう。
フリーきっぷとは、指定区間を一定料金で移動できる切符です。移動区間によっては、フリーきっぷを利用したほうが運賃を安くできる場合もあるため、電車で移動する場合は事前に確認しておくとよいでしょう。
ホテルとのセットプランを利用する
名古屋から金沢までは、新幹線や在来線、バスを単体で利用するのではなく、ホテルとのセットプランを利用するのがおすすめです。ホテルとのセットプランを利用すれば、お手頃価格でホテルに宿泊できるだけでなく、移動にかかる費用も割引されるため、お得です。
早期割引や学割を活用する
JRから指定を受けた学校に在籍している学生さんの場合、片道の距離が101km以上になる電車は学割が適用され、運賃が2割安くなります。また、新幹線やバスは、数ヶ月前に予約をすると早期割引が適用され、運賃が割引される場合もあります。利用を検討している場合は、公式サイトの事前確認がおすすめです。
まとめ
名古屋から金沢までの移動手段は、新幹線+特急、在来線、高速バス/夜行バスの3パターンがあります。移動手段によってメリットやデメリットがあるため、ご自身のスケジュールや予算に合わせ、最適な方法を選択しましょう。
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