"火の国"の歴史に思いを馳せる「熊本・阿蘇1泊2日モデルコース」

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人口およそ70万人を抱え、熊本城を中心に歴史的な城下町として知られる熊本市。地域の商業や文化の中心地として栄え、美しい自然や温泉も多いため、観光客にも人気です。今回はそんな熊本市近辺を巡る1泊2日のモデルコースをご紹介します。
※2024年8月時点の情報です。最新情報は各施設の公式HPをご確認ください。

【1日目】

10:00
【阿蘇くまもと空港】

熊本県の空の玄関口「阿蘇くまもと空港」に到着です。レンタカーを借りたら、旅のスタートです！

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11:00
【大観峰】

まずは阿蘇方面へ出かけましょう。山道のアップダウンを繰り返して辿り着いた先は、カルデラを一望できる展望台「大観峰」です。標高約935メートルの阿蘇を代表する絶景スポットです。秋から冬にかけての早朝には、神秘的な雲海が見られることもあります。

【大観峰】
住所：熊本県阿蘇市山田

12:00
【お食事処　いまきん食堂】

大観峰からカルデラへと下った先で、名物の「あか牛」をいただきましょう。
「いまきん食堂」は阿蘇内牧温泉に創業して100年以上の歴史を持ち、開店前に行列ができるほど長年の人気を誇ります。看板メニューの「あか牛丼」は半熟卵・ワサビ・肉みそが乗っており、脂が少なく、柔らかいお肉が特徴のあか牛を堪能できる絶品料理です！

【お食事処　いまきん食堂】
営業時間：11:00～15:00(水曜定休)
住所：熊本県阿蘇市内牧290
電話番号：0967-32-0031

13:30
【草千里ヶ浜】

「草千里ヶ浜」は標高1100mにある草原地帯で、中央には大きな池があり、夏には放牧馬がのんびりと草を食べ歩き回る姿を見ることができます。併設の博物館やレストラン、お土産屋さんにも寄っていきましょう。

【草千里ヶ浜】
住所：熊本県阿蘇市草千里ヶ浜
電話番号：0967-34-1600

14:30
【阿蘇中岳火口】

阿蘇五岳（根子岳・高岳・中岳・烏帽子岳・杵島岳）の中で、現在も活発な活動を続けているのが「中岳」です。直径600ｍ、深さ130ｍ、周囲4kmの巨大な噴火口から激しく白い噴煙を上げる様子やダイナミックな風景を間近で見ることができます。火口を間近で見学するには有料の阿蘇公園道路を車で上るか、ロープウェー、シャトルバスを利用します。徒歩で登ることもできますが、ガス発生による登山規制に注意が必要です。

【阿蘇中岳火口】
営業時間：8:30～17:30（時期によって開閉時間が変動します）
住所：熊本県阿蘇市黒川火口
電話番号：0967-34-0554

16:30
【道の駅　大津】

阿蘇と熊本をつなぐ「道の駅　大津」は国道57号線沿いの阿蘇の玄関口、大津町にあります。県内各地の特産品やお土産が揃う「物産館」や工芸品や日用品、婦人服などが揃う「工芸館」にて楽しく買い物できます。お土産では大津産のサツマイモ「からいも」や「いきなり団子」が人気で、「あか牛レストランよかよか」ではあか牛のメニューを堪能できます。

【道の駅　大津】
営業時間：9:00～18:00
住所：熊本県菊池郡大津町引水759
電話番号：096-294-1600

18:00
【上通・下通】

「上通・下通」は熊本市内で最も賑わっているアーケード街で、熊本駅からはバスで約20分ほど離れたところにあります。「上通」は、老舗といわれる有名店から新しいおしゃれなカフェまで多様なお店が並び、それらが上手く融合されているエリアと言えます。古書籍やギャラリーもあるので、懐かしさが感じられたり、おしゃれなイメージがあったりと、どの年代でも楽しむことができます。熊本市現代美術館や熊本城稲荷神社があるのもこのエリアです。

「下通」は飲食店が軒を連ね、遅くまで開いているお店も多いため観光客も便利に利用できるグルメ街です。洗礼された雰囲気があり、若者文化発祥の地でもあります。晴れた日には解放感あふれる「シャワー通り」で穏やかなひと時を過ごしましょう。

【上通】
住所：熊本市中央区上通町
電話番号: 096-353-1638

【下通】
住所：熊本市中央区手取本町から下通2丁目
電話番号: 096-352-3377

19:00
【馬肉料理専門店菅乃屋熊本駅店】

馬肉、馬刺しをいただくなら、「馬肉料理専門店菅乃屋」に向かいましょう。熊本駅店では手軽でリーズナブルなランチセットや、夜は名物馬肉ステーキやタルタルに合うワイン・カクテルを取り揃えています。人気店のため、事前に予約するのが良いでしょう。

【馬肉料理専門店菅乃屋熊本駅店】
営業時間：11:00〜15:00、17:00〜22:00
住所：熊本市西区春日3丁目15-30 肥後よかモン市場内
電話番号： 096-342-6777

【2日目】

9:30
【熊本城】

2日目は「熊本城」からスタートしましょう。
1607年に加藤清正が建てた「熊本城」は歴史上の数々の重要な舞台となってきました。2016年の熊本地震では最上階の瓦や鯱瓦の落下、地下室石垣の崩落などの被害がありましたが、震災復興のシンボルとして復旧作業が進められ、2021年4月にリニューアルした展示と、最上階からの眺めが楽しめるようになりました。広大な敷地や独自の建築様式の中に江戸時代の藩主の暮らしぶりや、歴史を知る手がかりがたくさん残されているほか、一年を通して様々なイベントが開催されています。