「サンフランシスコ」はアメリカの魅力を堪能できる名所や隠れたおすすめスポットが豊富で、初めて訪れる方も安心して楽しめる観光都市です。
本記事では、「サンフランシスコ」のおすすめ観光地20選を紹介し、1日で巡れるモデルコースを観光・景色・食事の3つのカテゴリに分けて解説していきます。
「思い出に残るサンフランシスコ旅行にしたい」「1人旅でアクティブに観光地を回りたい!」という方はぜひ参考にしてみてください。
目次
観光地としての評価が高い「サンフランシスコ」の基礎知識
「サンフランシスコ」はアメリカ西海岸を代表する観光都市で、ゴールデンゲートブリッジやアルカトラズ島などの名所と豊かな文化が魅力です。
多国籍のグルメやアートが楽しめる街として人気で、地中海性気候のため年間を通じて快適ですが、夏でも霧が多いため羽織ものを準備するとよいでしょう。
公共交通機関が発達しており車を使わずに観光地を効率よく巡ることができ、人気の観光スポットは1人でも気軽に訪れやすい観光客に優しい街です。
日本との時差 | マイナス17時間※サマータイム(3月第2日曜~11月第1日曜)はマイナス18時間 |
日本からの移動時間 | 直行便で約9時間~10時間 |
観光のベストシーズン | 4月~5月や10月~11月は快適な気候で混雑を避けられるためおすすめ |
費用相場 | 平均25万円~30万円(3泊)5泊だと約40万円~50万円 |
公用語 | 英語 |
通貨 | ドル(USD)1USドル=154.65円(2024年11月現在) |
物価 | 日本より高い。カフェのコーヒーは約950円、ランチは約2,000円~、ディナーは約6,000円~ |
治安 | 繁華街や中心部は治安が悪化している。 特に窃盗や置き引きが増えているため、人通りが少ない道や早朝・夜間の外出は避けた方がよい。 |
観光中の移動手段 | MUNIバス・MUNIメトロ・Bart電車・ケーブルカー・タクシー・自転車・徒歩 |
サンフランシスコへは直行便で約9時間~11時間となっており、「ユナイテッド航空」の直行便は成田空港・羽田空港から毎日運航しています。
「ユナイテッド航空」では長時間のフライトでも快適に過ごせる「ユナイテッド・エコノミープラス」を追加料金で気軽に楽しめます。
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長時間のフライトを快適に過ごす方法については次の記事も参考にしてください
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サンフランシスコの観光地おすすめスポット20選
「サンフランシスコ」は、歴史的な名所から現代的なアートスポットまで、幅広い魅力を誇る都市です。
本項では「サンフランシスコ」を訪れた際に、街の雰囲気や文化に触れられるおすすめの観光地を厳選してご紹介します。
ゴールデンゲートブリッジ
「ゴールデンゲートブリッジ」は中心部から北に位置しており、公共交通機関で訪れることが可能です。
特に、朝や夕方は霧の中に浮かぶ橋が美しいおすすめスポットで、マリーナ・グリーンやヘイズ・ヒルなど離れたところから眺めるのも楽しめます。
「ゴールデンゲートブリッジ」はサンフランシスコの象徴的な名所となっており、渡るだけでなく、遠くから見た際の壮大な景観は一生の思い出になります。
アルカトラズ島
サンフランシスコ湾に浮かぶ「アルカトラズ島」は、港からフェリーに乗って約15分で到着します。
かつて刑務所として利用されていた建物や施設を巡る歴史的なツアーが人気の名所で、夜間ツアーでは昼間とは違った雰囲気を味わえます。
「アルカトラズ島」は独特の歴史的背景を持ちながら自然の美しさも堪能できるため、観光には欠かせないおすすめスポットです。
ピア39
「ピア39」はフィッシャーマンズワーフ内にあり、市街地から徒歩圏内で観光地としてアクセスのよい場所です。
ショッピング・レストラン・エンターテイメントが楽しめる「ピア39」は、特に海の生き物たちと触れ合えるおすすめスポットです。
シーライオンドックの上で日向ぼっこしているアシカの群れが有名で、大きなアシカが大声で鳴く迫力のある景色が堪能できます。
チャイナタウン(中華街)
「チャイナタウン」はノースビーチ地区に隣接しており、多くの観光スポットから徒歩圏内にあります。
多くの中華料理店・薬局・土産物店が立ち並び、まるで本物の中国に迷い込んだかのような雰囲気を楽しめます。
アメリカで最も古い中華街の一つで、異国情緒あふれる雰囲気を楽しみながらグルメやショッピングも満喫できるおすすめスポットです。
フィッシャーマンズワーフ
「フィッシャーマンズワーフ」はサンフランシスコの北端にあり、市内中心部からケーブルカーやバスでアクセス可能です。
新鮮なシーフードが楽しめるレストランが立ち並び、特にボート・ハウスのクラムチャウダーが有名です。
エリア内にはピア39もあるので、シーフードを味わいながらアシカや湾内の景色も楽しめ、観光とグルメを一度に堪能できるおすすめスポットです。
ロンバードストリート
「ロンバードストリート」は、古風な高級住宅街「ロシアン・ヒル」にある8つのヘアピンカーブが特徴的な坂道です。
「世界一曲がりくねった道路」として有名な名所で、道中には四季折々の花々が咲き誇り観光客に人気のフォトスポットです。
また、ヴィクトリアン様式やエドワーディアン様式の歴史的な住宅街は、花や緑に囲まれた庭と美しいアイアンフェンスの家々が並ぶ魅力的な景観で目を楽しませてくれます。
アラモ・スクエア
「アラモ・スクエア」は市の中心部に位置し、ユニオンスクエアから市営バス21番を利用すれば約20分で到着します。
カラフルなビクトリア様式の家々が整然と並ぶ風景を「ペインテッド・レディーズ」と呼ばれ、サンフランシスコらしさを象徴する名所として親しまれています。
夕方には夕陽に照らされるペインテッド・レディーズが一層美しく、写真撮影におすすめスポットです。
ツインピークス
「ツインピークス」は中央部に位置する標高約280mの緩やかな丘で、市営バスを利用して周辺停留所から散策しながら景色を堪能できます。
「ツインピークス」は市内のほぼ中心にあるためサンフランシスコの絶景が一望でき、ゴールデンゲートブリッジや晴天時にはアルカトラズ島までの景観が楽しめます。
昼間の澄んだ景色や夕暮れ時の空が染まる風景や夜の街明かりが輝く様子など、時間帯ごとに異なる情景がフォトスポットとして人気です。
ゴールデンゲートパーク
「ゴールデンゲートパーク」は西部に位置し、市内中心部から市営バスで約20分です。
文化と自然が融合した公園で広大な敷地には日本庭園やデ・ヤング美術館、カリフォルニア科学アカデミーなどが点在して散策コースにおすすめです。
自然に囲まれながら文化的体験もできるおすすめのスポットで、朝早く訪れると人が少ない中で静かな園内散策を満喫できます。
ユニオンスクエア
「ユニオンスクエア」は広場の名称で市内中心部にあり、駅や市営バスの主要路線が近く交通の便が非常に良いおすすめスポットです。
周辺にはメイシーズやニーマン・マーカスなどの有名デパートや、ルイ・ヴィトンなどの高級ブランド店が立ち並んでいます。
サンフランシスコ現代美術館(SFMOMA)やアンセル・アダムスギャラリーが近隣に位置しており、アート好きにも最適な名所です。
オラクルパーク
「オラクルパーク」はサンフランシスコ湾沿いにある野球場で、地下鉄(BART)や市営バスでアクセス可能です。
サンフランシスコ・ジャイアンツの本拠地ですが、試合がない日でもスタジアムツアーやショップでチームのグッズを購入することができます。
観客席からは野球観戦と美しい湾の景色が一望でき、野球に興味がなくてもスタジアムの雰囲気を楽しめます。
サンフランシスコ市庁舎
「サンフランシスコ市庁舎」は大理石と金のドームが特徴的な建物でシビックセンター地区に位置しています。
外観の美しさはもちろんですが、内部の大理石造りの階段や天井の装飾も必見で、結婚式の撮影スポットとしても人気の名所です。
無料で見学でき、近隣にはアジア美術館などの文化施設もあるため、散策コースにおすすめのスポットです。
ケーブルカー
サンフランシスコの「ケーブルカー」は街の象徴ともいえる存在で、市内を巡ることができます。
パウエル・ハイド線は急な坂道を上り下りしながらサンフランシスコ湾・アルカトラズ島・ゴールデンゲートブリッジなどの美しい景色を堪能できます。
中心部の観光エリアから出発し、フィッシャーマンズワーフやロンバートストリートといった代表的な名所を通過するので効率よく観光スポットを巡れます。
パレス・オブ・ファインアーツ
「パレス・オブ・ファインアーツ」は北部のマリーナ地区に位置しており、1915年の万国博覧会の際に建設された美しい建築物です。
円形のコロネードや大きな池を囲む庭園が特徴で、映画や写真撮影のロケ地としても知られ、夕暮れ時のライトアップが幻想的です。
観光客だけでなく地元の人々にも愛される憩いの場でもあり、ゆったりとした時間を楽しむことができます。
ケーブルカー博物館
「ケーブルカー博物館」はノブヒル地区のワシントンストリートとメイソンストリートの交差点付近に位置します。
現役のケーブルカーを支えるエンジンや巨大なワイヤーホイールが稼働する様子を間近で見学でき、歴史的な車両や貴重な資料が展示されています。
ケーブルカーがサンフランシスコの象徴となった背景を学べる貴重なスポットで、入館料が無料なのも魅力の一つです。
フェリービルディング
「フェリービルディング」はエンバーカデロ通り沿いに位置し、サンフランシスコ湾に面しているためフェリーでの移動も可能で、湾岸観光と組み合わせるのに便利な立地です。
地元の新鮮な食材やグルメが楽しめるマーケットが魅力で、カリフォルニア産オリーブオイルやクラフトチーズが人気です。
火曜・木曜・土曜にはファーマーズマーケットも開催され、新鮮な農産物を求める人で賑わうため、ぜひ体感してみてください。
ヨセミテ国立公園
「ヨセミテ国立公園」は観光ツアーバスを利用してアクセスするのが一般的で、公園内ではシャトルバスが運行されています。
グラニットの巨岩「エル・キャピタン」や壮大な滝「ヨセミテ滝」が見どころで、四季折々の自然美が楽しめます。
アメリカ有数の自然遺産で圧倒的なスケールの景観を体感できるのが最大の魅力で、都会の喧騒を離れ雄大な自然の中でリフレッシュする絶好の名所です。
ナパバレー
「ナパバレー」は観光ツアーでのアクセスが一般的ですが、市内からフェリーでバレーホへ向かい、そこからバスを利用する方法もあります。
世界的に有名なワインの産地で、ロバート・モンダヴィやカステッロ・ディ・アモロサなどの有名ワイナリーが点在しているため、ワイナリー巡りが最大の魅力です。
熱気球に乗って広大なブドウ畑を空から眺める体験も人気で、試飲や見学ができるワイン好きにはたまらない大人の贅沢な名所です。
サンフランシスコ近代美術館(SFMOMA)
「サンフランシスコ近代美術館(SFMOMA)」はユニオンスクエアから徒歩約10分に位置する北米で最大級の近代美術館の1つです。
7階建ての建物に約3万点の作品が収蔵されており、ピカソやモネなどの巨匠から、現代アーティストまで幅広い展示がされています。
屋外のスカイガーデンや大規模な写真ギャラリーも見ごたえがあり、美術ファンだけでなく建築ファンにもおすすめのスポットです。
カルフォルニア科学アカデミー
「カルフォルニア科学アカデミー」はゴールデンゲートパーク内にあるプラネタリウム・熱帯雨林ドーム・水族館を一度に楽しめる複合施設です。
ステビンス熱帯雨林では、温室内を自由に飛ぶ蝶や珍しい動植物を見ることができます。
屋上のリビングルーフ(緑の屋根)など大型展示や最先端の設備が整っており、科学と自然を学びながら満喫できます。
サンフランシスコの名所を巡るモデルコース
続いては「サンフランシスコ」の観光を満喫できるモデルコースを観光・景色・食事の3つをテーマにご紹介します。
自分にぴったりのコースを見つけて、素敵なサンフランシスコ旅行をお楽しみください。
観光を楽しみたい人向けのおすすめモデルコース
・7:00ー8:00 ゴールデンゲートブリッジで朝日を背景に写真撮影
・9:00ー11:00 アルカトラズ島内を見学し、歴史と景観を楽しむ
・11:30ー12:30 フィッシャーマンズワーフでシーフードランチを堪能
・12:30ー13:15 ピア39のアザラシを見ながら散策
・13:45ー15:15 ユニオンスクエアでショッピングや街歩きを楽しむ
・15:30ー16:30 チャイナタウンでお土産探しや軽い軽食タイム
・17:00ー18:00 夕日に照らされるパレス・オブ・ファインアーツで写真撮影
・18:30ー20:00 夜のフィッシャーマンズワーフ(再訪)でシーフードディナーを満喫
午前中のメインは「ゴールデンゲートブリッジ」と「アルカトラズ島」です。絶景や歴史的建造物を思う存分楽しみましょう。
日が暮れたらホテルに向かいつつ「チャイナタウン」を観光し、異国情緒あふれる街並みやディナーで1日を締めくくりましょう。
なお、「アルカトラズ島」は大人気観光スポットなので、入場するためのツアーチケットを数週間前には予約しておくのがおすすめです。
景色を楽しみたい人向けのおすすめモデルコース
・7:00ー8:30 ゴールデンゲートブリッジで朝日と共に写真撮影
・9:00ー11:30 ゴールデンゲートパークで植物園や湖を満喫
・12:30ー15:30 ツインピークスでサンフランシスコを一望
・16:00ー19:00 フィッシャーマンズワーフでシーフードディナーを堪能
午前中のメインは「ゴールデンゲートブリッジ」です。朝日をバックに絶景を楽しみ、「ゴールデンゲートパーク」では植物園や湖を散策しましょう。
昼食は「ツインピークス」周辺のカフェやレストランがおすすめです。「ツインピークス」でのハイキングを楽しむためにも簡単に腹ごしらえをしておくのがおすすめです。
夜は「フィッシャーマンズワーフ」でライトアップされた海辺の夜景を眺めつつ、シーフードディナーを満喫して幸せな気分で1日を締めくくれます。
食事を楽しみたい人向けのおすすめモデルコース
・9:30ー10:30 フィッシャーマンズワーフで朝食
・10:30ー12:00 ピア39でショッピングと食べ歩き
・12:30ー13:30 フェリービルディングで軽食
・13:30-14:30 フェリービルディング周辺の散策
・15:00-16:00 ゴールデンゲートパークの散策
・16:30ー17:30 ミッション地区のベーカリーで軽食
・18:00ー19:15 ユニオンスクエア周辺のアジアンダイニングでディナー
・19:30ー20:30 ユニオンスクエアの夜景を楽しむ散策
1日のスタートは「フィッシャーマンズワーフ」での朝食です。朝の時間を遅めに設定し、ゆったりと食事を楽しんだ後は「ピア39」に移動して食べ歩きをしつつショッピングを楽しみましょう。
「フェリービルディング」に移動したら、お待ちかねのカフェタイムです。周辺にはカフェが多くあるので、口コミなどを確認して目星をつけておくのがおすすめです。
夜には「ユニオンスクエア」へ移動し、アジアンダイニングでディナータイムを満喫できます。ユニオンスクエア周辺にホテルを取っておけば、腹ごなしに散策しながら岐路につけます。
さいごに
「サンフランシスコ観光」でおすすめスポットと名所・絶景・美味しい食事を短期間でも十分に楽しめるモデルコースを紹介しました。
充実した観光を楽しんだ後は、心地よい疲れとともに「ユナイテッド航空」の直行便で安全かつ快適に帰路に就くことができます。
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