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必見!航空券選びの5つのポイント

航空券の運賃にはさまざまな種類があり、価格や座席の種類、予約変更の可否や払い戻しの有無など違いがあります。今回は航空券を選ぶときに知っておくと良い5つのポイントをまとめました。
※最新の情報については、公共交通機関(各航空会社やJR)のWEBページ等でご確認くださいませ。

1. 航空券の種類を把握

航空券の種類には「正規航空券」「早割」「株主優待割引」などがあります。

正規航空券は制約が少ない

正規航空券とは、もっとも基本的な航空券です。正規航空券の料金は、学生の長期休暇やお盆と重なる8月、学生の卒業旅行シーズンである3月などには高くなります。ほかの航空券と比べて料金は高いですが、予約の変更・キャンセルなどの制約が一番少ない航空券です。

正規航空券は「ノーマルチケット」「ノーマル航空券」とも呼ばれています。

正規航空券については航空券の普通運賃ってなに?メリット・デメリットまとめを参考にしてください。

早割は航空券の料金が安い

早割は、早く予約すればするほど航空券の料金が安くなる割引のことです。JALはANAでは最も早くて75日前の予約タイミングが設定されており、直前の場合も1日前までの設定料金があります。

早割は、正規航空券の運賃よりも安く購入することができる分、正規航空券と比べて予約変更などに関する制約が多くなっています。

早割の料金については早期購入割引はどのタイミングで予約すればお得?を参考にしてください。

株主優待割引は当日でも購入可能

株主優待割引とは、それぞれの航空会社の株主優待券を利用して、正規航空券の料金である普通運賃の半額で購入することができる割引です。また、早割とは異なり、当日でも購入することができます。株主優待割引はジェットスターやピーチ・アビエーションなどのLCCにはありません。

株主優待割引は、株主のみが利用できる割引ではありません。エアトリでも一部、株主優待割引を利用した航空券を予約できます。エアトリで予約する場合、株主優待券を仕入れた金額が航空券の料金に追加されます。

株主優待割引は、予約が変更できるなど制約は少ないです。

株主優待割引についてはお得に航空券を購入するなら株主優待割引?早期購入割引?気になる利用方法もを参考にしてください。

2. 一般航空会社とLCCの違いを把握

JALやANAといった一般航空会社とLCCは、料金のみでなく、マイルや予約変更などに関する制約が異なります。

一般航空会社は種類が豊富でマイルが貯まる

JALやANAでは飛行機に乗ることでマイルを貯められるマイレージサービスを提供しています。
マイルを貯めることで、特産品やお酒などといったさまざまな特典と交換できます。また、コンビニや家電量販店などでマイルを使用、または各種ポイントなどに交換して商品を購入することもできます。

LCCは安いが制約が多い

LCCは一般航空会社と比べて航空券の料金が安くなっています。料金が安い分LCCは航空券の種類が少なく、また予約の変更ができない・払い戻しを行っていないなどの制約があります。

その他の異なる点についてはLCCとは?JAL・ANAと違う8つのポイントを徹底比較を参考にしてください。

3. 予約が変更できるか

航空券を購入する場合、予約変更の可否を確認しておきましょう。
予約を変更できる航空券は「正規航空券」「株主優待割引」などです。早割は予約を変更できず、航空券をキャンセルして買い直す必要があります。

予約の変更ができない航空券については日程変更ができない航空券があるって知ってた?を参考にしてください。

4. キャンセル料や払い戻しの可否

航空券の種類によってキャンセル料や払い戻しができる期間が異なります。

予約変更が可能な航空券はキャンセル料が安い

予約を変更できる航空券のキャンセル料は、便出発前であれば無料、便出発後は区間によって異なりますが、2,000~10,000円です。

早割などの予約変更ができない航空券は、変更することができるものと比べてキャンセル料は高くなります。

ジェットスターやピーチ・アビエーションといったLCCは、オプションをつけていない基本の航空券は払い戻しがなく、キャンセルする場合は、もう一度航空券を予約し直す必要があります。

キャンセル料についてはこちらを参考にしてください。

払い戻しの可否は予約変更の不可によって異なる

払い戻しの可否は予約を変更することができる航空券とできない航空券とで異なります。

一般航空会社の場合

一般航空会社の場合、払い戻しはできます。一般航空会社の払い戻しができる期間は次の通りです。払い戻しの期限は、予約変更の可否によって異なります。

予約変更ができる航空券の期間

航空券購入以降、航空券の有効期限満了日の翌日から起算して30日以内

予約変更ができない航空券の期間

航空券購入以降、予約便翌日から起算して30日以内

LCCの場合

ジェットスターの場合

運賃の種類 払い戻しの可否
Starter 不可
Starter Plus 不可
Flex フライトバウチャーでの払い戻し
Flex Plus フライトバウチャーでの払い戻し
Business 不可
Business Max 可能(払戻手数料を差し引いた金額)

ピーチ・アビエーションの場合

運賃の種類 払い戻しの可否
ミニマム 払い戻しおよびポイント付与対象外
スタンダード 運賃および諸税 / 空港使用料等から手数料を差し引いた額をピーチポイントで付与
取消手数料
搭乗の30日前まで:1,000円
搭乗の29日前以降:3,000円
日数計算は対象便の出発予定時刻(現地時間)基準
スタンダードプラス 運賃および諸税 / 空港使用料等から手数料を差し引いた額を予約時のお支払い方法に払い戻し
取消手数料:500円

LCCは基本的には払い戻しができないため注意が必要です。LCCの場合、航空券をキャンセルし、もう一度別の日に予約をする必要があります。

5. 航空券を購入する時期、搭乗する時間帯に注目

航空券を選ぶポイントとして、購入する時期・搭乗する便の時間帯に注目すると、航空券を安く購入できます。

航空券を安く購入することができる時期は、ゴールデンウィークやお盆といった旅行シーズンではない時期です。

搭乗する時間帯に融通が利く場合、昼~夕方の便を選べば早朝と比べて安く購入できる場合があります。

旅行シーズンでも安く購入する方法は必見!夏休みの旅行の航空券をお得にとる4つの方法を参考にしてください。

まとめ

航空券を選ぶポイントは「航空券の種類を把握」「一般航空会社とLCCの違いを把握」「予約が変更できるか」「キャンセル料や払い戻しの可否は一般航空会社とLCCによって異なる」「航空券を購入する時期、搭乗する時間帯に注目」などです。

航空券の予約の変更が可能か、キャンセル料はどれくらいかかるのかをしっかりと確認してから購入すると良いでしょう。

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