6月の予定が決まっていない方は、お休みの日に長崎旅行に出かけてみてはいかがでしょうか。
長崎にはテーマパークや歴史的建造物、自然公園などたくさんの観光スポットがあり、またそのジャンルも多岐に渡るので、比較的イベントの少ない6月でも色々な楽しみ方ができるという魅力があります。
今回は数ある長崎の観光スポットのなかから厳選した22ヵ所の名所を紹介しますので、長崎旅行に興味がある方は、ぜひ旅行プランづくりの参考にしてみてください。
定番の観光スポット
ハウステンボス
2017年で開園から25周年を迎えた、西日本を代表する大テーマパークです。中世オランダをテーマにしたハウステンボスの総面積は152万平方メートルもあり、単独テーマパークとしては日本最大の敷地面積を誇ります。園内は大きく「フォレストヴィラ」「ハーバータウン」「スリラーシティ」「アムステルダムシティ」「タワーシティ」「アトラクションタウン」「アートガーデン」「フラワーロード」「アドベンチャーパーク」で構成されており、それぞれが違うコンセプトを持っているので、いつ、誰と行っても楽しむことができます。
住所:長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1
駐車場:あり
グラバー園
グラバー園は、イギリス人商人であるグラバー、リンガー、オルトがかつて住んでいた旧邸と、その近くに移築復元された明治期の洋館が並ぶ庭園。園内にある各建築物を周りながら公園を散策でき、展望台は長崎港を見下ろせる絶景スポットでもあります。
また、園内の石畳にはハートの形をした敷石が2ヵ所埋め込まれており、これに触れると恋愛が成就するともいわれています。
住所:長崎県長崎市南山手町8番1号
駐車場:なし
長崎新地中華街
横浜中華街、神戸南京町とともに「日本三大中華街」のひとつに数えられている、国内有数のチャイナタウン。全長約250mの十字路を中心に東西南北それぞれの入り口に中華門が立てられており、エリア内には中華料理店や中国雑貨店、中国菓子店など約40店舗が軒を連ねています。
また隣接した場所にある湊公園は、毎年冬に開催される「ランタンフェスティバル」のメイン会場としても有名です。
住所:長崎県長崎市新地町
駐車場:なし
出島
日本が鎖国をしていた時代に、西洋諸国との貿易の窓口として唯一開かれていた扇形の人工島。19世紀時点で島内には49棟の建造物が存在していたといわれており、現在もそれらの建物を復元させるためのプロジェクトが進行中です。
町の真ん中に立つとまるで江戸時代にタイムスリップしたかのような体験ができる、歴史好きなら外せないスポットとなっています。
住所:長崎県長崎市出島町
駐車場:なし
自然や景色が楽しめるスポット
稲佐山(いなさやま)
長崎市街地の西方に位置する標高333mの山。山頂の展望台は県内随一の夜景スポットとして有名で、長崎の夜景は2012年(平成24年)に行われた「夜景サミット2012 in 長崎」で、香港、モナコと共に「世界新三大夜景」に認定されたほど美しいそうです。
頂上へはロープウェイを使って行くこともできるので、カップルで長崎旅行に出掛けるなら一度夜に訪れてみてはいかがでしょうか。
住所:長崎県長崎市淵町8-1
駐車場:あり
九十九島(くじゅうくしま)
長崎の北西部、北松浦半島の西岸にある、約25kmに渡って島が連なる海域のことを九十九島(くじゅうくしま)といいます。名前に「九十九」とありますが、実際には208の島があり、その密度の高さは日本一といわれています。そのほとんどは無人島もしくは岩礁で、「九十九島パールシーリゾート」から出航する遊覧船に乗って上陸することもできます。
住所:長崎県佐世保市鹿子前町1008番地(九十九島パールシーリゾート)
駐車場:あり(九十九島パールシーリゾート)
大村公園
県中央部の大村市玖島(くしま)にある都市公園で、「日本さくら名所100選」と「日本の歴史公園100選」のひとつに選ばれています。九州地方では1年を通してさまざまな花が咲く「花の名所」として有名で、花菖蒲(はなしょうぶ)が見ごろを迎える5月下旬から6月中旬には、「花菖蒲まつり」が開催される予定となっています。
住所:長崎県大村市玖島1-45-3
駐車場:あり
西海橋(さいかいばし)
1955年(昭和30年)に竣工された、佐世保市と西海市を結ぶ橋長約300mのアーチ橋。下を流れる針尾瀬戸(はりおせと)という海峡は日本屈指の急潮として有名で、タイミング次第では橋の上からうず潮を眺められることもあります。すぐ近くには県立の公園(長崎県立西海橋公園)があり、毎年春と秋には「うず潮祭り」の開催地として賑わいます。
住所:長崎県佐世保市針尾東町2678(長崎県立西海橋公園)
駐車場:あり(長崎県立西海橋公園)
七ツ釜鍾乳洞
今から約3000万年前に海底から隆起してきたといわれている、西日本随一の鍾乳洞です。洞穴総延長は1,600m以上もあり、中はとても入り組んでいるため、未だにその全容は確認できていないといいます。1936年(昭和11年)に、文部省(現在の文部科学省)から国の天然記念物に指定されました。
住所:長崎県西海市西海町中浦北郷2541-1
駐車場:なし
動物と触れ合えるスポット
長崎バイオパーク
1980年に開園した、約30万平方メートルの敷地内に約200種約2,000点の動物が飼育されている県内でも有数の動物園。檻の中にいる動物を見学する一般的な動物園に対し、長崎バイオパークでは動物たちが自由に暮らしている姿が見られる「生態展示方式」を採用しており、園内のいたるところで動物たちに直接触れたり、エサやりの体験ができたりします。
住所:長崎県西海市西彼町中山郷2291-1
駐車場:あり
長崎ペンギン水族館
その名の通り、ペンギンをメインにおいた長崎市立の水族館です。なんでも世界の水族館の中で最も多くの種類のペンギンを飼育しているらしく、館内には合計で約180羽のペンギンが生活しているそうです。そのほか日本国内では2ヵ所でしか展示されていない、世界最大級の淡水魚である「プラーブック」を観ることもできます。
住所:長崎県長崎市宿町3−16
駐車場:あり
博物館・記念館
長崎県美術館
長崎駅南側にある「長崎水辺の森公園」に隣接する、県運営の自然に囲まれた美術館。長崎ゆかりの美術品やスペイン美術に関する美術品が多数展示されている、長崎の歴史と芸術に興味がある方におすすめのスポットです。通常展示に加え、ワークショップや講演会、コンサートといった各種イベントも定期的に開催されています。
住所:長崎県長崎市出島町2番1号
駐車場:なし(近くに有料駐車場あり)
雲仙岳災害記念館
1990~1996年に発生した「雲仙岳噴火災害」の被害と、そこから学んだ教訓を後世に伝えるために有明海沿いに建設された記念館です。通称「がまだすドーム」と呼ばれている館内には、火砕流・土石流の疑似体験ができる「平成大噴火シアター」などがある展示室や、陸上自衛隊が撮影した当時の映像が見られる「ビデオライブラリー」などがあります。
住所:長崎県島原市平成町1-1
駐車場:あり
歴史的建造物
島原城
1624年に築城、1964年に天守閣が再建築された、安土・桃山様式の名城。「天草四郎」や「島原の乱」などともゆかりがある多くの歴史的出来事の舞台になった場所であり、現在その中は歴史資料館となっています。すぐ近くには江戸時代の街並みを再現した「島原武家屋敷街」もあり、年間20~30万人が訪れる人気観光スポットのひとつとなっています。
住所:長崎県島原市城内1丁目1183-1
駐車場:あり
大浦天主堂(おおうらてんしゅどう)
1864年に建てられた、現存する日本最古のキリスト教建築物。「日本二十六聖人」や「信徒発見」などの歴史的出来事とも関わりが深く、建立間もない頃はその珍しさから「フランス寺」と呼ばれていたそうです。国宝にも指定されている建物内には、「信徒発見のマリア像」やフランスから寄贈された鐘楼があるほか、敷地内には旧大司教館などの関連施設があります。
住所:長崎市南山手町5-3
駐車場:なし
諏訪神社(鎮西大社諏訪神社)
諏訪大神(すわだいじん)を主祭神とする、長崎でも特に有名な神社が諏訪神社です。毎年10月7~9日に行われる例祭は「長崎くんち」という呼び名で広く親しまれており、日本三大祭のひとつに数えられています。「家内安全」「交通安全」「安産守」「縁結び」などの各種お守りも売られているので、訪れた際には購入してみてはいかがでしょうか。
住所:長崎県長崎市上西山町18番15号
駐車場:あり
長崎孔子廟
1893年に清国政府と在日華僑によって建立された孔子廟で、「日本で唯一の本格的中国様式の霊廟」といわれています。敷地内には中国から取り寄せられた孔子像や「72賢人石像」が並んでおり、その壮観さに圧倒されてしまうことでしょう。奥に進むと、中国各地の博物館が所蔵する文物を見ることができる「中国歴代博物館」に入ることができます。
住所:長崎県長崎市大浦町10-36
駐車場:なし(近くに有料駐車場あり)
その他の観光スポット
雲仙温泉
キリシタン殉教の舞台にもなった噴気帯「雲仙地獄」が世界的に有名な温泉保養地。近くにはゴルフ場やテニスコート、博物館や美術館などがあり、温泉水を使った「湯せんぺい」の手焼き体験もできる、「温泉テーマパーク」とも呼べる一大観光スポットとなっています。
ちなみに雲仙温泉がある「雲仙天草国立公園」は、日本初の国立公園に指定された場所でもあります。
住所:長崎県雲仙市小浜町雲仙320
駐車場:あり
端島(はしま)
県南部にある明治~昭和にかけて海底炭鉱として栄えた無人島で、通称「軍艦島」とも呼ばれています。島内には当時の建築物が廃墟のまま残されており、その歴史的背景と外観のインパクトから、小説『三毛猫ホームズの無人島』などさまざまな作品の舞台としても扱われてきました。船舶で端島に向かう周遊ツアーに参加すれば、島に上陸することもできます。
住所:長崎県長崎市高島町
駐車場:なし
平和公園
長崎駅の北部に位置する総合公園で、原爆投下の中心地だったことからその名が付きました。18.6ヘクタールある敷地内は「広場のゾーン」「スポーツのゾーン」「学びのゾーン」「祈りのゾーン」「願いのゾーン」の5つのゾーンに分かれており、そのうち「学び」「祈り」「願い」の3つのゾーンには「平和記念像」「原爆落下中心碑」「長崎原爆資料館」など、長崎原爆に関するモニュメントや施設が数多く置かれています。
住所:長崎県長崎市桜町2-22
駐車場:あり
長崎眼鏡橋
「日本三大名橋」のひとつで、国の重要文化財にも指定されている、日本初のアーチ式石橋。長崎市内を流れる中島川に架設されており、横から見ると川の水面に影が反射して眼鏡のように見えることから、「眼鏡橋」と呼ばれるようになりました。
ちなみに中島川護岸の石垣にはハート形の石がいくつもはめ込まれており、女性観光客たちの間でそれを探すのが流行っているそうです。女性同士やカップルで訪れた際には、一緒にハート石を探してみてはいかがでしょうか。
住所:長崎市魚の町と諏訪町の間
駐車場:なし
猿岩
壱岐島(いきのしま)西部の黒崎半島にある高さ45mの玄武岩。その形が「そっぽを向いた猿」に似ていることから、その名が付けられました。メディアで紹介される際にはこの「猿岩」だけが取り上げられがちですが、実はこの「猿岩」と同じくらいの大きさの柱が合計で8本あり、それらは壱岐島誕生の際に神様によって立てられたという言い伝えがあるそうです。
住所:長崎県壱岐市郷ノ浦町新田触870-3
駐車場:あり
さいごに
いかがでしたか。
長崎にはたくさんの観光スポットがあるので、どこに行こうかつい迷ってしまうのではないかと思いますが、そんなときは今回紹介した情報を参考にしながら旅行プランを立ててみてください!
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