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鹿児島を象徴する観光スポット「桜島」の魅力とアクセス方法


鹿児島県内の数ある観光スポットのなかでも特におすすめしたいのが「桜島」です。桜島は現在も活動を続けている活火山を中心に島全体がひとつの観光名所と呼べる場所になっているので、鹿児島を訪れた際にはぜひ立ち寄ってみてください。今回は桜島の島内にある観光スポットや、桜島へのアクセス方法など、観光地・桜島に関する情報をみなさんにお伝えします。

桜島ってどんなところ?

桜島は今から約26,000年前に誕生したといわれている、総面積約80平方キロメートル、周囲約52kmの島、およびその島内にある火山のことをいいます。桜島は現在も噴火を繰り返している世界でも有数の活火山であり、もともとは独立した島でしたが、1914年(大正3年)の噴火時に溶岩が流出したことで大隅半島と陸続きとなりました。島内には現在(2015年1月現在)でも約4,600人が暮らしており、世界一大きな大根である「桜島大根」や、世界一小さいみかんの「桜島小みかん」といった特産品を栽培している家庭もあります。
桜島は噴煙を上げ続ける景観の珍しさや市街地からのアクセスの良さなどから、鹿児島を象徴する観光スポットとなっています。

桜島にあるおもな観光スポット

桜島の島内には、次のような観光スポットがあります。

桜島ビジターセンター

「桜島ビジターセンター」は島の西側、桜島フェリー乗り場の近くにある、桜島の噴火の歴史やメカニズムに関する展示を行っているミニ博物館です。館内には大迫力の音と映像で噴火の様子を体感できる「噴火映像コーナー」や、噴火時の火山弾・火山礫の実物を展示しているコーナーなどがあり、桜島に関する知識を身に付けられる施設となっています。

桜島溶岩なぎさ公園&足湯

「桜島溶岩なぎさ公園&足湯」は、桜島ビジターセンターからさらに海側へ行ったところにある公園です。園内には全長100mの足湯が用意されており、錦江湾や桜島の山を眺めながら足湯に浸かるという贅沢な体験ができる場所となっています。入園は自由ですが、足湯に入れるのは午前9時~日没までです。

湯之平展望所

「湯之平展望所」は、桜島の北岳4合目・標高373m地点にある展望所です。島内で一般人が入ることができる最高地点でもあり、晴れた日には展望台から霧島連山や開聞岳を望むことができます。展望所の石垣にはハート型の石が埋められているそうなので、カップルで訪れた際には探してみてはいかがでしょうか。

昭和溶岩地帯展望台(黒神ビュースポット)

「昭和溶岩地帯展望台」は、桜島の東側に設けられた展望台です。2006年以来活発な活動を続けている「昭和火口」の噴火を望むベストスポットとなっており、そこに立っていると噴火の爆発音や鳴動が聞こえてくることもあるといいます。昭和溶岩地帯展望台の周辺は1946年の噴火の際に溶岩が流れてきた場所であり、当時の状況から別名「地獄河原」とも呼ばれているそうです

桜島へのアクセス方法

鹿児島空港から桜島へ向かうには、高速バスとフェリーを使うか、レンタカーを借りる必要があります。

高速バス&フェリー

鹿児島空港から鹿児島港まで高速バスで行き、鹿児島港から出ている「桜島フェリー」に乗れば約15分で桜島に到着します。鹿児島港へは、鹿児島空港発の空港リムジンバスに乗って「金生町」で下車し、そこから15分ほど歩けば到着します。

レンタカー

鹿児島空港から桜島へレンタカーで向かう場合は、高速道利用では約80分、一般道のみ利用では約95分かかります。「桜島フェリー」には自動車を乗せることもできるので、レンタカーを使って旅行をする場合は鹿児島駅周辺を観光してから桜島に向かうのも良いでしょう。

さいごに

ここまで桜島の観光スポットとしての魅力についてご説明してきましたが、先述の通り桜島の山は常に火山活動を続けています。場合によっては入山などに規制がかけられることもあるので、その際には可能な範囲内で桜島観光を楽しむようにしましょう。

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