空港といえば郊外、遠い、アクセスが悪いというネガティブなイメージがありますが、東海地方の交通の要である中部国際空港(以下、セントレア)は、名古屋市中心部から約30分という比較的近い立地にあり、国内線・国際線各便の利用はもちろん、中部地方の人気観光地にもアクセスしやすく便利です。セントレアには電車、バス、タクシー、レンタカーなどでアクセスできます。本記事では、最もコストパフォーマンスが良いのはどの交通手段なのか、各アクセス方法の基本情報とともに解説していきます。
電車でアクセスする
セントレアへのアクセスで最も利用者が多いのが電車です。名古屋電鉄(名鉄)が名鉄名古屋駅、金山駅、神宮前駅などの名古屋市内中心部の主要駅から空港までの直通便を運行しています。アクセスプラザに直接乗り入れているので、広い空港内を歩き回る必要はありません。所要時間は30分前後、乗車券の料金は神宮前駅からの場合740円、名古屋駅からの場合870円です。ただし、特急やミュースカイを利用する場合は別途特別車両券360円必要です。
バスでアクセスする
バスの場合は、名古屋市内、常滑・半田、愛知東部、三重、静岡各方面から空港直行便や路線バスが運行しています。深夜・早朝便にも対応している路線もあります。ただし、電車と比較すると運行本数は少なめです。渋滞を考慮して早めの便に乗車すると良いでしょう。
名古屋市内からバスを利用する場合は料金が高くなる場合が多いですが、愛知県内や三重・静岡など遠方からアクセスする場合は少々時間がかかるものの、乗換えもなく料金も割安なのでおすすめです。空港バスは、旅客ターミナルビル1階に到着します。
タクシーでアクセスする
タクシーの場合、到着は旅客ターミナルビル1階、乗り場はアクセスプラザ1階、タクシー案内所はアクセスプラザ2階とそれぞれ場所が異なるので注意が必要です。公共交通機関の出発時間に縛られないのは魅力ですが、料金はもっとも高くなるのがデメリットです。乗り合いタクシーやセントレア、東海4県・金沢・福井・松本・京都間を送迎する定額制のタクシーもあるので、料金が不安という人はこちらを利用してみてはいかがでしょうか。
レンタカーでアクセスする
セントレアは、「トヨタレンタリース」「ニッポンレンタカー」「タイムズカーレンタル」「オリックスレンタカー」「日産レンタカー」の5社と提携しています。別の場所で借りて、空港で乗り捨てるといった方法も可能です。レンタカーの場合は専用の返却ルートが設けられているので、わからない場合はアクセスプラザ内インフォメーションカウンターやレンタカースタッフに確認しておきましょう。
その他のアクセス方法
セントレアは、24時間営業、5,800台収容可能な駐車場を完備しているので、乗用車でのアクセスも可能です。深夜割引や長期割引もあるので、海外旅行や出張にも安心して利用できます。三重方面からは、津(なぎさまち)とセントレアを直通する高速船が運行しています。所要時間はわずか45分。深夜・早朝便にも対応しています。
さいごに
総合的に見ると深夜・早朝便にも対応しており、本数も多い電車が最もコストパフォーマンスに優れています。愛知県内や隣県からアクセスする場合は乗換えのないバス、東海・北陸・関西方面の観光や空港への乗り入れに車を使いたいという人はレンタカーがおすすめです。各アクセス方法には、それぞれメリットとデメリットがあります。これらを理解して目的・出発地ごとに使い分ければ、お金も時間も無駄にすることなく快適にセントレアを利用することができるでしょう。
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