飛行機の手荷物検査で引っかかってしまった!飛行機では、意外な液体に引っかかってしまうこともあります。さらに、国内線と国際線で制限が異なります。今回は飛行機で預けるときに要注意な液体をまとめました。
液体の制限は国内線と国際線で異なるため要注意!
液体の制限は国内線と国際線で異なります。国際線のほうが国内線よりも制限が厳しく、なかには普段使用している製品や食べ物も液体物として扱われることもあり注意が必要です。
国内線は基本的に危険物がなければ預けることが可能!
国内線は国際線と比べて液体物に関する制限が少なく、危険物に該当するものでなければ、機内に持ち込めるほか、預けられます。ただし、荷物を預けるときや機内に持ち込むときに液体の容量や重量が制限を超えている場合、その場で捨てる必要があるため注意が必要です。
国内線で注意が必要な液体
国内線での危険物以外で注意が必要な液体は次の通りです。
0.5Lまたは0.5kg以上の化粧品類
化粧水やマニキュア、除光液のほか、育毛剤などの化粧品類は制限が設けられています。0.5Lまたは0.5kg以上の容器に入っている化粧品類は、預けられず機内に持ち込めません。
アルコール度数が70%を超えるお酒
アブサンやスピリタスなど、アルコール度数が70%を超えるお酒は預けられず、機内に持ち込めません。旅行先で高いアルコール度数のお酒を飲みたい場合は、なるべく現地で購入するようにしましょう。また、お土産で購入するときも注意しましょう。
「塩素系」や「混ぜるな危険」と表示された洗剤
「塩素系」や「混ぜるな危険」と表示された洗剤は、規制の対象物なので、預けることも持ち込むこともできません。
接着剤
接着剤は引火点が摂氏60℃を超える液体状のものは預けられますが、それ以外の接着剤は預けられず、機内に持ち込めません。
お酒などは免税店で購入しておくと安心
機内でお酒を飲みたい場合、搭乗ゲート付近にある売店でお酒を購入すると良いでしょう。売店で販売しているお酒を含む飲み物は機内に持ち込むことができます。
預ける場合の注意点は?
化粧品や医薬品などは噴射弁が偶発的に中身が漏れるのを防ぐためキャップまたは適当な方法(噴射弁が押されないような措置)で保護してあるものであれば預けられます。
国際線は機内持ち込みが厳しいため注意!
国際線は国内線と比べて液体に関する制限が非常に厳しく、水分を含むものはすべて液体として扱われるため要注意です。制限を超える液体物は手荷物検査を行う保安検査場で破棄する必要があります。
機内に持ち込むには?
液体物を機内に持ち込むには100ml以下の容器に入れる1L以下のジッパー付き無色透明プラスチック袋にまとめて入れる
機内に持ち込める液体であってもそのまま持ち込めるわけではありません。
国際線で注意が必要な液体
国際線で注意が必要な液体は次の通りです。
ヘアワックス
歯磨き粉
缶詰
プリン
漬物
修正液、万年筆のインク
100mlを超える普段使用している製品や食べ物は、機内に持ち込めないため要注意です。
以上の5種類は預ける場合は特に問題なし
注意が必要なヘアワックスや歯磨き粉などは預けることはできます。機内に持ち込まず、スーツケースに入れてチェックインカウンターで預けましょう。
まとめ
国内線の場合、飛行機で預ける際に注意が必要な液体は、「0.5Lまたは0.5kg以上の化粧品類」「アルコール度数が70%を超えるお酒」「塩素系」や「混ぜるな危険」と表示された洗剤」です。とくに洗剤は長期間の旅行や出張で持っていくことが多いので注意しましょう。
預けられる荷物と預けられない荷物をしっかり確認して、飛行機にスムーズに搭乗しましょう!
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