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今年の夏は涼しい所で過ごしてみては?国内のおすすめの避暑地15選


今年の夏は思い切って、涼しい避暑地で休日を過ごしてみませんか。今回は、日本各地で有名なおすすめの避暑地をご紹介します。

【北海道】ラベンダー香る爽やかな避暑地「富良野」

ドラマの撮影地としても有名な富良野は、北海道内でも有名な避暑地のひとつです。富良野といえば夏の風物詩であるラベンダーが有名で、6月下旬から8月にかけて花を咲かせます。毎年7月にはラベンダー祭りが開催され、約1万人の観光客が訪れます。夏の富良野に漂うラベンダーの甘い香りは、日頃のストレスを癒してくれることでしょう。

富良野は、芦別岳、富良野岳などといった夏登山向けの山が多いことでも知られています。夏は高山植物が見頃の時期を迎え、特に富良野岳の山頂に広がる広大な花畑は、北海道の夏登山を楽しむ際には見逃せない絶景スポットのひとつです。涼しい夏の富良野で、都会の喧騒から離れのんびりした休暇を過ごしてみてはいかがでしょうか。

【北海道】涼しげな絶景が魅力の「美瑛」

富良野とならぶ北海道屈指の避暑地である美瑛は、丘の町としても有名です。北海道の中でも人気の高い観光地で、見る者の心をひきつける美しい景色は、美瑛ならではの魅力です。花畑の多い美瑛のなかでも、特に見事な景色を楽しめるのが「四季彩の丘」です。色とりどりの花畑がどこまでも広がるさまはまさに絶景です。

また、幻想的な光景が広がる「青い池」も美瑛にきたら外せないスポットのひとつです。その他、暑い夏にぜひ訪れたいのが、年間を通してほとんど水温の変わらない「白金不動の滝」です。夏の暑さを忘れられる、ひんやりとした神秘的な空間を体感できます。

【青森県】自然と温泉を楽しめる「十和田」

十和田湖周辺は東北を代表する避暑地です。真夏でも30度を超える日が少なく、多くの人が避暑に訪れます。二重カルデラ湖で有名な十和田湖の周辺には豊かな自然が多く、野生動物も多く生息しています。

十和田湖観光には欠かせない散策ポイントである奥入瀬渓流をはじめとして、美しい自然を楽しみながら涼を感じさせてくれる観光スポットなどが数多くあります。十和田は、豊かな自然に囲まれて涼しく夏を過ごしたい人におすすめの避暑地です。また十和田湖周辺には歴史ある十和田湖温泉郷などの温泉旅館も多く、のんびりと温泉を楽しみながら十和田の美しい景観を心行くまで楽しむことができます。

【福島県】豊かな自然が楽しめる「磐梯高原」

磐梯高原は、スキーなどで有名な冬の観光地というイメージがありますが、夏でも平均気温が20度と過ごしやすく、避暑地としても人気があります。磐梯高原には、磐梯山の噴火でできたたくさんの湖沼があり、五色沼自然探勝路などでトレッキングが楽しめるなど、アウトドア派の方に特におすすめの避暑地です。また、磐梯高原は野鳥の三大生息地ともいわれており、バードウォッチングに最適です。さまざまな野鳥の生態を探しながら、涼しい森の中を散策するのも磐梯高原ならではの楽しみ方です。

その他にも、磐梯山にある磐梯高原南が丘牧場では、バター作り体験や乗馬が楽しめます。山荘やコテージなどの貸別荘も豊富なので、家族で長期に渡って楽しめる避暑地としてもおすすめです。

【神奈川県】温泉地と避暑地の魅力を兼ねている「箱根」

箱根といえば、都心から最も近い温泉地として有名です。また、箱根には避暑地としての一面もあります。温泉地と避暑地の魅力を兼ね備えた観光スポットである箱根は、観光スポットも数多くあります。夏の箱根は、湖上の涼しい風を感じられる芦ノ湖のクルーズが特におすすめです。吹き抜ける爽やかな風が、夏の暑さを忘れさせてくれます。

箱根ガラスの森美術館や箱根彫刻の森美術館をはじめ、多くの美術館があることでも有名な箱根は、美術館巡りにも便利な電動アシスト自転車のレンタルもおこなわれています。都会の夏は暑くてサイクリングには少々厳しいですが、涼しい箱根なら気軽にサイクリングを楽しめます。電動自電車をレンタルして、軽快に箱根の自然を駆け抜けるのも夏の箱根ならではの観光のひとつです。

【東京都】都心からすぐ!身近な避暑地の「奥多摩」

都心から約2時間の場所にありながら、東京都内とは思えないほどの豊かな自然が堪能できる奥多摩は、都内からいける日帰りの避暑地として人気です。奥多摩には滝や川が多く、夏でも手軽に天然の涼しさを感じることができます。特に、夏でも上着が必要なほど涼しい日原鍾乳洞は、年間を通じて約11度の温度を保っています。夏の暑さを忘れるようなひんやりとした空間で、長い年月をかけて成長した見事な鍾乳石が形作る、幻想的な光景を見ることができます。

奥多摩地域で最も有名な観光地である奥多摩湖は、湖の周囲をぐるりと取り囲む遊歩道が整備されています。日帰りの避暑地の旅で、のんびり木陰をハイキングするのもおすすめです。

【栃木県】由緒ある日本屈指のリゾート「那須高原」

那須高原は、皇室の方が静養する御用邸があることでも有名な、由緒ある避暑地です。そのため別荘地や宿泊施設も多く、長期滞在で避暑を楽しむにはぴったりの場所です。平均気温は夏でも19度と、東京都の平均気温と比べると5度以上も涼しいことが特徴です。

那須高原には観光スポットが多く、涼しい気候の中でさまざまなアクティビティを楽しめます。千本松牧場ではこだわりのソフトクリームやジンギスカンを楽しめるほか、乗馬や動物との触れ合い体験などは家族連れにもおすすめです。塩原温泉郷にも近く、涼し気な渓流を眺めながらの露天風呂を楽しめるので、世代を問わず贅沢なひとときを味わえます。那須高原は、古くから親しまれている避暑地です。

【栃木県】日帰り観光と避暑が楽しめる「日光」

日光は、関東地方の中でも観光地として人気の高いスポットです。世界遺産の日光東照宮や、華厳の滝、中禅寺湖といった名勝の数々を有する日光は、避暑地としても有名です。
明治中期から昭和初期にかけて、各国の大使館をはじめとした外国人の別荘が中禅寺湖畔に立ち並び、日光の名は古くから避暑地として海外にも広く知られていました。そのため、今でも海外から避暑に訪れる観光客が後を絶ちません。

奥日光には温泉地の湯元温泉もあり、美肌効果が期待できるとされており、幅広い年齢層に人気です。観光地巡りだけではなく、古くから愛された避暑地で、ゆったりとしたひとときを過ごすのもおすすめです。都会の喧騒から離れた、贅沢な時間を堪能することができます。

【長野県】涼しさを求めるのにおすすめの避暑地「軽井沢」

軽井沢は、日本でも最も有名な避暑地のひとつです。財界人や文化人の別荘地も数多くあり、品のある格調高い避暑地というイメージがありますが、交通の便も良く、最近では気軽に立ち寄れる避暑地へと変化してきました。近年では、外国人観光客も多く訪れるようになっています。

軽井沢は7月と8月の平均気温が約20度と、豊かな自然による爽やかな気候に恵まれています。サイクリングやハイキングなど、自然の中でのアクティビティが楽しめるため、休日には早朝から散策を楽しむ人の姿も。また、軽井沢は自然の中のカフェやレストランが人気で、さまざまなスイーツやグルメを味わえます。軽井沢ならではの自然素材を使ったオーガニックな料理は、特に女性を中心に人気です。ほかにも、美術館や歴史建造物などの落ち着いた雰囲気の観光スポットが多く、自分なりの楽しみ方ができるのが軽井沢の魅力です。

【長野県】美しい自然と貴重な自然に囲まれた「上高地」

上高地は、標高1500mにある長野県を代表する避暑地です。8月でも気温は20度ほどと涼しく、軽井沢や那須高原に並ぶ、日本の避暑地の定番スポットです。上高地の中心にある河童橋は芥川龍之介の小説「河童」の舞台でもあり、上高地のシンボルとして人気です。河童橋から見る景色は見渡す限りの絶景で、その美しい景観は多くの観光客を魅了します。

上高地は全国でも珍しく、特別名勝と特別天然記念物の両方を与えられた観光地です。朝もやの神秘的な光景が有名な大正池など、貴重な自然の風景の数々が見どころです。上高地周辺は比較的平坦な道が多く、ハイキングコースでの散策がおすすめです。また、ロッジや山荘が数多くあり、自然の中でのんびり宿泊できるのも上高地ならではです。

【山梨県】富士山を臨む見どころ満載の「河口湖」

河口湖は、富士五湖の中でも、最も標高の低い場所にある湖です。そのためアクセスも良く、人気の観光地として多くの観光客が訪れます。避暑地としてのイメージよりも、富士山を間近で見られるスポットとしてのイメージが強い河口湖ですが、夏の平均気温は22度と、数ある避暑地の中でもかなり過ごしやすい気候となっています。河口湖の魅力は、周辺に観光施設が多く、さまざまな楽しみ方ができることです。

アミューズメントパークや美術館など、大人から子供まで楽しめる数々の観光施設の中でも特に人気なのが河口湖をめぐる遊覧船です。南欧のリゾートをイメージした船で楽しむ爽やかなクルージングは、夏の良い思い出になることでしょう。その他にも、花火大会やフルーツ狩りなどのイベントも数多く開かれており、のんびり避暑を過ごせるのはもちろん、めいっぱい夏を満喫できます。

【長野県】冬だけじゃない!夏も楽しめる「白馬村」

スキーで有名な白馬村は、北アルプスの麓に位置し、夏にはまるでスイスのような美しい高原の景色が広がります。登山やトレッキングの名所としても人気の白馬村ですが、夏の暑さを避けてゆったりとした休日を過ごすのもおすすめです。古民家カフェやレストランも多く、風情ある建物を楽しみながらショッピングや食事を楽しむことができます。

白馬村の観光スポットの中でも見逃せないのが、高山植物の宝庫である八方尾根自然研究路です。ゴンドラとリフトを乗り継いで山の奥に向かう行程では、白馬村の広大な自然が眼下に広がります。自然の多い白馬村では、さまざまな場所で貴重な高山植物などの自然に触れられます。可憐な高山植物の花を探して歩くトレッキングも、白馬村の夏の楽しみ方のひとつです。

【静岡県】富士の麓の隠れた避暑地「御殿場」

御殿場は富士山と箱根の間に位置する避暑地です。別荘地や企業の保養所が数多くあり、暑さから逃れてリゾート気分を満喫できます。富士山方面にも箱根方面にもアクセスが良いため、さまざまな観光スポットに行きやすいというメリットも。

中でも、日本最大級のアウトレットモールである「御殿場プレミアム・アウトレット」では、国内外のさまざまなブランドの商品をお得な値段で購入することができます。さらに、御殿場駅からバスで10分のところには天然温泉施設もあります。御殿場は比較的交通アクセスが良いのもメリットです。都会の暑さを避けて、涼しい御殿場まで足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

【兵庫県】貴重な高山植物の宝庫で涼を感じる「六甲山」

六甲山は神戸の避暑地として名高い場所で、明治時代に神戸の居留地に住んでいた欧米人によって高原リゾートが開発されました。六甲おろしと呼ばれる冬の強い風とは違い、夏の六甲山には心地よく穏やかな涼風が吹き抜けます。高山植物の宝庫といわれ、中でも山頂付近の六甲高山植物園では、ニッコウキスゲをはじめとしたさまざまな貴重な植物を見ることができます。

オルゴールミュージアムやアスレチックフィールドなど、インドア派アウトドア派どちらも楽しむことができるさまざまな施設が充実しています。また、六甲山屈指の絶景スポットである天覧台からは、日本新三大夜景都市に選ばれた六甲山からの素晴らしい夜景を堪能できます。神戸市街からアクセスも良く、涼を求めていくのにおすすめの場所です。

【熊本県】澄んだ湧き水が夏の乾きを癒す「阿蘇」

阿蘇は、九州で最も人気の高い避暑地のひとつです。暑いイメージのある九州ですが、阿蘇は真夏でもクーラーが必要ないといわれているほどの涼しさです。世界最大級のカルデラを持つ阿蘇山や阿蘇神社など、観光スポットも多く、九州の暑い夏を乗り切るのにおすすめの避暑地です。

特に、日本名水百選に選ばれている白川水源には、涼を求めて平日でも多くの観光客が訪れます。白河水源の水は透明度が高く飲みやすい湧き水で、夏の暑さで乾いた喉を冷たく潤します。阿蘇は由布院や別府などの温泉地にも近く、幅広い年代が満喫できる九州の避暑地です。

さいごに

暑い夏を乗り切るには、避暑地で夏を過ごすのがおすすめです。夏の暑さを忘れるようなひんやりとした避暑地での休日は、ビーチリゾートとは一味違う、ゆったりとした夏の過ごし方です。この夏は、避暑地で優雅なひとときを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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