普通の生活、旅行では体験できない特別なことをしたいと思ったことはありせんか?そんなロマンあふれる方におすすめなのが、今回ご紹介する波照間島(はてるまじま)。日本で一番南に位置する沖縄の波照間島では、一生忘れられないような風景を見ることができます。
波照間島ってどんなところ?
波照間島は「果てのウルマ(サンゴ礁)の島」を語源とする周囲約15kmの小さな島。有人島としては日本の最南端に位置し、防風林の役割を担うフクギ並木に囲まれた昔ながらの集落が残るのどかな場所です。特に有名なのが「ニシ浜」で、透明度が極めて高く、青い宝石を散りばめたような海の色は「ハテルマブルー」と称され、数ある八重山諸島のビーチのなかでもっとも美しいといわれています。地理的条件から、絶好の星空観測スポットとしても知られています。
波照間島への行き方は?
波照間島へは石垣島発の高速船やフェリーなど船でしか行けません。まずは「石垣空港」から路線バスで八重山諸島への玄関口「石垣港離島ターミナル」へ(約40分)。そこから高速船に乗って波照間島へ到着できます(約60~70分)。
波照間島への航路は波や風の影響を受けやすいため、高速船が欠航する場合があります。ある程度余裕をもって旅行日程を立てましょう。高速船以外に貨客カーフェリー(約2時間)という手段も。ただし、高速船よりも移動に時間がかかります。また、火曜日・土曜日のみ運行しているので注意しましょう。
1日中ドラマチックな体験が可能!
南の端の小さな島・波照間島では、ここでしか味わえない体験が数多くあります。今回は3つの楽しみ方をご紹介します。
心に刻まれる感動的な美しさ!ニシ浜
真っ白な砂浜が続くニシ浜。空色、瑠璃色、コバルトブルーの美しいグラデーションの海がどこまでも広がる、楽園ということばがぴったりの風景が広がります。ただ海を眺めているのも海水浴をするのも楽しいですが、ここではぜひシュノーケリングで海中散策をおすすめします。透明な海の中には、色とりどりのサンゴ礁があり、その周りをかわいい熱帯魚が泳ぐ夢のような世界が広がっています。
日本の端で何を思う?日本最南端の碑
広大な海を一望できる島の南側にある高那崎には「日本最南端の碑」があります。近くにはニシ浜と対照的な険しい断崖絶壁が続く「高那崎(たかなざき」」のビュースポットも。吸い込まれるような青色をした荒々しい波や渦もまた絶景です。高那崎は写真スポットとしても知られています。
宇宙を感じる壮大さ!星空の観測
波照間島は人工の明かりやジェット気流の影響が少ないことから、日本でもっとも星の観測に適した場所ともいわれています。島の南端には「星空観測タワー」があり、そこから広い夜空を埋め尽くすキレイな星を見ることができます。名前だけは知っているお馴染みの星座、絵に描いたような天の川など、想像をはるかに超える無数の星々がきらめく光景は鳥肌モノです。12月~6月には、条件が合えば南十字星を見ることができます。
旅行計画を立てるときの注意点
波照間島で星空をメインにした旅行の計画を立てる上で欠かせないのは、月の満ち欠けの情報を確認しておくことです。満月前後の波照間島では月明かりだけで夜の散歩ができたり、大きめの文字で書かれた本を読んだりできるほど月が明るいとか。当然月明かりが強ければ、星が見えにくくなってしまいます。満月の時期は避けて、月がない新月を狙ってスケジュールを組み、月の動きの詳細を確認すると良いでしょう。
さいごに
旅ならではの非日常感たっぷりの波照間島。訪れる価値のある一生モノの感動体験が味わえます。月の満ち欠けカレンダーとにらめっこしながら、波照間島への旅の計画を立ててみませんか。
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