夏休みにはぜひ北海道に旅行に出掛けてみてはいかがでしょうか。北海道は日本国内でもトップクラスの魅力が詰まった場所となっています。今回はそんな北海道にある観光スポットを、「道央」「道南」「道東」「道北」の4つの地域に分けてご紹介します。
道央の観光スポット
1.大通公園
「大通公園」は、札幌市中央区にある公園です。全長約1.5km、面積約7.8ヘクタールの細長い形をしており、園内は「交流(国際交流ゾーン)」「オアシス(水と光のゾーン)」「つどい(遊び・イベントゾーン)」「フロンティア(歴史・文化ゾーン)」「花(サンクガーデンゾーン)」の5つのエリアに分かれています。また大通公園は「さっぽろ雪まつり」「さっぽろライラックまつり」「YOSAKOIソーラン祭り」など、年間を通じて開催される北海道を代表するお祭りの会場としても使われています。
住所:北海道札幌市中央区大通西1~12丁目
2.札幌市時計台
「札幌市時計台」は、札幌市中央区にある建造物です。もともとは1878年(明治11年)に札幌農学校(現・北海道大学)の閉式訓練や体育の授業を行う場、入学式や卒業式などを行う講堂として建設された建物で、塔に設置された時計の鐘の音が1里四方に響き渡ったことから、当時の札幌市民からは「農学校の大時計」として親しまれていたといいます。現在、建物内は札幌市時計台にまつわる資料を展示する資料館となっており、2階の時計台ホールは多目的ホールとして使われています。
住所:北海道札幌市中央区北1条西2丁目
3.北海道神宮
「北海道神宮」は、札幌市中央区にある神社です。1869年(明治2年)に開拓民の心の拠り所とする目的で創建された北海道を代表する神社で、明治天皇をはじめとする四柱の神様が祀られています。境内には約1,400本の桜の木と約250本の梅の木が植えられており、札幌市民からはお花見スポットとしても親しまれています。
住所:北海道札幌市中央区宮ケ丘474
4.札幌ドーム
「札幌ドーム」は、札幌市豊平区にあるドーム球場です。2001年に開場した比較的新しい全天候型ドームで、各イベントの会場として使用されるほか、北海道日本ハムファイターズの本拠地球場や、北海道コンサドーレ札幌のホームスタジアムとしても利用されています。札幌ドームには国内で唯一の「ドーム展望台」があり、地上53mの高さから札幌の市街地や手稲山、夕張岳などの景色を眺めることができます。
住所:北海道札幌市豊平区羊ケ丘1番地
5.モエレ沼公園
「モエレ沼公園」は、札幌市東区にあるアートパークです。2005年に「環状グリーンベルト構想」という札幌市街地を公園や緑地の帯で包み込むことを目的としたプロジェクトの拠点公園としてオープンした総合公園で、基本設計は彫刻家のイサム・ノグチ氏が手掛けました。約188.8ヘクタールの広さを誇る園内は、公園を象徴するモニュメントである「ガラスのピラミッド “HIDAMARI”」や、イサム・ノグチ氏がデザインした100基を超える遊具があるほか、約2,300本のサクラの木が植えられている「サクラの森」などもある、アートと自然が融合した空間となっています。
住所:北海道札幌市東区モエレ沼公園1-1
6.白い恋人パーク
「白い恋人パーク」は、札幌市西区にあるテーマパークです。名称の通り北海道発の有名なお菓子「白い恋人」の販売元である石屋商事が運営している複合施設で、敷地内には白い恋人の製造ラインを見学できる工場やお菓子作りが体験できる工房、明治・大正・昭和のおもちゃコレクションを展示している「昔の子供のおもちゃ箱」など、大人も子供も楽しめる施設がたくさんあります。
住所:北海道札幌市西区宮の沢2-2-11-36
7.登別温泉
「登別温泉」は、登別市にある温泉です。1日1万トン(毎分3,000リットル)の自然湧出量があり、「硫黄泉」や「食塩泉」といった9種類のバラエティ豊かな泉質があることから、「温泉のデパート」とも呼ばれている日本有数の温泉地となっています。登別温泉内の観光スポットとして特に有名なのが直系450mの爆裂火口跡である「地獄谷」で、展望台からはガスや高温の温泉が地表から湧き出る様子を眺めることができます。
住所:北海道登別市登別温泉町
8.洞爺湖
「洞爺湖」は、虻田郡洞爺湖町と有珠郡壮瞥町にまたがる地域にある湖です。約11万年前に起こった火山の噴火によってできたといわれており、湖面積約70平方キロメートルと日本で3番目に大きいカルデラ湖となっています。湖周辺には「とうや湖ぐるっと彫刻公園」「北海道洞爺湖サミット記念館」「中島三重の塔」などの観光スポットがあり、「洞爺湖温泉」をはじめとする温泉施設も充実しています。
住所:北海道虻田郡洞爺湖町、北海道有珠郡壮瞥町
9.小樽運河
「小樽運河」は、小樽市にある運河です。1923年(大正12年)に完成した北海道開拓時代の小樽の海運を支えた水路であり、現在は小樽を代表する観光スポットとして多くの人を集めています。川沿いの散策路にはガス灯が設置されており、夕暮れになるとガス灯の光がノスタルジックな雰囲気が漂う建物群を輝かせます。
住所:北海道小樽市港町
10.おたる水族館
「おたる水族館」は、小樽市にある水族館です。本館では300立方メートルクラスの大水槽を含む62の水槽に、約250種類5,000点の生物が展示・飼育されており、特にアザラシの飼育頭数は50頭以上と日本でも断トツです。また北海道沿岸に生息する「ネズミイルカ」を飼育展示している日本でも数少ない水族館のひとつであり、複数で飼育展示している施設としては日本唯一です。
住所:北海道小樽市祝津3丁目303番地
道南の観光スポット
1.五稜郭
「五稜郭」は、函館市にある城郭です。1864年に北方防備の目的で作られた星型の要塞で、1868年に起こった旧幕府軍と新政府軍の最後の戦闘である「箱館戦争」の舞台だった場所でもあります。現在は五稜郭公園として広く一般に開放されており、敷地内には箱館奉行所や五稜郭タワーといった多くの見どころがあります。
住所:北海道函館市五稜郭町44-2(五稜郭公園)
2.函館山
「函館山」は、函館市にある標高334mの山です。函館市街地の南西部にある日本でも有名な陸繋島(りくけいとう)で、かつては蝦夷地を守るための軍事要塞が築造されていました。函館山ロープウェイに乗って行くことができる展望台からは、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で三ツ星に選ばれた『函館山からの展望』を望むことができます。
住所:北海道函館市函館山
3.松前城(福山城)
「松前城」(福山城)は、松前郡松前町にある城です。1606年に松前家初代藩主・松前慶広によって築城された北海道で唯一の日本式城郭で、天守閣は1941年に国宝に指定された後に一度焼失してしまったものの、1961年に再建されています。近くには藩政時代の松前藩を再現したテーマパーク「松前藩屋敷」があり、14棟の建物からなる江戸時代の町並みを見学することができます。
住所:北海道松前郡松前町字松城144番地
道北の観光スポット
1.旭川市旭山動物園
「旭川市旭山動物園」は、旭川市にある動物園です。1967年に開園した日本最北の動物園であり、約1,500万平方メートルの敷地内に112種622点(2016年4月1日現在)の動物が展示されています。ペンギンやホッキョクグマ、トナカイ、シンリンオオカミなどの北極圏や南極圏に生息する動物が数多く展示されている、北国ならではの動物園となっています。
住所:北海道旭川市東旭川町倉沼
2.ファーム富田
「ファーム富田」は、空知郡中富良野町にある農園です。日本最大規模の栽培面積を誇るラベンダーで有名な農園で、園内には日本でもっとも歴史のある「トラディショナルラベンダー畑」や、7色の花が綺麗な列を作っている「彩りの畑」など、10種類の花畑があります。ファーム富田の東側4km地点には、日本最大級のラベンダー畑である「ラベンダーイースト」もあります。
住所:北海道空知郡中富良野町基線北15号(ファーム富田)
3.宗谷岬
「宗谷岬」は、稚内市にある岬です。一般人が到達することができる日本最北端の地であり、岬の先端には北極星の一稜をモチーフにした記念碑が建てられています。ロシアのサハリンが宗谷岬の北側約43kmのところにあるため、天気が良い日はサハリンの大地を望むことができます。
住所:北海道稚内市宗谷岬
4.青い池
「青い池」は、上川郡美瑛町にある池です。
名前の通り神秘的な青色の池で、見る人や季節・時間帯などによって見え方が変わるといいます。池の水が青く見えるのは、水の中に含まれているコロイドの粒子が太陽光と散乱衝突し、その際に波長の短い青色の光が散乱するからだという説が有力ですが、明確な原因は未だに解明されていないそうです。
住所:北海道上川郡美瑛町白金
5.四季彩の丘
「四季彩の丘」は、上川郡美瑛町にある観光施設です。チューリップやラベンダーなどの草花を育てている「展望花畑」や、自社農園の「四季彩の丘FARM」、アルパカと触れ合える「アルパカ牧場」などがあるエンターテイメント・ガーデンであり、訪れる季節によってまったく違った楽しみ方ができる場所となっています。
住所:北海道上川郡美瑛町新星第三
道東の観光スポット
1.釧路湿原国立公園
「釧路湿原国立公園」は、北海道の東側にある釧路湿原を中心とした国立公園です。28,788ヘクタールの敷地内には北海道でも珍しい平野部の原始的な自然環境が残されており、周辺にはヤチボウズ、ハンノキなど700種以上の植物や、タンチョウ、キタキツネなどの多種多様な動物が生息しています。敷地内には「釧路市湿原展望台」「コッタロ湿原展望台」「細岡展望台」など、景勝地も点在しています。
2.阿寒湖
「阿寒湖」は、釧路市にある淡水湖です。面積約13平方キロメートル、周囲約30kmという北海道にある大きいカルデラ湖で、水面が結氷する冬の時期にはスケートなどのウィンタースポーツや、ワカサギ釣りが楽しめます。阿寒湖のマスコットとなっているのが特別天然記念物に指定されているマリモで、球状で生息しているマリモは阿寒湖にしか存在しないそうです。
住所:北海道釧路市(阿寒国立公園内)
3.博物館網走監獄
「博物館網走監獄」は、網走市にある屋外歴史博物館です。東京ドーム約3.5個分の面積を誇る敷地内に旧網走刑務所の建物群が保存公開されており、そのなかには8棟の国の重要文化財と6棟の登録有形文化財が含まれています。かつて実際に食堂として使われていた「網走刑務所旧二見ケ岡農場食堂棟」では、当時の監獄食を食べることができます。
住所:北海道網走市字呼人1-1
4.オシンコシンの滝
「オシンコシンの滝」は、斜里郡斜里町にある滝です。水の流れが途中から2条に分かれることから「双美の滝」とも呼ばれています。知床最大の滝であり、その迫力と美しさから「日本の滝100選」や「知床八景」のひとつに選ばれています。
住所:北海道斜里郡斜里町ウトロ西
さいごに
今回は北海道にある有名な観光スポットをご紹介しました。北海道にはもっとも過ごしやすい時期である夏に行くのがおすすめなので、ぜひ今年の夏休みは北海道への旅行を検討してみてください。
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