旅行でこれは外せない！沖縄のご当地グルメ14選

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ゴーヤーチャンプル
沖縄には本土にはない南の島特有の珍しいご当地グルメがたくさんあります。都心部などでは沖縄に行かなくとも味わえる専門店もありますが、やっぱり現地で食べる沖縄料理はひと味もふた味も違います。今回はおなじみの沖縄料理から、ちょっとディープな沖縄グルメ、そして沖縄のスイーツをご紹介します。

定番の沖縄グルメ

沖縄そば

沖縄に行ったら外せないご当地グルメといえば、沖縄そばです。豚骨と鰹節のあっさりとしたスープに、豚ばらやカマボコ、紅ショウガなどのシンプルな食材がトッピングされています。もともとは琉球王朝の宮廷料理だったものが、時代とともにアレンジされて庶民にも親しまれる麺料理として広まったといわれています。地域によって味や麺の太さなどが異なり、細麺の八重山そば、ストレート麺の宮古そばなどがあります。

ゴーヤーチャンプルー

苦みのきいたゴーヤーと優しい味わいの島豆腐、豚肉と卵を混ぜたゴーヤーチャンプルーは、全国的にもポピュラーな沖縄料理。チャンプルーとは沖縄の方言で「ごちゃまぜ」という意味で、つまり炒め物のことです。沖縄の定食屋などでは、麩を使ったフーチャンプル―、素麺と野菜を混ぜたソーミンチャンプルーなど、さまざまなチャンプルーを味わえます。

ラフティー

ラフティーとは、豚バラ肉の塊を泡盛と醤油ベースの出汁でじっくり煮込んだ沖縄風の豚の角煮です。沖縄の豚肉料理の中でも特に人気の一品です。ジューシーな豚肉とコクのあるタレの組み合わせは、白いご飯にもお酒のおつまみにも相性抜群です。

ジーマミー豆腐

沖縄にはさまざまな島豆腐があり、ジーマミー豆腐はピーナッツを使ったマイルドな味が人気の郷土料理。表面がつるんとしているので絹豆腐のようなイメージ持つ方も多いかもしれませんが、もちっとした弾力のある食感の豆腐です。ピーナッツ特有の香りと味わいは、子どもからお年寄りまで年代問わず親しまれています。

タコライス

タコライスは、アメリカ文化が息づく沖縄ならではご当地グルメです。メキシコ料理のタコスにアレンジを加えたもので、ひき肉やレタス、トマト、チーズなど、タコスの具材をご飯に混ぜ、最後にサルサソースをかけたボリュームたっぷりのソウルフードです。異文化を取り入れて、独自のオリジナル料理として発展させる沖縄の食文化を感じられるグルメでもあります。

知る人ぞ知る沖縄料理

いかすみ汁

イカの墨を加えたいかすみ汁は、豚肉や島豆腐、ニガリなどが入ったヘルシーな沖縄料理です。口の中は真っ黒になってしまいますが、イカの墨独特のコクがたまらない一品です。沖縄ではイカの墨のことを「クリ」と呼び、イカの墨を入れた雑炊「クリジューシー」などもあります。

豆腐よう

豆腐ようは、島豆腐を米麹や泡盛などに漬けこんだ発酵料理で、その濃厚な味わいから東洋のチーズともいわれています。もともとは琉球王朝時代に伝わった高級料理だったそうです。好みが分かれそうなクセのある珍味ですが、沖縄に行ったら味わってみてはいかがでしょうか。

パパイヤイリチー

沖縄では熟す前の青いパパイヤを野菜として使用します。パパイヤイリチーは、ニンジンやニラ、豚肉などを組み合わせた料理で、沖縄の食卓ではお馴染みの一品。そのほか、パパイヤの漬物などもあり、南国の万能食材としてさまざまな料理に使われています。

ヒージャー汁

ヒージャ―汁は、沖縄のお祝い事には欠かせない郷土料理です。昔の沖縄では各家庭でヤギや豚を家畜していたそうで、栄養価の高いヤギを食べる習慣がいまでも根付いています。ヤギ肉の臭みをとるために、生姜やヨモギなどをたっぷり入れて、シンプルに塩で味付けしたヒージャ―汁が一般的です。

ジューシー

ジューシーは、チャーハンにも似ていますが、炊き込みご飯のことです。ニンジンやヒジキ、豚肉などを合わせた素朴な味わいです。沖縄そばのお店によくあるものの、そばでお腹いっぱいになって食べる機会を逃してしまいがちなメニューです。沖縄へ行くときは、お腹を空かせてセットでオーダーしてみてはいかがでしょうか。

ミミガー

ミミガーとは豚の耳のことで、豚一頭を余すところなく使い切る沖縄ならではのグルメです。一般的にミミガーといえば、茹でたり蒸したりした豚の耳を細切りにしたもので、ポン酢などの調味料にからめて食べます。コリコリとした食感が特徴で、嚙むほどに口の中に旨みが広がります。ビールはもちろん、泡盛などの地酒と一緒に味わいたい沖縄料理です。

沖縄のスイーツ

サーターアンダキー

サーターアンダギーは「砂糖入り揚げ菓子」という意味で、つまり沖縄風ドーナツのこと。琉球王朝時代に訪れた中国の使者たちにふるまわれた特別なお菓子だったそうです。外側はサクサク、内側はふんわりした食感で、素朴で懐かしい味わいがします。主流はプレーン味ですが、いまでは紅芋やカボチャなど、種類もさまざまです。

ちんすこう

現在では沖縄土産の定番として知られるちんすこうですが、かつては琉球王国の国王も食したといわれている高級菓子で、とても珍重されていた食べ物です。ホロホロとした軽い食感で、甘さ控えめのクッキーのような味わいです。沖縄ではどこのお土産屋でも見かけますが、どれを買おうか迷ってしまうほど種類が豊富。紅芋や黒糖、塩味など、食べ比べも楽しみのひとつです。