福岡県の空の玄関口は福岡空港のほかにもうひとつ「北九州空港」があります。九州の北東、海上に位置する北九州空港の気になるアクセス方法について、電車、バス、タクシーに分けてご紹介します。
電車でのアクセス
まず、北九州空港の最寄りの駅はJR日豊本線の「朽網駅」です。電車でアクセスする場合の注意点は、その最寄り駅から北九州空港まではバスまたはタクシーでしか行けない点です。
北九州の主要駅・JR小倉駅-朽網駅間は乗り換えなしで約20分、280円です。レトロな街並みが人気の観光スポット門司港駅からなら、小倉駅で乗り換え、朽網駅まで合計約35分、560円です。
交通公共機関を使って周辺都市へ行くなら、まず小倉駅へ。ほとんどが小倉駅で乗り換えとなります。
朽網駅-北九州空港間はバスがお得!
北九州空港の最寄り駅「朽網駅」から空港までは、午前6時から22時30分まで、約30分ごとに空港行きリムジンバスが運行しています。朽網駅から空港までは約18分、410円です。朽網駅のバス乗り場は朽網駅空港口を出てすぐ駅前にあります。
ちなみに、タクシーを使うと空港-朽網駅間は約20分、約3,000円です。荷物が多くて複数人いる場合を除いては、運賃が安い空港行きリムジンバスを使った方がお得です。
バスでのアクセス
北九州の3つの主要駅、小倉駅、黒崎駅、折尾駅から空港行きのエアポートバスが運行しています。
小倉駅ならバスは2種類(ノンストップ便33分・小倉中谷便49分)あり、運賃はいずれも620円です。よって、小倉駅-北九州空港間なら電車とバスでアクセスするよりも直通エアポートバスのノンストップ便を利用した方が安く、そして早く空港へアクセスできます。
門司港駅-北九州空港間は直通バスがないので、空港-小倉駅間のエアポートバスを利用して小倉駅まで行き、そこからJR鹿児島本線で門司港駅へ向かいましょう。
ちなみに、本数は少なめですが、福岡市内-北九州空港間のリムジンバスも運行されています。
北九州空港のバス乗場はどこ?
北九州空港のバス乗り場は、空港1階到着フロアのエントランス前です。切符売り場は到着ロビーの総合案内所の向かい側にあります。小倉方面行きは1番乗り場ですが、ノンストップ便と中谷経由便の2種類あるのでバス上部の行き先表示版で確認しましょう。
北九州空港の最寄り駅「朽網駅」へは2番乗り場となります。
タクシーでのアクセス
タクシーを利用するなら、一般タクシーまたは事前予約制乗合タクシーの2種類から選べます。乗合タクシーは一名からでも利用でき、早朝・深夜便の場合は特に便利です。ただし、乗合タクシーは対象エリアが限られており、北九州空港-北九州・京築地区方面のみとなります。乗合タクシーの予約は、航空券がお得なLCCのスターフライヤーを利用の場合、スターフライヤーのホームページから予約が可能。それ以外の航空会社の場合は該当タクシー会社へ直接予約連絡が必要となります。
早朝・深夜の対象便利用で乗合タクシー割引あり
利用する飛行機の便によっては、乗合タクシーの早朝・深夜割引が適用されます。ただし、割引となるエリアが決まっており、八幡西区・若松区・中間市の往路、復路のみとなるのでご注意ください。対象となる便は下記の通りです。
対象便:SFJ70,72,93,95 ANA3872,3893 JAL370
さいごに
北九州空港のアクセスは電車、バス、タクシーのなかでは、一般的に直通バスが便利です。運賃も安くスムーズに早くアクセスできます。好きな時間に北九州空港へアクセスしたい場合は、北九州空港最寄り駅「朽網駅」から30分ごとにバスが運行しているので、電車の方が良いかもしれません。乗合タクシーは予約の手間はあるものの、深夜・早朝便の場合は割引が適用されるので利用した方がお得です。北九州空港のアクセス方法は、到着時間や目的地によって、バス、電車、タクシーとそれぞれ賢く使い分けすることが最大のカギといえるでしょう。
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