赤ちゃん連れで飛行機に乗る時は、特に注意して座席を選ぶと良いでしょう。今回は、赤ちゃんと一緒に飛行機に乗る場合の座席の注意点や、確認したいポイントをまとめました。
赤ちゃんと飛行機に乗る時に確認したい4つのポイント
1. 通路側の座席を指定
赤ちゃんを連れて飛行機に乗るときは、親の座席は窓側ではなく通路側を選ぶと良いでしょう。通路側の席を選んだほうが化粧室に行きやすいのでおすすめです。また、赤ちゃんが泣き止まない・ミルクが欲しい時などに搭乗員に声をかけやすいのも、通路側の座席を指定するメリットの1つです。
通路側でも、化粧室の近くなどの人通りが多い座席は避けたほうが良いでしょう。赤ちゃんが前の席を蹴る心配がない前方の通路側の座席がおすすめです。
2. 赤ちゃんの年齢によってはチャイルドシートが必要になることも
大人1人に対し、2人の2歳未満の赤ちゃんを連れて搭乗する場合、1人は膝の上に乗せられますが、もう1人はチャイルドシートが必要となります。チャイルドシートを利用する際に赤ちゃん1人分の座席を指定する必要があり、小児運賃が発生します。チャイルドシートは航空会社によっては借りることができます。しかし、チャイルドシートの数には限りがあるので、借りたい場合は早めに予約するようにしましょう。
チャイルドシートを持ち込む際、航空会社によって使用できる条件が異なるので確認してから持ち込みましょう。「ブースタータイプ」「背もたれ付きブースタータイプ」「ベスト/ハーネスタイプ」などは使用できない場合があるので要注意です。
機内で使用できるチャイルドシートの条件
チャイルドシートを機内で使用するには、次の条件を満たしている必要があります。
・BUCKET TYPE(Forward/After facing type及びConvertible type)のチャイルドシートで、次の1~3のいずれかの基準を満たすもの。
1. 日本(装置型式指定基準)の基準を満たし、所定のマークが貼付されているチャイルドシート
2. 欧米(ECE・FMVSS)の基準を満たし、所定のマークが貼付されているチャイルドシート。
3. TSO-C100bの記載がされているチャイルドシート
・チャイルドシートのベルト通し穴に、航空機の座席についているシートベルトバックル(厚さ2.5cm、横幅6.5cm、縦幅6.5cm)を通せること
・お子さまがチャイルドシートに着席できること。また、チャイルドシートに表示された体重制限を越えていないこと。
チャイルドシートについては次の記事も参考にしてください
預ける?持ち込む?飛行機のチャイルドシートの取扱
3. 赤ちゃん連れ優先席を利用できることも
航空会社によっては、座席の後方に赤ちゃん連れ専用の優先座席を用意していることがあります。例えば、JALの航空券の運賃に1,000円追加して利用できる「クラスJ」には赤ちゃん連れの優先座席があります。クラスJは座席数に限りがあるので、注意が必要です。
4. バシネットがあるか確認
バシネットとは、飛行機に備え付けられた赤ちゃん用のベッドです。バシネットを利用する場合には予約が必要です。
バシネットの利用には体重制限があり、制限を超えると利用できません。また、バシネットはシートベルトサイン点灯時には利用できません。
バシネットについては次の記事も参考にしてください
国際線で利用できるバシネットとは? 予約方法についてもご紹介
機内では赤ちゃん向けのサービスを提供している航空会社も!
JALやANAでは、様々な赤ちゃん向けのサービスを提供しています。機内では、CAがミルク作りの手伝いをしてくれます。また、赤ちゃん専用の毛布もレンタルできます。赤ちゃん向けのおもちゃも用意されています。
これらのサービスは事前に予約する必要はありません。
さいごに
赤ちゃんを連れて飛行機に搭乗する際、人数によってはチャイルドシートが必要になります。チャイルドシートを持ち込まずにレンタルしたい場合、事前に航空会社に連絡して予約をしましょう。
今回紹介した4つのポイントを確認して、赤ちゃんと一緒に快適な空の旅を楽しみましょう!
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