金森赤レンガ倉庫は、北海道函館市の人気観光スポットです。明治時代の面影を残す独特のレトロな倉庫群には、レストランやショッピングモールなどのさまざまな施設が集まっています。函館旅行に行ったら外せない観光スポットである金森赤レンガ倉庫の楽しみ方や見どころをご紹介します。
金森赤レンガ倉庫とは?
金森赤レンガ倉庫は、函館市で1世紀以上に渡り愛されてきた場所です。明治時代初期に開業した「金森洋物店」が起源となった倉庫群で、重厚な赤レンガのレトロな建物が立ち並んでいます。赤レンガ倉庫の地域一帯は、重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
金森赤レンガ倉庫は4つのエリアに分かれています。「BAYはこだて」「金森洋品館」「函館ヒストリープラザ」「金森ホール」それぞれのエリアに、ショッピングモールやビヤホール、レストランなどが入居しています。ショッピングや買い物、食事など、様々な楽しみ方ができる観光スポットです。
金森赤レンガ倉庫の中心「BAYはこだて」
「BAYはこだて」は、金森赤レンガ倉庫のメイン施設です。1882年頃に建設された運河を囲むように、チャペルやカフェなどが配置されているおしゃれな造りをしています。もともと日本郵船が所有していた赤レンガ倉庫の内部をリノベーションした施設で、外見は当時のままに、内部は新しく生まれ変わっています。
「BAYはこだて」は、金森赤レンガ倉庫の中でも写真スポットとして知られています。函館唯一の運河やチャペルなど、撮影向きの場所が満載です。レトロモダンな雰囲気を残した景観は夜になるとライトアップされ、ロマンチックな夜景が楽しめます。
お土産探しならここ「金森洋物館」
西欧の雰囲気を醸し出す建物の「金森洋物館」は、2棟の赤レンガ造りの建物に25店舗が並ぶショッピングモールです。函館土産をはじめ、雑貨、食品、ファッション、キャラクターグッズなど、さまざまなグッズが揃っています。
ここにしかない個性的なショップも多く、「函館クリスマススクエア」では、年間を通してクリスマスグッズが手に入ります。また、珍しいマトリョーシカの専門店「インポート ラブカ」では、幸せを呼ぶといわれるマトリョーシカがずらりと勢揃いしています。かわいくて珍しい北海道限定品も手に入るため、マトリョーシカ好きや民芸品好きなら必見のお店です。
明治時代のレトロ体験「函館ヒストリープラザ」
「函館ヒストリープラザ」は、赤レンガ倉庫の中でも特にレトロな雰囲気を味わえるエリアです。赤レンガ倉庫の中央に位置するレンガ造りの建物には、赤レンガ倉庫の中でもっとも大きなレストラン「函館ビヤホール」があります。ビヤホールでは、工場直送のビールと北海道の味覚など、豊富なメニューが堪能できます。
「函館ヒストリープラザ」には、ビヤホール以外にもフードのワゴンショップが充実しています。ガラスミュージアムショップの「函館浪漫館」では、貴重なレトロモダンなシャンデリアやランプなどのガラス製品が販売されています。手頃な価格で手に入るガラス商品も多く、お土産には最適です。
金森赤レンガ倉庫の絶品スイーツ
金森赤レンガ倉庫には数々のお土産店がありますが、中でもおすすめのお土産は一口サイズのスフレチーズケーキです。チーズケーキのお土産は函館土産の中でも定番ですが、BAYはこだて内の「パティスリー プティメルヴィーユ」の「メルチーズ」と、金森洋物館内の「ペイストリー スナッフルス」の「チーズオムレット」は函館の2大チーズケーキとも言われています。ふんわりとした食感のスフレチーズケーキを食べ比べてみるのもいいかもしれません。金森赤レンガ倉庫に訪れたらぜひ買っておきたい人気の絶品スイーツです。お土産用にはもちろん、自分用でも楽しみたい逸品です。
さいごに
金森赤レンガ倉庫は、明治時代の趣をそのまま残しつつ、観光スポットとして生まれ変わった貴重な場所です。お土産やレストランも充実しており、写真スポットも満載で、存分に楽しめるでしょう。函館旅行には外せない観光スポットである金森赤レンガ倉庫に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。きっと、旅の良い思い出に残ること間違いないでしょう。