山形県内の観光を予定しているなら、「蔵王温泉」を観光拠点にしてみてはいかがでしょうか。蔵王温泉には宿泊施設や温泉が充実しているのはもちろんのこと、スキー場や紅葉の名所など周辺にも数多くの見どころがあり、山形旅行の観光拠点にぴったりです。今回は「蔵王温泉」の見どころや、アクセス方法についてご紹介します。
観光地・蔵王温泉ってどんなところ?
「蔵王温泉」は、山形県山形市の蔵王連峰にある温泉で、米沢市の白布温泉、福島県の高湯温泉とともに「奥羽三高湯」のひとつに数えられています。伝説によれば、今から約1900年前の日本武尊(ヤマトタケル)の東征の際に従軍していた吉備多賀由(キビノタガユ)という人物によって発見された日本屈指の古湯であるといわれています。
蔵王温泉のお湯は東北でも随一の強酸性の硫黄泉で、美肌効果があることから「姫の湯」「美人づくりの湯」などと呼ばれています。現在、蔵王温泉の温泉街には多くの温泉施設や宿泊施設が開業しています。また近くに日本有数のスキー場である「蔵王温泉スキー場」が併設されており、蔵王温泉は東北地方最大級の総合マウンテンリゾートとして人気の観光地となっています。
蔵王温泉の見どころ・観光スポット
観光地・蔵王温泉の見どころや、蔵王温泉周辺の有名な観光スポットをご紹介します。
蔵王ロープウェイ
「蔵王ロープウェイ」は、おもにスキー客や観光・登山客を対象にした蔵王連峰にあるロープウェイのひとつで、標高855mの「蔵王山麓駅」と標高1,661mの「地蔵山頂駅」を結んでいます。山頂に着くまでの間に周りの景色を楽しむことができ、特に秋は蔵王の紅葉を上から眺められるビュースポットとして知られています。
蔵王温泉スキー場
「蔵王温泉スキー場」は、蔵王温泉街の近くにある東北最大級のスノーリゾートエリアです。コース面積が広いことはもちろん、ゲレンデやコースの美しさにも定評があることから、アメリカのニュース専門放送局・CNNに「日本の最も美しい場所31選」のひとつに選ばれています。
蔵王温泉街
蔵王温泉の温泉街には「蔵王温泉大露天風呂」をはじめとして、3つの共同浴場と3つの足湯、5つの日帰り施設があります。温泉街では、旅館の温泉を周遊できる湯めぐりこけしを購入できます。料金は1,300円です。残ったシールはお土産屋で1枚420円分の商品券として使用できます。
蔵王地蔵尊
「蔵王地蔵尊」は、蔵王ロープウェイ「地蔵山頂駅」近くにある高さ2.34mの地蔵です。1775年に造立されてから不思議と遭難者が少なくなったという逸話があることから、「災難よけ地蔵」とも呼ばれています。
お釜(御釜)
「お釜」(御釜)とは、1182年の噴火によって山の頂上が火口になり、1820年の鳴動の際に水が溜まって火口湖になった場所です。1日に何度も色が変わることから「五色沼」とも呼ばれており、気象状況が良いときにしか観ることができない、神秘的な観光スポットとなっています。
蔵王温泉へのアクセス方法
蔵王温泉へのアクセス方法は、まず飛行機で山形空港まで行き、そこから蔵王温泉直通の観光ライナー(乗合タクシー)を利用する方法がもっとも楽です。観光ライナーを利用する際は、「山交ハイヤー蔵王車庫前」「蔵王中央ロープウェイ温泉駅」「蔵王ロープウェイ山麓駅」のいずれかの停留所を指定しましょう。観光ライナーの片道の運賃は大人3,000円/人(小人・障がい者1,500円/人)、所要時間は約60分(高速道利用)です。
さいごに
今回は観光地・蔵王温泉の見どころやアクセス方法について紹介しました。温泉、スキー場、紅葉など、蔵王温泉とその周辺には数多くの見どころがあります。山形に観光に訪れる際にはぜひ拠点として、また足をのばす先として、蔵王温泉を選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
各地からの山形空港へのアクセスについては、下記の記事をご覧ください。羽田からは飛行機で約1時間、早めに予約すれば1万円以下で予約できます。
東京-山形間を飛行機で!羽田-山形間の料金と時間はどれくらい?
大阪-山形間を飛行機で!大阪-山形間の料金と時間はどれくらい?
名古屋-山形間の料金と時間はどれくらい?
札幌-山形間を飛行機で!新千歳空港-山形空港間の料金と時間はどれくらい?
山形空港発着の航空券を予約するなら国内航空券最大80%OFFのエアトリにおまかせ!
山形空港発着の航空券予約検索
JALの航空券予約検索
ANAの航空券検索
羽田空港発着の航空券検索
伊丹空港発着の航空券検索
中部国際空港発着の航空券検索