京都観光の定番スポット!清水寺
京都駅からバスで約15分、細長い松原通りを登りきった場所に建つのが清水寺です。清水寺の創建は778年で、古くから観音様の霊場として庶民がお参りに訪れる寺でした。境内には30以上もの国宝や重要文化財が立ち並び、多くの観光客が訪れる京都のシンボル的なスポットです。清水寺は数度の大火災に見舞われた歴史がありますが、その都度再建して時代を経てもなお人々に愛されています。「清水の舞台」で知られる国宝にも指定されている本堂には十一面千手観音が安置されており、寝殿造り風の建築は見るものを圧倒する美しさです。舞台の下には安産祈願の子安の塔や音羽の滝があるので、参詣帰りにぜひ訪れてみてください。また、境内には縁結びで有名な地主神社があり、恋占いの石を目当てに訪れるカップルや若い女性でいつも賑わっています。
全国にある稲荷宮の総本宮!伏見稲荷大社
「お稲荷さん」の愛称で古くから日本人に親しまれている稲荷宮は、全国に約30,000社あるといわれています。その総本宮であるのが京都にある伏見稲荷神社です。伏見稲荷神社の歴史は古く、奈良時代の711年に稲荷大神様が御鎮座されたとの言い伝えがあります。五穀豊穣や商売繁盛の神様として、庶民の信仰の場となってきました。伏見稲荷神社に到着してまず目を引くのが、真っ赤な鳥居が連なる「千本鳥居」です。実際にはもっと数が多いようですが、鳥居をくぐって社へ向かうときには心が洗われるような気持ちになります。お参りを済ませたら、ぜひ絵馬を奉納してみてはいかがでしょうか。伏見稲荷神社の絵馬は全国でも珍しく、白狐の顔の形をしています。お土産には狐の形をした「きつねせんべい」が人気なので、旅行の記念やご利益のおすそ分けとしてお土産にすると喜ばれるでしょう。
輝く金箔貼りが美しい鹿苑寺
1397年に創建された鹿苑寺は、別名「金閣寺」の名称で知られているお寺です。元は室町幕府の将軍足利義満が、譲り受けた別荘を山荘北山殿として造り直したのが始まりとされています。この山荘は彼の死後、鹿苑寺としてお寺になります。金閣寺の名前の由来になったのが、鏡湖池の隣に立つ金箔貼りの楼閣です。宝形造りの三層の楼閣には、二層と三層部分に金箔が張り巡らされ豪奢な雰囲気をたたえています。また極楽浄土を表したという池泉回遊式庭園は国の特別史跡・特別名勝に指定されています。1950年には大きな火災に見舞われ大部分を消失しましたが、その後再建され現在に至っています。1994年には「古都京都の文化財」のひとつとして、ユネスコの世界文化遺産に登録されました。
自然を満喫できる嵐山
京都の西側に広がる嵐山は、桂川にかかる渡月橋エリアを中心に観光客に人気のスポットです。渡月橋の北側には嵯峨野の竹林が広がり、一歩足を踏み入れると心が静まる神秘的な光景が出迎えてくれます。小道を散策したり、人力車で歴史について教えてもらいながら観光したりと思い思いにゆっくりと時間を過ごすことができます。嵐山には歴史のあるお寺も多く、紅葉の名所である上寂光寺や世界遺産に登録されている天龍寺、弘法大師空海がお寺にしたと言われる大覚寺など見所が満載です。特に上寂光寺に建つ多宝塔からは、京都市内が一望できるため、時間があればぜひとも訪れてみたい場所です。嵐山では嵯峨野トロッコ列車に乗って少し足を伸ばしてみるのもいいでしょう。トロッコ列車はトロッコ嵯峨野駅とトロッコ亀岡駅を結ぶ観光列車で、自然豊かな山間を走る列車からは美しい風景を堪能することができます。また、保津峡付近ではラフティングや船に乗って景色を楽しむ「保津川下り」を体験することができます。
歴史や文化・自然が堪能できる京都を訪れよう!
京都は歴史ある古いものと新しいものが融合して街が形成されていて、世界中からもたくさんの観光客が訪れる場所です。日本人ならぜひとも知っておきたい歴史や文化を、身近に肌で感じることができる場所でしょう。特に春の新緑や秋の紅葉の時期には、多くの人が訪れて賑わっています。年間を通してお祭りやイベントも開催されているので、その時期に合わせて訪れるとまたいつもとは違った京都の表情を見ることができるかもしれません。
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