※最新の情報については、公共交通機関(各航空会社やJR)のWEBページ等でご確認くださいませ。
キューバを知ろう!「カリブ海の真珠」がたどった波乱の歴史とは?
キューバはアメリカ・フロリダの南に位置し、本島のほか1,600あまりの小島や岩礁からなるカリブ海最大の島。「カリブ海の真珠」とも称され、「老人と海」の作者で有名なヘミングウェイもこの海を愛して晩年をキューバで過ごしたと言われています。面積は日本の本州のおよそ半分、全長1,250キロと東西に細長い島国です。
コロンブスが到達以来スペイン領となり辛い歴史が始まります。植民地支配の砂糖とタバコのプランテーション経営のもとで先住民は減少し、アフリカから多くの黒人奴隷が導入されました。19世紀末に独立運動が活発化するとアメリカが介入、1902年に独立を達成しますが事実上のアメリカによる支配が続きます。
1959年、ついに親米バチスタ政権がカストロの指導する革命で倒され、ラテンアメリカ初の社会主義国が誕生しました。米ソ冷戦下の1962年にキューバ危機が起こり、ぎりぎりで戦争は回避されましたが、アメリカによる経済封鎖はその後も続きます。2015年、アメリカ大統領オバマの方針転換により国交を回復しました。
キューバの流行とは?ファッションにもキューバらしさが表れている!
複雑な歴史をたどり、今もなお社会主義国であるキューバの人々の現代の暮らしはどのようなものなのでしょう。
待ち行く人のファッションを観察すると、老若男女を問わず明るめの色、個性的な柄を取り入れたスタイルが目に止まるそう。燦々と照らす太陽と、美しいカリブ海の青に褐色の良い肌と色鮮やかなスタイルがとてもよく映えます。キューバと言えば社会主義国で、物資不足で、貧しい国で…と考えてしまいがちですが、そんなイメージをよそに、人々は日々の生活の中で歌い、踊り、楽しむことに全力を注いでいます。ファッションに関しても、ハイブランドの服やファストファッションのお店がなくても、手持ちのアイテムを如何にしてよく見せるか。物が無いならないなりに工夫して楽しもう!という姿勢があります。経済制裁による極端な物資不足を経験したキューバはリユース大国としても知られているのです。それは私たちの生活においても活かせることなのかもしれません。
キューバの国民性とは?歴史の中で完成した混ざりあうカルチャー
社会共和国としてのゆったりのんびりした感じと、ラテンアメリカのような明るく陽気な感じが印象的なキューバの国民性。このような気質は、4世紀にわたって支配されたスペインや、先住民がいなくなり奴隷として入ってきたアフリカから影響を受けていると言われています。また、植民地時代に交易の中心地として栄えたキューバは、各国の文化が交流する地でもありました。このようにキューバの文化や食文化は、様々な国の文化が混じりあっていることも特徴です。
さらにキューバ人の特性は、創造性があり情熱的で仲間と助け合おうとする心を持ちつつ、物事の側面をみて反抗もできること、と分析されています。国民性を知って、現地の人々積極的に触れあうのは旅の醍醐味ですね。
キューバで注意すべきマナーとは?旅を気持ちよく楽しもう!
キューバは社会主義国であり日本とはさまざまな違いがあるため、実際に旅行に出かける際はマナーや現地情報についても調べておきましょう。
世界的に人種差別が少ない国と言われ、治安も比較的良いと言えますが、社会主義国であるため特に政治に関することや革命を反対、批判するような言動は慎んだほうが良いでしょう。軍事施設は撮影禁止。麻薬は厳重に取り締まっていて、使用も持ち込みも所持も厳重に禁止されています。そのほかの場所でも撮影禁止のところがあるので気を付けましょう。
チップ客向けのレストランでは10~15%のサービス料がかかります。レストランでのライブ音楽ミュージシャンや荷物を運んでもらったホテルのベルボーイにはチップを渡しましょう。
今すぐ行ってキューバらしさを味わいたい!
“のんびりとした国民性に加えて豊かな自然とキューバ独自の文化が今も根強く残り、旅人を魅了するキューバ。キューバ政府が進めてきた観光業振興政策により、今後はますます経済的にも成長し観光業も軌道に乗ることでしょう。タイムスリップしたかのような風景を味わうには、早めにキューバを訪問したほうがよさそうです。
必要最低限、貴重品の管理さえしっかりとしていれば、安心して過ごせる国です。アクセスも、日本からメキシコのメキシコシティやカンクン、あるいはカナダのトロントからハバナへのフライトに乗り換えるのが一般的ですが、比較的スムーズなフライトでしょう。”
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