鳥取県というと、砂丘が有名ですね。鳥取砂丘は、日本海の海岸沿いにある砂地で、観光できる砂丘としては日本最大です。国の天然記念物や日本の地質百選に選ばれるなど、国内の観光スポットとしての評価も高くなっています。しかし、鳥取砂丘だけが鳥取県の観光スポットではありません。鳥取県の西部に位置する米子には、神社や温泉、お城などの観光地が複数あり、城下町の雰囲気を感じさせる街並みも観光には最適です。観光旅行の行き先を、米子にしようと考えている人もいるのではないでしょうか。そこで、米子へ行く際に利用することが多い米子空港の周辺は、どのようになっているのかをまとめてみました。
☆近隣駐車場の基本情報(営業時間や混雑状況,広さなど)
米子空港には、ターミナルビルの前にある空港内駐車場と近隣にあるP1、P2、P3の計4か所の駐車場があります。先に空港内駐車場を利用するのが基本ですが、満車の場合は3か所の近隣駐車場を利用します。駐車台数は、空港内駐車場だけで556台、そのうち障害者専用の駐車場が9台です。4か所合計すると約1300台にのぼるので、広さは申し分ありません。また、平面・自走タイプの駐車場なので、利用しやすいといえます。利用料金は、すべての駐車場で無料となっており、コストの心配は必要ありません。営業時間は場所によって異なります。空港内駐車場は5〜23時まで、P2とP3は6〜23時まで、P1は24時間営業です。長期間継続駐車ができるのもこの空港駐車場の特徴で、駐車してから6日間までであれば手続きの必要ありません。これに対し、1週間以上駐車する場合には、駐車場警備の担当会社への連絡が必要です。ただ、2週間以上の駐車は不可となります。米子空港の駐車場は土日祝日が混雑しますが、平日は空車であることが多いです。
☆近隣のレンタカー情報
米子空港では、ターミナルビルの1階にあるレンタカー案内所で利用手続きが可能となっています。入っているレンタカー会社は、ニッポンレンタカーやオリックスレンタカー、日産レンタカー、タイムズカーレンタル、トヨタレンタリースの5社です。どの会社も基本的に平日、土日祝日問わず営業しているので、利用において支障はないでしょう。ただ、年末年始など大型連休の際には、営業時間が変則的になる場合があるので注意が必要です。レンタカーを利用するには、レンタカー案内所で申込手続きをします。空港に到着する前に事前予約をしておくことも可能です。手続きを済ませたら、近隣にある各レンタカー会社の店舗まで足を運び、車の受け取り手続きをします。店員の人と一緒に車の状態を確認してから利用することが一般的です。利用後は、店舗に返却することになります。ただ、トヨタレンタリースなどは乗り捨て可能なので、車を受け取った店舗とは別の店舗での返却が可能です。
☆空港内・空港周辺のおすすめスポット
米子空港には、お土産などの買い物ができるお店が複数あります。ANA FESTAでは、名産品やご当地商品、BEE WINGには地元の食品やお酒などが備えられています。氷温食品ダイマツでは、直営店から新鮮な魚を手に入れられるのでおすすめです。また、飲食店では和食店とカフェがあります。和食店ではお酒を飲むことも可能で、宴会にも利用できます。米子空港でお酒を飲みながら、楽しいひと時を過ごしてみてはいかかでしょうか。カフェはイタリア風で、エスプレッソや自家製ドルチェを飲みながら、おしゃれな気分を味わえます。米子空港周辺にあるスポットのなかでは、縁結びの聖地として有名な八重垣神社と羽根を広げた千鳥を思わせるような屋根が特徴である松江城がおすすめです。また、女性であれば玉造温泉に行くのもいいでしょう。この温泉の泉質は、女性の肌を美しくしてくれる成分が含まれており、姫神の湯とも呼ばれています。国内旅行の定番ともいえる、観光地と温泉のある米子では、楽しいひと時を過ごせることでしょう。