北海道観光で小樽を訪れる際には、ぜひ小樽を代表する観光スポットである「小樽運河」にも訪れてみてはいかがでしょうか。今回はそんな「小樽運河」の観光スポットとしての見どころやアクセス方法についてご紹介します。
小樽運河とはどんなところ?
「小樽運河」は、北海道小樽市の小樽港にある運河です。小樽港は明治時代の開港以来、北海道開拓の玄関口として発展を続けていた場所で、小樽運河は日本でも珍しい「埋め立て式運河」として1923年(大正12年)に完成しました。そして終戦後、小樽運河は港に埠頭が整備されたことで運河としての役割を終えることになり、それからは一部の埋め立てや散策路・街園の整備が行われて「運河」から「観光地」へと生まれ変わっていきます。
現在の小樽運河は全長1,140m、幅は場所によって20~40mあり、運河沿いには倉庫などの歴史的建造物や夜になると点灯する63基のガス灯が並んでいます。
小樽運河は観光名所として以下のものに選定されています。
・都市景観100選
・人と自然が織りなす日本の風景百選
・美しい日本の歴史的風土100選
・美しい日本の歩きたくなるみち500選
・日本夜景遺産
その美しさから小樽でも人気の高い観光スポットとなっています。
アクセス方法
最寄り駅から
小樽運河の最寄り駅は、JR北海道函館本線「小樽駅」です。「小樽駅」からは港方面へ続く中央通りを10分ほど歩くと到着します。
JR札幌駅から
JR札幌駅からは電車、バスの2つの交通手段でJR小樽駅まで行くことができます。所要時間は電車の場合は最短約30分、バスの場合は約65分です。
新千歳空港から
新千歳空港からはJR「快速エアポート」の一部の便が小樽駅まで直通しています。小樽駅までの所要時間は最短で約75分です。
車(レンタカー)をご利用の場合
小樽運河の周辺には10前後の有料駐車場があります。土・日・祝日などは混雑が予想されるので、車で小樽運河に行く場合は注意しましょう。
小樽運河の見どころ
歴史的建造物
小樽運河沿いには運河の完成当時から残されている石造り・コンクリート造りの多くの歴史的建造物があります。フェンスは市の木であるシラカンバをモチーフにしており、運河沿いには歴史を感じさせるモニュメントが3体設置されています。これらの歴史的建造物では外観はそのままに、レストランやカフェ、雑貨店などが営業しています。
ガス灯
運河沿いの散策路には63基のガス灯が設置されており、夕暮れになるとノスタルジックな雰囲気が漂う建物群をガス灯の光が輝かせます。ライトアップの時間は季節や場所によって変わるので、詳しい時間については小樽市のホームページを確認しましょう。ライトアップされた光景は昼とは趣の異なる美しさがあり、SNS映えのする写真を撮ることができます。
6つの橋
小樽運河には「北浜橋」「竜宮橋」「中央橋」「浅草橋」「旭橋」「月見橋」の合計6つの橋が架けられています。なかでも南端にある「浅草橋」の街園は、写真撮影スポットとして観光客から人気を集めています。
小樽運河クルーズ
小樽運河では、中央橋を発着点に運河内を約40分かけて巡る「小樽運河クルーズ」が運航しており、船頭の解説を聞きながら運河を水の上から楽しむことができます。歴史的建造物などをはっきりと見たい方には日没前に出発するデイクルーズ、ロマンチックな雰囲気を楽しみたい方には日没後に出発するナイトクルーズがおすすめです。
イベント
小樽運河は、毎年2月に小樽市で開催されているロウソクによるライトアップを中心としたイベント「小樽雪あかりの路」のメイン会場としても使われています。2018年の開催日程は2月9日(金)から18日(日)までなので、イベント日に合わせて小樽に出かけてみてはいかがでしょうか。
さいごに
今回は北海道を代表する観光スポットのひとつである小樽運河について紹介しました。小樽運河は景色、グルメ、お土産、クルージングなどさまざまな楽しみ方ができる場所です。小樽を訪れた際には立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
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