とっとり花回廊は、別名「伯耆富士」と呼ばれる自然豊かな霊峰・大山(だいせん)から車で20分のところにあります。国内最大級の規模を誇り、大山を臨みながら鮮やかな花畑の中を散策することができます。今回は、とっとり花回廊の見どころをご紹介します。
とっとり花回廊ってどんなところ?
とっとり花回廊は、大山から西に広がる日本最大級のフラワーパークです。町の喧騒から離れ、大山を背景に美しい花々が広がります。一年中楽しめる温室や展示室、屋根つきの展望回廊なども備えられており、天候に恵まれない場合も十分に楽しむことができます。園内の勾配は緩く設計されており、お年寄りの方や車いすの方でも周りやすい配慮がなされていることも魅力です。また、日本に自生する野生のユリ15品種全てが展示されている日本唯一の施設としても知られています。
アクセス
JR米子駅から無料のシャトルバスが運行しています。移動時間は駅から約25分です。無料シャトルバスは米子空港への航空機到着時刻より約10分後に出発しています。
とっとり花回廊の見どころ
大山をバックに臨む四季折々の花畑
園内東にある「ゆりの館」のすぐ近くにある「花の丘」では、四季折々の花畑が大山をバックに広がっています。標高1,729メートルの大山の雄大さを間近に臨むロケーションの中、1万平方メートルにも渡り可憐に咲き乱れる花々の様子は自然の美しさを感じさせてくれることでしょう。
春にはビオラやポピーの春らしいやわらかさが広がり、夏にはルドベキアやブルーサルビアといった鮮やかさと冷涼さを持つ花々が、そして秋にはサルビアが咲き誇ります。
多種多様の庭園
とっとり花回廊には、さまざまな種類の庭園が園内中央にあるフラワードームを囲むようにあります。シンメトリーに配置された「ヨーロピアンガーデン」では約140品種、約500株ものバラやチューリップ、ビンカ、ベゴニアなど、彩りも鮮やかな花々が美しく配置されています。さらに庭園内にあるステージでは不定期にコンサートなどが開催されています。
とっとり花回廊はオランダの花の楽園「キューケンホフ公園」とも交流があり、園内にある「花の谷」ではオランダ風の花壇が見られます。
「霧の庭園」は、中央から霧状の噴水が吹き出す清涼感あふれる庭園となっており、夏の散策にぴったりです。他に「ハーブガーデン」や「水上花壇」、「グレイスガーデン」などテーマに沿った庭園が多く設置されており、飽きることがありません。
幻想的なイルミネーション
夜間庭園のイルミネーションは、浅草寺や大阪城、レインボーブリッジなど数多くのライトアップデザインを手がけた石井幹子氏がデザインしており、イルミネーションのやわらかな光で花の魅力を引き出しています。落ち着いた雰囲気の夜の庭園をしっとりと散策すると、昼とは異なる趣のある一面を体験できることでしょう。
夜間営業は初夏、夏、冬の時期に行われていますが、期間限定のため詳しい日程は公式サイトのイベントカレンダーを確認しましょう。
ショップやレストランが充実!
園芸ショップにはもちろん特産品も
園内にはおみやげショップが点在しています。フラワードーム内にある「華工房ブーケ」ではお花の販売はもちろん、押し花体験も実施しており、マグネットやコースターなど世界に1つだけの押し花作品をおみやげにすることができます。また、「特産センター野の花」ではとっとり花回廊のある南部町、伯耆町の特産品が購入できます。
軽食はもちろんお酒も楽しめる
とっとり花回廊ではソフトクリームから軽食、お酒までを楽しめます。「レストラン花かいろう」では南部町産恩田さくら和牛のカレーや鳥取県産「大地のハーブ鶏」の唐揚げやカレーなどの特産メニューが楽しめます。特産センター野の花内でも、朝どれ野菜を使い特産に拘ったカレーが食べられます。
フラワードーム内にあるソフトクリーム売店では、鳥取県特産の梨を使った梨果汁たっぷりのソフトクリームを販売しています。また、北館4階のビアカフェ大山では園内を見ながらビールが楽しめます。大山山麓の水で作られた「大山Gビール」や鳥取県ご当地ビールも味わえます。
さいごに
とっとり花回廊では、自然を満喫できるのはもちろん、イルミネーションやショッピング、グルメも楽しめます。鳥取県へ旅行しに出かけた際は、とっとり花回廊へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
東京からの鳥取空港・米子空港へのアクセスについては、下記の記事をご覧ください。羽田から鳥取空港へは飛行機で約1時間15分、早めに予約すれば10,000円以下で予約できます。
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