国際線のフライトでは自分の席で映画を観たり、音楽を聴いたりして何時間も過ごします。そんななかで提供される機内食は空の旅の楽しみの1つです。今回は国際線の機内食の提供の有無や時間、回数などについてご紹介します。
国際線で機内食は食べられる?時間は?
長時間機内で過ごす国際線では、機内食が提供されるのが一般的です。LCCなどの一部の航空会社は有料ですが、ほとんどの航空会社では運賃に機内食料金が含まれているため無料で食べられます。配膳される時間は航空会社や路線、離陸時間によって異なります。JALの場合、配膳される時間は離陸してから約1時間後です。深夜出発便では到着約2時間半前を目安に朝食が提供されます。
国際線の機内食の回数は?
機内食が提供される回数はフライト時間の長さによって異なります。北京、香港、バンコク、シンガポールなどの近距離路線では機内食が最低でも1回分用意されており、目的地によっては到着前にサンドウィッチなどの軽めの食事が提供されます。アメリカやヨーロッパへの長距離路線では機内食はおおむね2回あり、間食としてマフィンなどの軽食が提供される路線もあります。
機内食の量に満足できない場合、状況によってはおかわりが可能です。機内には決められた分の機内食しか用意されていないため、これは残っている時のみのサービスです。無理を承知で客室乗務員にお願いしてみましょう。
国際線の機内食メニューは?
機内食のメニューは肉料理や魚料理、和食や洋食など2~3種類の中から選択できます。メニュー内容はクラスや路線、季節によって異なり、各航空会社では名店とのコラボメニューといったこだわりの機内食が用意されています。エコノミークラスではプラスチック容器に入った料理を一食分トレイにのせて提供されますが、ビジネスクラスでは陶器のお皿に盛り付けされた華やかな料理がコース仕立てて提供されることもあります。また、各航空会社ではベジタリアン、ビーガン、グルテンフリー対応メニュー、糖尿病対応ミールなどの健康メニュー、各宗教に対応したメニューなど特別機内食も用意しています(要事前予約)。
ドリンクはクラスに関わらずアルコールドリンク、ソフトドリンクが無料で楽しめます。ビール、ワイン、日本酒、ミネラルウォーター、コーヒー、フルーツジュースなどバラエティー豊かに揃っており、路線によってはスープ、スナック菓子などが食べられます。ビジネスクラスではエコノミーでは扱っていない高級ワインやシャンパンなどが用意されています。お酒のおつまみに最適な一品料理やラーメンなどの軽食、デザートまで揃い、好きな時間に食べられます。
さいごに
国際線フライトの醍醐味である機内食は、ほとんどの航空会社、路線で楽しめます。運賃クラスや目的地までの距離、出発時刻によって提供のタイミング、内容が異なります。睡眠時間を考慮のうえ、搭乗前に食事をすべきか検討することをおすすめします。
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